“干しシイタケ理論”でうるうるふっくら肌に!美肌の決め手となる秋の乾燥対策
2015年9月27日(日)00:00コメント 114

秋は湿度が徐々に低くなり、乾燥が気になる季節。すでに肌がカサカサしてきたという人もいるのでは? 本格的な乾燥が始まる冬に備えて、対策をしておきたいところだけど・・・。「乾燥は、肌トラブルのすべての原因といっても過言ではありません」と話すのは、セルフエステ技術を広めている出口アヤさん。
肌が乾燥していると、シワやくすみなどができやすくなって、老化が進むだけではなく、皮膚の水分を保持している角層のバリア機能が弱まってしまうとか。そうすると、さらに水分が失われやすくなってしまい、肌がカサカサになるそう。
「角層のバリア機能は外部から異物が侵入するのを防ぐ役割もあるため、機能が弱まると細菌やウイルスに感染しやすい状態になってしまいます」(同)
そうなると、紫外線やほこりなど外部からの刺激に反応し、かゆみも感じやすくなる。結果、化粧品などにも反応しやすい敏感肌になることも。では肌トラブルのもととなる乾燥を防ぐにはどうすればいい?
「油分が中心の乳液やクリームで乾燥を防ぐというのは、実は間違い。乾燥して干からびた状態の干しシイタケをふっくらとした状態にするには、油分ではなく水分を十分に含ませますよね。それと同じように、乾燥で悩む人の肌には、たっぷりの水分を含ませることが効果的なので、水分が中心の化粧水をいかに肌に浸透させるかが大切なのです」(同)
乾燥した肌に化粧水を浸透させるためには、多めの化粧水を肌全体に一気につけるのではなく、100円玉大くらいの分量を5、6回付けるのがポイント。また、バリア機能が弱っている肌にコットンを使用すると、繊維が肌を傷つけてしまうこともあるので、これにも注意。
「乾燥している肌は水分を吸収する力が弱まっているので、一度にたくさんの量をつけても浸透しにくいもの。肌に水分を吸い込ませるように手のひらで顔を包み込み、パシャパシャと軽くパッティングしながら、もうこれ以上水分が入っていかないと感じるくらいまで、繰り返し付けましょう」(同)
また、化粧水を付けたあとは、油分を含んだ乳液やクリームを塗ると、油が水分の蒸発を防いでくれるのだそう。乾燥を放置したま冬に突入すると、肌の老化やトラブルは加速度的に進行することに。今のうちに健康な肌を取り戻そう!