肌の透明感を左右する!ベイビースキンになれるクレンジング
2015年9月20日(日)00:00コメント 130

9月といっても、まだまだ紫外線は強い時季。引き続き日焼け止めをしっかり使っているという人も少なくないのでは?
「日焼け止めを多めに塗っているこの時期にクレンジングがしっかりできていないと、とりきれなかった日焼け止めやメイクが残り、色素沈着を起こしてシミやくすみの原因になります」と話すのは、セルフエステ技術を広めている出口アヤさん。
日焼け止めやメイクをきれいにとるには、汚れをしっかり落とすタイプのクレンジング剤が適している。けれども、その一方でこれによって必要な皮脂や水分まで奪い、乾燥肌を招いてしまうとか。
「とはいえ、肌に負担をかけないミルクやジェルタイプのクレンジング剤には、汚れが残りやすいものも少なくありません。そこでおすすめなのが数種類のクレンジング剤を使い分ける方法です」(同)
出口さんによると、アイラインや口紅など汚れが落ちにくい部分には、オイルタイプやアイメイクリムーバーなどのポイントメイク落とし専用のクレンジング剤を使い、それ以外の顔全体には肌へのなじみがよく、刺激の少ないミルクやジェルタイプのものを使うのがよいそう。すると肌に必要な皮脂や水分は残しつつ、汚れをしっかり洗い流すことができる。
「さらに、分量にも注意しましょう。顔全体に使う場合、ケチらずに500円玉ほどの量をたっぷり使うこと。量が少ないと肌への摩擦が強くなって、肌の最表面にある角層を傷つける可能性があります」(同)
そうなると、肌の角層の水分量が減り、シワやシミの原因となることに。洗うときは人差し指、中指、薬指の3本の指の腹を使ってクルクルとらせんを描きながら、メイク汚れを浮かせていくと、肌に負担をかけずに汚れを落とせる。
「洗い流すときには、皮脂が溶け出す32℃くらいのぬるま湯がベストです。このくらいの温度だと、余計な皮脂は洗い流しつつ、必要な皮脂を残すことができます。ただし皮脂が過剰に分泌されている脂性肌の人は、少し熱めの32~36℃くらいのお湯で皮脂をしっかりとり除くのがおすすめです。一方乾燥肌の人は26~28℃の冷ためのお湯で皮脂を残すと効果的です。最後に、よく泡立てた洗顔料で、皮脂や汗、ホコリなどの汚れを洗い流すのを忘れずに」(同)
やり方ひとつで肌に透明感をもたらすか、ダメージを与えるかを左右するクレンジング。毎日行うものだけにその影響は大きいので、これを機にやり方を見直そう。