カフェやイベントスペースも!12月1日(火)、神宮前に注目のアートギャラリーが登場
2015年11月30日(月)22:00コメント 069

アートが苦手、という女子にこそおすすめしたい施設が、神宮前に誕生するみたい。それが、2015年12月1日(火)、軽井沢にある「セゾン現代美術館」が新たな活動の一環として設立する「SEZON ART GALLERY(セゾン アート ギャラリー)」。アートが飾られるだけではなく、カフェも併設しているというから、気軽に利用できそう。
「コンセプトは“芸術の日常性”で、作品の展示や販売、イベントなど、3フロアを使い分けて、さまざまな取り組みを行います。アートに触れ合う場所として、ぜひ気軽にご利用ください」と話す広報担当者に、詳細を教えてもらった。
1階はアート作品を展示・販売するギャラリーと、アーティストの制作風景を公開するアトリエに。オープニングの12月1日(火)から12月27日(金)までは、アーティスト、森勉氏の「BEN MORI展『FORBIDDEN FOREST(フォービドゥン フォレスト)』」を開催。会期中、海外のアトリエに一時滞在する時以外は、主にこちらのアトリエで制作活動するというから、その様子も覗くことができる。

森氏は世界的デザイナー森英恵氏の孫でもあり、自身のファッション・ブランド「White Raven(ホワイト レーベン)」も展開するなど、マルチに活躍するアーティスト。その作品は複数の技法を使ってコラージュした絵画で、実体験からくる感動や驚きを生き物の中に投影したものが多いとか。
「森氏の作品には、見る人の心をどこかピュアな気持ちにさせてくれる魅力があります」(同)
また、2016年1月8日(金)から29日(金)の期間は、ニューヨークやパリで活動する、笹田靖人氏の個展を開催する。笹田氏は「YOHJI YAMAMOTO(ヨウジヤマモト)」2014-15年秋冬コレクションにコラボレーションした新進気鋭の現代アーティストとして知られるというから、高感度の女子は気になるはず。

地下1階には、アート鑑賞しながら飲食ができる「カフェ・ダイニングバー367°」が登場。ここには、「セゾン現代美術館」の珠玉のコレクションやギャラリー所属のアーティストの作品など、コンテンポラリーアートが展示される。カフェだけの利用もできるので、ぶらりと立ち寄って、気軽にアートな空間を楽しんで。
「フードのコンセプトは、“日本の四季にあわせた旬の味を楽しむ”。和食の技法を使いつつ、モダンなエッセンスを加えたメニュー構成になります。土鍋で炊くご飯や手鞠寿司など、"和"のおいしさを伝える料理を提供します」(同)

地下2階には120平方メートルほどの広さのギャラリーがある。こちらのスペースでは企画展のほか、イベントも行う予定で、例えば、12月20日(日)から12月22日(火)の3日間、19時から22時までは、「セゾンムービーコレクション Vol.01」と題し、ショートフィルム(約1時間~1時間半)を上映する。
「2041年の西日本を舞台にした映画『SLUM-POLIS(スラムポリス)』で話題となった映画監督・二宮健氏の監修のもと、注目の若手映画監督7人の作品を上映します」(同)
話題作を手がけた監督だけに、どんなイベントになるのかかなり楽しみ。上映後は監督のトークショーもあり、22時からの「カフェ・ダイニングバー367°」での懇親会では、自由に監督と話すことができる(ムービーチャージ1000円+ワンドリンク制、懇親会3000円・食事付き&フリードリンク)。
2016年2月頃には、生き生きとした色彩と伸びやかで動きのある筆のタッチが印象的な画家、門田光雅氏の個展、そのほか国内外の第一線で活躍するアーティストの企画展なども開催する予定というから目が離せない。アートと聞くとちょっと敷居が高くて・・・という女子も、まずはカフェ利用から気軽にアートに触れてみて。