アウトドアパーティ集団KIPPISが伝授!その土地ならではの味覚を楽しむ“地産地消BBQ”_今日もバーベキュー日和03

アウトドアパーティ集団KIPPISが伝授!その土地ならではの味覚を楽しむ“地産地消BBQ”_今日もバーベキュー日和03

いつもとひと味違うバーベキューを楽しみたい! そんな人におすすめなのが、訪れた先の地元食材をふんだんに取り入れる“地産地消BBQ”。日ごろから「その土地でしか味わえない新鮮な食材」との出会いを大切にしているという、アウトドアパーティ集団「KIPPIS」のBBQに密着!

更新日:2019/04/02

食材との出会いを楽しみ、ひらめきを大切に調理する!それが“地産地消BBQ”の極意

気軽に楽しむ外ごはんの魅力を発信する4人組ユニット「KIPPIS(キッピス)」。この日は、主宰の猪俣慎吾さんと、フードスタイリストの小澤かおりさんの2人が、千葉県香取市の農園リゾート「ザ・ファーム」を訪れて“地産地消BBQ”を実施することに。

国内外でこれまで数多くのアウトドアパーティを開いてきたKIPPISは、ふだんから訪れた土地で出会う食材を積極的に料理に取り入れているそう。「地元の市場や漁港を歩くと、都内には出回らない珍しい食材や、とびきり新鮮な旬の食材が手に入るんです」と猪俣さん。以前、九十九里にキャンプに出かけたときは、偶然通りかかった市場でイワシの稚魚を購入。「指でさばいて、そのまま醤油をつけて食べたら、あまりのおいしさにびっくり。会話も盛り上がるし、みんなの記憶にも刻まれますよね」(猪俣さん)

地元食材を使いながら、メニューをオリジナルにアレンジして楽しむのも“地産地消BBQ”の醍醐味。「アヒージョやリゾット、パスタは、材料を臨機応変にアレンジしやすくておすすめです。『これを入れたらおいしいかも!』というひらめきを大切に、アウトドアならではの開放的な気分で、みんなでわいわいと料理を楽しんでください」(小澤さん)

KIPPISの“地産地消BBQ”に潜入して当日の模様をレポート

AM9:00【買い出し】
朝採れたばかりの新鮮な野菜を購入

バーベキュー場に向かう途中にある「道の駅 多古 あじさい館」へ。近隣農家で朝採れたばかりの季節の野菜やフルーツなどがずらりと並ぶ。葉付きのみずみずしいニンジンや、ジャガイモ、ウィンナー、イチゴなどを購入。「売場に並ぶ野菜を見てメニューがひらめくこともあります。アイデアを膨らませていろんな料理にチャレンジできるのも、アウトドアの楽しさですね」(小澤さん)

さらに、「ザ・ファーム」に到着後、施設内の貸農園で新鮮な地元産野菜12種類を調達。この日は、トマト、インゲン、小松菜、ケール、ルッコラ、ゴボウなど。見るからにフレッシュでみずみずしい野菜を前に、BBQへのわくわく感もアップ!

AM10:30【設営】
テントを張り、炭を準備

キャンプが楽しめる農園リゾート「ザ・ファーム」に到着。
早速、慣れた手つきで手際よくタープテントを張るKIPPISのふたり。設営で大切なのは、「完璧にやろうと考えないこと」と猪俣さん。「キャンプやバーベキューはそもそも遊びなので、生真面目にする必要はまったくないんです。完璧をめざしてしまうと、仲間内でもめる原因に。アウトドアの本質は、気の合う人たちと楽しい時間を過ごすこと。肩の力を抜いて気楽に構えるのがいちばんです」(猪俣さん)

タープを張り終えたら、BBQに使用する炭を加熱しよう。手分けして椅子やテーブルも準備し、調理用のスペースを整えて。

AM11:00【調理】
アイデアを出し合い、みんなで楽しく調理

先ほど入手した地元食材で、臨機応変にレシピをアレンジしながら調理する。「アヒージョにゴボウを入れてみようか」「葉野菜でサラダも作ろう!」と、みんなでアイデアを出し合いながら調理をするのも、“地産地消BBQ”ならではの楽しさ。

ウィンナーは串に刺し、らせん状に切れ目を入れてから炭火の上へ。ちょっとしたひと手間で料理がおしゃれに仕上がり、食事のひとときがさらに楽しくなる。

これまでアウトドアというと「男の料理」というイメージが強かったのに対して、KIPPISがめざすのは、性別に関係なく、みんなで作ってみんなで楽しむ新しい外ごはんの文化を日本に広めること。「“アウトドア料理”を作るのではなく、日ごろ食べている定番メニューをアウトドアで気軽に楽しもうというのがKIPPISの考え方。身構えず、楽な気持ちで外ごはんを楽しんでほしいですね」(猪俣さん)

PM12:00【食事スタート】
熱々のできたてを味わいながら、土地の味覚を堪能!

ユニット名の由来であり、フィンランド語で“乾杯”を意味する「KIPPIS(キッピス)!」を掛け声に、みんなでサングリアのグラスを合わせて乾杯。KIPPISが愛用するバーベキューテーブルは、卓上のグリルで調理をしながら食事ができるので、「焼く係」を決める必要がなく、全員で和気あいあいと時間を共有できる。

この日の“地産地消BBQ”の主役は何といっても、地元で採れた季節の新鮮な野菜たち。地場野菜ならではの濃い風味や甘みを堪能しながらの食事は、会話もいっそう弾み、心に刻まれる一日に。「根菜ってアヒージョに合う!」「この野菜、初めて食べた」など、新しい出合いや発見がたくさんあるのも、“地産地消BBQ”の魅力。

“地産地消BBQ”を満喫するための3つのアイデア

日ごろから「その土地でしか味わえない新鮮な食材」との出会いを大切にしているという、アウトドアパーティ集団「KIPPIS」。そこで、主宰の猪俣慎吾さんと、フードスタイリストの小澤かおりさんのお2人から“地産地消BBQ”をさらに満喫するためのアイデアを教えてもらいました。

SNS映え効果満点!おしゃれBBQをかなえる4つのポイント

せっかくみんなで集まってバーベキューをするなら、たくさん写真を撮りたくなるバーベキューがしたい! SNS映えもバッチリな、おしゃれBBQをかなえる4つのポイントを、アウトドアパーティ集団KIPPISに聞きました。テーブルセッティングや食器のチョイスなど、手軽に実践できるポイントを伝授してもらったので、ぜひチェックしてみて。

今回取材にご協力いただいた方_KIPPISさん

マネージャー兼アウトドアコーディネーターの猪俣慎吾さん(左)、フードスタイリストの小澤かおりさん(右)と、野田亜沙美さん、加納陽さんの計4名で2014年に結成。アウトドアパーティや新たなキャンプシーンの提案を通して、海外の外ごはんの文化を日本に浸透させる活動に取り組む。「KIPPIS(キッピス)」は、フィンランド語で“乾杯”の意味。

ホームページ
KIPPIS HP

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PHTO/KAZUHITO MIURA WRITING/AYA ITO

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