なかなか落ちない!シャツの皮脂汚れ・デニムの泥はねを落とす
2015年7月8日(水)00:00コメント 106

白シャツ&デニムは今夏の流行アイテム。でも、梅雨の時期は、デニムの裾に泥はねが付いてしまう不幸な事故も。また、持っている白いシャツは、衿ぐりや袖口に黒色の皮脂汚れがあって・・・なんでズボラ女子もいるのでは? そこで、クリーニング師で洗濯アドバイザーの中村祐一さんに、白シャツ&デニムを上手に洗う方法を聞いた。
「汚れは時間が経つと落ちにくくなります。コツをつかめば簡単に落ちるので、試してみてください」(同)
<シャツの皮脂汚れを落とすには、洗濯ブラシでこするのがいちばん!>
必要なアイテム:洗濯用固形石けん(手洗い用の石けんでも代用も可)、洗濯ブラシ
(1)皮脂汚れが浮きやすい40℃のぬるま湯を用意する。
(2)汚れが目立つ衿ぐりや袖口部分をぬるま湯につけて、湿らせる。
(3)衿ぐりと袖口に洗濯用固形石けんをつけてすり込む。
(4)洗濯ブラシをぬるま湯でぬらし、衿ぐりや袖口の汚れている部分に当て、細かく動かしてこする。
(5)汚れが落ちたらぬるま湯につけてすすぎ、そのあと丸洗いをする。
<泥をかきだしやすい歯ブラシで、デニムについた泥はねを落とす>
必要なアイテム:洗濯用固形石けん(手洗い用の石けんでも代用も可)、歯ブラシ
雨などでついた泥はねを、水で洗って落とそうとしていない? でも、泥の粒子が繊維の奥に入ってしまうと汚れが落ちにくくなるので、濡らすのは危険なのだそう。
「ひとまずは泥を払って乾かしてから、正しいテクニックで洗いましょう」(同)
(1)泥が乾燥している状態で、乾いた歯ブラシを使って泥をかきだす。泥が湿っている場合は、一度ドライヤーで熱を当てて乾かして。
(2)40℃のぬるま湯に洗濯用の固形石けんをつけ、泥が付いていた場所にすり込む。
(3)歯ブラシの汚れを落とし、ぬるま湯でぬらす。
(4)ブラシ部分をデニムの石けんを付けた部分に当て、細かく動かして汚れをとり除く。
(5)きれいになったら、汚れがあった部分をぬるま湯につけてすすぎ、そのあとで丸洗いする。
また、白シャツは着る前に、汚れやすい衿ぐりや袖口などの肌に触れる部分にベビーパウダーをはたくと、生地がガードされるため、皮脂汚れを防ぐことができるそう。いつでもきれいな状態で着こなせるように、正しいお手入れを身に付けて。