エステ技術を自宅で実践!保湿力がアップするホットタオル法
2015年10月4日(日)00:00コメント 142

乾燥がますます進むこれからの時季、普段のお手入れだけで潤い肌をキープするのは難しそう。「肌の最表面にある角層が乾燥して硬くなると、化粧水が肌に浸透しにくくなります」と話すのは、セルフエステ技術を広めている出口アヤさん。
「乾燥によって肌の新陳代謝が乱れると、古い角質が肌の表面に堆積して角層が厚くなります。すると肌はざらついてツヤがなく、透明感を失ってくすんだ状態に。こうなると化粧水や美容液の浸透が悪くなり、丁寧にケアをしても効果が出なくなってしまうのです。そんなときに最も効果的な方法がホットタオル・スキンケア法です」(同)
こちらはエステサロンでは基本的なテクニックで、ホットタオルを使って肌を蒸す方法。電子レンジとタオルがあればできるので、お金がかからないスペシャルケアとして、自宅でもとり入れやすいのだそう。
「ホットタオルで肌を蒸すと、温熱効果で肌がやわらかくなり、毛穴が開いて古い角層が落ちていきます。このため乾燥した肌でも化粧水が浸透しやすくなり、さらに新陳代謝が高まることで、肌のくすみが改善することにもつながります」(同)
出口さんに教えてもらったやり方は次の通り。
1.クレンジング、洗顔をする。
2.フェイスタオルをくるくると巻いておしぼりのような状態にして、水で湿らせてから、硬く絞る。
3. 2を500~600Wの電子レンジで1分間加熱する。
3.やけどに気を付けながら、一度タオルを開いてパタパタと数回両手で叩き、温度のムラをとる。
4.顔にのせても熱すぎない温度(約40℃)になったら、顔全体の上に3~5分程度のせて肌を蒸らす。
5.ホットタオルを外したらすぐに化粧水を肌に浸透させ、フタをするようにクリームや乳液を塗って、水分を蒸発させないようにする。
タオルの温度を確かめるには、感覚が鋭い腕の内側に当てて。
「ホットタオル法のあとにシートマスクをするのも、シートの水分が浸透しやすいので乾燥肌に効果的です。また、好きなアロマをタオルに数滴垂らして、リラックス効果を加えるのもおすすめです」 (同)
乾燥がひどいときのスペシャルケアとして週に1、2回とり入れて。いつもより少し手間をかけた乾燥対策で、美肌をキープしよう!