和の歳時記★未年生まれの人ってどんな人? 相性までわかる干支のまめ知識
2015年1月2日(金)10:00コメント 088
2015年は未年。干支にはそれぞれを象徴する動物がいて、その干支に生まれた人の性格にも干支ならではの特徴が現れるとか。そんな干支にまつわる言い伝えを知って、もっと暮らしを楽しんでみない? きっと心豊かな自分に出会える!
未年の羊は平和の象徴
未年は動物にあてはめると羊。羊というのは、群れをなして行動するため、家族の安泰や平和を象徴する縁起物とされている。
未年生まれは温厚で貯蓄上手
羊といえば、暖かくて温厚なイメージ。未年生まれの人はまさにその通りで、穏やかで優しく争いを好まないため、誰からも好かれ、人付き合いも上手。一方で優しい性格があだとなり、頼まれるとイヤと言えなかったり、八方美人になりがちなので注意を。また、その堅実な性格から浪費が少なく、貯蓄が上手だと言われている。未年生まれの女子は結婚したら、幸せな家庭を築くことができそう!
干支が正反対の「向かい干支」の人とは相性がいい?
向かい干支とは、十二支を円にして並べたとき、自分の干支の向かい側にくる干支のこと。例えば、未の向かい干支は丑となり、自分の干支から6つめが向かい干支となる。向かい干支は自分の干支と正反対の性質を持っているため、自分にはないパワーを与えてくれる“守り干支”と呼ばれている。
そのため、江戸時代には、向かい干支を大切にすると幸福が訪れると言われ、縁起のいいラッキーアイテムとされてきたり、子供の七五三の着物に向かい干支の刺繍をあしらい、幸せを願うという風習もあったそう。
また、人間関係にも同じことが言え、向かい干支の人は自分と正反対の気質を持っているため、お互いに足りないものを補い合うことができ、相性がいいとされている。
こうやって取り入れよう!
幸運を呼ぶ干支グッズをそばに置こう
その年の干支は、その年の幸運を運ぶとも言われているので、部屋やオフィスに干支グッズを飾るのは縁起がいい。年末年始は、干支にちなんだグッズがあちこちで売られる時期。初詣に行ったときに干支グッズを買うのもよし、羊のキャラクターもののぬいぐるみやカレンダーでもよし。グッズを置くのに抵抗のある人は、携帯電話の待ち受け画面を羊関連にするだけでも運気が上がるかも!
お話を伺った方/三浦康子さん