隠れたロングセラーや、実は社員に人気・・・。“中の人”だからこそ知る、秘密や魅力を編集部がインタビューしていく「おしごとストーリー」。今回お話を伺うのは、企業に代わって社宅の管理業務を行うスターツコーポレートサービス株式会社の三上侑希子さん、鈴木愛海さん。普段はなかなか知ることができない「社宅代行」サービスの裏側について迫ります。
不動産のプロだからこそできる、きめ細やかなサポート
「社宅代行」とは、企業に代わって賃貸物件探しから契約・管理・解約、さらには家賃の精算や入退去手続きまでをまるごと担うサービスのこと。細かい手続きなども多く、入社や退職、転勤のたびに、企業の人事総務部がすべての業務を行っていたら大変な負担に! そこで、スターツコーポレートサービス(以下、SCS)では、企業ごとに担当チームを編成し、それぞれに合わせたサポートを行っている。
「ひと言で『社宅代行』といっても仕事の内容は幅広く、本当にさまざまです。そのため、それぞれの分野で専門的な知識を持つメンバーでチームをつくり、連携しながら進めています」(三上さん)
三上さんは、各企業の担当者が、社宅への入退去手続きや手配申請、承認フローまで、ペーパーレスで効率よく進められるよう、システム運用管理を担当する。
一方、実際に社宅に住む人へ、物件案内や入居までの事務手続きをサポートするのが鈴木さんの役割。「例えばある企業で10名が異動される場合、10社の不動産業者とのやりとりが発生します。また、役職によって社内規定で定められている家賃の上限などが変わることも。そのため、細やかなやりとりが欠かせません」
2016年の入社以来、社宅事業部に配属され、主に新規契約の業務に携わる。現在はチームリーダーとして部下を支える立場に
転勤や引越しに伴う大変さを少しでも軽減したい
転勤が決まるタイミングや、辞令から転勤までの期間は企業によってそれぞれ違うもの。「物件が決まってから入居までには、手続きに10日から2週間かかるので、急ぎの場合はどんどん先手を打って手続きを進めなければなりません。さらに、ご家族がいれば、子育てに適した住環境や、学校が近くにあるかどうかなども大切ですよね。短いスパンの中でご希望に合った物件を探し、無事に契約手続きができた瞬間は達成感があります」(鈴木さん)
実は鈴木さん自身も、転勤族だったお父さんの姿を見て育ったという経験の持ち主。だからこそ「その大変さを少しでも軽くすることができれば」という思いが原動力になっている。
三上さんの所属するグループでは、全国的な家賃上昇を踏まえ、エリアごとの相場をデータ化。状況に応じて家賃上限の緩和など、社内規定の見直しを提案することもあるという。「住環境に対する不満は、企業に対する不満にもつながります。社宅は福利厚生のひとつ。だからこそ、気持ちよく暮らす環境を整えるお手伝いができたら嬉しいですね」(三上さん)
チームメンバーが安心して働けるよう、社内環境も整備
多様なメンバーで企業を支えるには、社内での細やかなコミュニケーションも欠かせない。
「繁忙期にはチームメンバーの一人ひとりが複数の企業を担当するため、どうしてもストレスやプレッシャーを抱えやすくなります。だからこそ、部下が安心して働けるように気を配り、同じ目標に向かって前向きに取り組める体制づくりを心がけています」と鈴木さん。
「私たちにとって、一人ひとりの人材は大切な財産。幸いなことに、若くて優秀なスタッフが多く揃っているので、『ここで長く働きたい』と思ってもらえるような会社にしていきたいです」と三上さんも続ける。
身近な先輩や同僚にたくさん助けられた経験があるからこそ「後輩や部下には『ひとりで頑張らなくてもいい』と伝えたいし、頼ってもらえる存在になりたい」と語るふたり。その想いが、チームワークを良くし、結果として社宅代行サービスを利用する企業の支える力にもつながっている。

スターツコーポレートサービス
社宅代行をはじめ、賃貸物件の運営管理やオフィス移転、建築・リノベーションなど、企業の不動産関連業務を幅広くサポート。福利厚生や人材育成など多様なニーズに応えるサービスを展開し、企業の成長と社員の働きやすさを支えている。
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PHOTO/MANABU SANO WRITING/MINORI KASAI






