風邪に葛根湯は本当に効果あり?合わない人はいるの?

風邪に葛根湯は本当に効果あり?合わない人はいるの?

まだまだ寒いこの時季は、疲れがたまったり寝不足ぎみだったりすると、風邪を引きがちに。単なる風邪とはいえ長引くとやっかいなので、できるだけ早く治したいもの。そこでみんなが実践している対処法や専門家のアドバイスをご紹介!

更新日:2019/02/20

風邪で病院に行く人は少数派。病院に行かずに治す人が多数
(2019年1月 オズモール調べ 1115人)

風邪で病院に行く人は少数派。病院に行かずに治す人が多数

オズモールのアンケートによると、風邪を引いたときに「必ず病院に行く」という人はわずか7%程度。「症状がひどければ行く」という人が約55%と多く、「なるべく行かない」という人も約24%いた。

予防法としては「手洗い・うがい・マスク」の感染対策を実践している人が多く、「栄養バランスのよい食事」「十分な睡眠」「ストレスをためない」「冷やさない」「加湿する」といった基本的な体調管理をしている人が目立った。

風邪対策は生姜・ネギ・ハチミツが人気

風邪対策は生姜・ネギ・ハチミツが人気

それでも風邪を引いてしまった場合は、「風邪っぽいな」という引き始めの段階で、みんな自分なりの対策を持っているよう。「長ネギを丸1本刻んだみそ汁を飲んで寝る」(anjuさん/30代・会社員)、「半身浴や足湯をしたり、葛湯や甘酒を飲んだりして体を温めて寝る」(あかさん/40代・会社員)、「スポーツドリンクをたくさん飲んで寝る」(さいさいさん/30代・主婦)、「ハチミツに小さく切った大根を一晩漬けてできたシロップを飲む」(Mihokoさん/30代・会社員)、「紅茶にチューブの生姜を入れて飲む」(アリエッティさん/40代・会社員)など、体に良さそうなものを摂るという声が多数。特にネギ、生姜、ハチミツを風邪対策に取り入れている人が多かった。

ゾクゾクっとする風邪に効果的な葛根湯

ゾクゾクっとする風邪に効果的な葛根湯

そのほか、アンケートの中で目立ったのが「早めに葛根湯を飲む」という声。確かに「風邪の引き始めに葛根湯」というのは、よく耳にするフレーズなので、本当に誰でも効くのか気になるところ。そこで漢方に詳しい薬剤師・薬日本堂漢方スクール講師の齋藤友香理さんに聞いてみた。

「風邪の引き始めというのは、漢方では風邪の原因がまだ体の表面にある状態ととらえます。葛根湯は首や肩の周辺を温めることなどにより、風邪の原因を体外に追い出す働きがある薬。ゾクゾクっと寒気のある風邪に効果があります」
風邪を引いているかどうかわからなくても、周りに風邪を引いている人が多く、肩のこわばりを自覚しているようなら、予防的に飲んでおくのもいいそう。

一方、葛根湯が合わない人もいるの?
「発汗作用があるので風邪を引いてすでに汗をかいている場合は、汗をかきすぎてだるくなることも。また、交感神経を興奮させる作用がある生薬が入っているので、血圧が高い人は要注意。葛根湯を飲んだあとに動悸がする人も避けたほうがいいでしょう。こうした人は葛根湯ではなく、生姜湯を取り入れて。うどんに生姜やネギをたっぷり入れて食べるのもおすすめです」(齋藤さん)

教えてくれた人

齋藤友香理さん

薬剤師、「薬日本堂漢方スクール」講師。東京理科大学薬学部卒業後、薬日本堂入社。10年以上臨床を経験し、平成20年4月までニホンドウ漢方ブティック青山で店長を務め、多くの女性と悩みを共有した実績を持つ。<お知らせ>2月22日(金)・23日(土)、ニホンドウ漢方ミュージアム(品川駅徒歩4分)にて、漢方初心者の方も楽しめるコンテンツ満載の「漢方イベント2019冬」を開催します。

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WRITING/AKIKO NAKADERA

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