“お正月太り”はトイレでチェックできる!?原因と対処法を知ろう

“お正月太り”はトイレでチェックできる!?原因と対処法を知ろう

年末から新年会シーズンにかけては、つい食べすぎたり飲みすぎたりしてしまって、気づけば洋服がきつくなってきた・・・なんてことも。中医薬膳師の刀根由香さんによると、それはこの時期特有の“お正月太り”の可能性が高いのだそう。その原因と対処法をアドバイスしてもらおう。

更新日:2019/01/23

“お正月太り”の原因は体内に堆積した老廃物

“お正月太り”の原因は体内に堆積した老廃物

太る原因といえばカロリーオーバーが思い浮かぶけれど、“お正月太り”の場合、原因はカロリーオーバーだけではないのだとか。
「お節や新年会などでは、普段よりも味が濃い料理が並びます。味が濃い料理は消化するときの体の負担が大きく、食べすぎると消化しきれなかった余分なものが老廃物となって体内に堆積しやすく、むくんで太ってしまう傾向に。これがいわゆる“お正月太り”です」(刀根さん)
こうした原因で体内に堆積した老廃物などを、東洋医学では「痰湿(たんしつ)」と呼ぶ。体内に痰湿がたまっているかどうかは、排泄物のにおいや色でも判断できるのだそう。
「いつもより便がベタついてにおいが臭かったり、尿の色が濃く濁ったようになったりしたときは、体内に痰湿がたまっている可能性が高いでしょう」(刀根さん)
痰湿は太る原因になるだけでなく、体の重だるさ、胃腸の調子が悪くなるといった体調不良にもつながるので、早めに対処しておこう。

体力のある人は海藻類で“お正月太り”を解消して

体力のある人は海藻類で“お正月太り”を解消して

“お正月太り”の対処法は、体力がある人とない人で異なるのだとか。体力がある人は胃腸が丈夫で食欲もあるため、食べる量そのものが過剰になる傾向に。まずは自分がどれだけの量を食べたり飲んだりしているのか、常に意識することが大切なのだそう。
「食事内容をメモしておくだけでも、食べすぎを抑制する心理的効果が期待できます。特に、冷たいものや脂っこいもの、味の濃いものの取りすぎには注意しましょう」(刀根さん)
さらに、ワカメ、コンブ、メカブ、モズクといった海藻類をたっぷり取る食生活を心がけることもポイントに。海藻類には、体内に堆積した痰湿や余分な脂肪、糖分などを排出する働きが期待できる。
運動面では、朝に有酸素運動を取り入れるのがおすすめ。夜の運動は体に負担をかけるので避けて。
「夜は本来、体を休ませるべき時間帯です。夜はしっかり休息し、朝に体を動かすことを習慣にした方が、太りにくい体作りにつながるでしょう」(刀根さん)

体力のない人のダイエットは豆乳キノコ鍋がおすすめ

体力のない人のダイエットは豆乳キノコ鍋がおすすめ

疲れやすい、風邪を引きやすい、なんとなくの不調を感じやすいといった体力のないタイプは、食事制限によるダイエットは極力控えて。
「和定食のような栄養バランスのいい食事を心がけることが大切です。できるだけ味噌汁やスープ、煮物、お鍋といった温かい食事を多く取るようにしましょう」(刀根さん)
このタイプにおすすめなのは、豆乳キノコ鍋。消化吸収がよく、胃腸に負担をかけずに痰湿の排出を促し、冷えがちな体を温める効果も期待できる。
運動面では、血行や水分のめぐりを改善するヨガやストレッチなどを取り入れると、体内に滞った老廃物が流れやすくなる。
「体力がない人は冷えやすい傾向にあり、この時期は冷えによって体内のめぐりが悪くなります。ゆっくりと深い呼吸で、全身のめぐりがよくなるような運動を心がけるといいでしょう」(刀根さん)

体内にたまった痰湿をスッキリ出して“お正月太り”を解消し、健康で引き締まった体を目指そう。

教えてくれた人

刀根由香さん

管理栄養士・中医薬膳師。東京農業大学栄養学科卒業後、健康雑誌の編集を経て、漢方専門誌のライターに。その後、国立北京中医薬大学日本校で本格的に薬膳を学び、現在はサロン「お肌の相談室とね」で西洋栄養学と東洋栄養学の両面から、健康と美容に関するアドバイスを行っている。

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WRITING/TOMOKO OTSUBO

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