髪やせ女子が増えている!? 20~30代でも薄毛になりやすいヘアスタイルとは?
2015年11月19日(木)00:00コメント 160

最近、髪の分け目が目立ってきた・・・と感じることはない? 20~30代のうちから抜け毛が増える女子も近頃、少なくないそう。「頭皮に負担をかけるヘアスタイルを日常的に繰り返していると、20~30代のうちからボリュームがなくなってくることがあります」と、AACクリニック銀座院長の浜中聡子さんは説明する。
「若い女性に多い抜け毛のタイプに、“牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)”があります。これは、ポニーテール脱毛ともいわれており、髪を根本から引っ張るヘアスタイルが原因です」(同)
1本の地毛に数本の髪を結びつけるエクステンションも、毛穴が引っ張られるため、生え際や分け目が薄くなることがあるそう。こうしたヘアスタイルは、ここぞというときだけに留めておくのがベター。また、ずっと分け目を変えないでいるのも同じ理由で抜け毛の原因に。
「分け目を毎日少しずつ変えるのがおすすめです。それでもその部分の抜け毛が気になるときは、一度ショートヘアにするのもよいでしょう。髪の重みによる頭皮への負担が減るので、ボリュームを維持しやすくなります」(同)
また、ブリーチや縮毛矯正は、強い薬品を使うことが多いため、毎月繰り返すと頭皮への負担が大きくなる。楽しむなら3か月~半年おきにするなど、できるだけ間隔を空けて。ヘアスタイルをしっかりキープできるハードなスタイリング剤も、きちんと洗い流さなければ頭皮に負担をかけるとか。洗い方にも注意が必要なよう。
「洗い残しがないようにしっかり落とさなくては・・・という心理が働いてゴシゴシと力強く洗ってしまい、結果として頭皮を傷つけてしまう場合もあります。むしろ、シャンプー前のすすぎを丁寧に行ったほうがしっかり落ちます」(同)
そもそも髪の状態は、「エストロゲン」という女性ホルモンのひとつと密接に関係しているとか。年齢を重ねるとその分泌量が減るので、だんだん髪のボリュームはなくなってくるもの。その前に薄毛にならないよう、日頃のヘアスタイルに注意して。