脱線に次ぐ脱線・・・とりとめのない女性同士の会話を上手に仕切る決めゼリフはこれ!
2015年3月31日(火)00:00コメント 075

女性の脳と男性の脳は違うとよく言われるけれど、特にその差を実感するのが“会話の進め方”。男性はひとつの話題に集中して論理的に議論を進める傾向があるのに対し、女性はいろんな話題に脱線したり、論理性よりも感情を重視して話を進める傾向があるみたい。
プライベートのおしゃべりなら脱線するのもいいけれど、職場での会議などで話が脱線したり論理性に欠いたりしてしまうのは問題かも・・・?
「女性は“思ったことを全部相手に伝えたい”と感じる傾向があるため、頭に浮かんだことをどんどん口にしてしまうことが多いのです。そのため話が脱線しやすいのですが、それ自体は決して悪いことではありません」
こう話すのは、人材育成やスキルアップのセミナー講師などで活躍する新井淳子さん。男性の論理的な話し方に女性が無理に合わせる必要はないそう。脱線しながらも言いたいことを全部言い合い、時間をかけて結論を導く女性ならではの議論の方法もそれはそれで有効なのだとか。
とはいえ、限られた時間の中で結論を出したい場合は、脱線はほどほどにしたいもの。そんなときはどうやって会話を軌道修正すればいい?
「頭ごなしに『話を本題に戻しましょう』と言うよりも、『今までの話は要するに~』とか、『ここまでの話をまとめると~』といった言葉を入れて話をまとめ、さりげなく本題へと話題を振りましょう。そうすると、盛り上がっている議論に水をさすことなく、軌道修正ができます。『あれ、今なんの話をしてたんだっけ?』といったカジュアルな言葉で、やんわりと軌道修正を促すのもいいですね」(同)
また、時間の区切りを提示すると自然と脱線話がなくなって、議論が結論へと向かいやすくなるのだそう。
「女性は本来協調性が高いので、『そろそろ時間がなくなってきたかも』や『●時までに結論を出さないと』など、時間の区切りを意識させる言葉を入れると、早く結論を出すために協力しようというムードにさっと切り替わります」(同)
感情重視で展開する女性の会話では、柔軟な発想から思わぬアイデアが生まれることも多いもの。だからこそ、ほどほどに脱線しながらほどほどの時間に結論へとたどり着けるように会話を導くことができれば、議論のまとめ役として評価されるはず。女性同士のとりとめのない会話が続くときは、こうした方法で上手に仕切ってみて。