肌荒れを招く3つの根本原因。タイプ別おすすめセルフケア方法は?

肌荒れを招く3つの根本原因。タイプ別おすすめセルフケア方法は?

肌に老廃物や余分な熱がたまって現れる、ニキビやざらつきなどの肌荒れ。漢方に詳しい薬剤師・漢方スクール講師の齋藤友香理さんによると、老廃物や余分な熱がたまるのは「血(けつ≒血液)」のめぐりが悪いためなのだとか。肌荒れの根本原因である血のめぐりにアプローチする、タイプ別のケア方法を教えてもらおう。

更新日:2019/06/05

栄養不足タイプは、バランスのいい食事に黒食材&赤食材をプラス

栄養不足タイプは、バランスのいい食事に黒食材&赤食材をプラス

そもそも肌の健康は、血が潤いや栄養を肌へと運び続けていることで維持されている。そのため血のめぐりが悪くなると、肌荒れを引き起こしてしまうのだそう。
では、なぜ血のめぐりが悪くなってしまうの? 齋藤さんによれば、原因別に3つのタイプに分けられるのだそう。

「無理なダイエットをしている、外食や好き嫌いなどで偏食をしているといった人は体内の血の量が不足し、血のめぐりが悪くなる傾向があります。この場合、肌がカサつく、ツヤがない、化粧のりが悪いといった肌質になりやすいでしょう」(齋藤さん)

このタイプの人は 睡眠と食事で“血の量を増やすこと”が大切。まずは玄米または雑穀米を主食に、豆類・イモ類、旬の野菜・果物、海藻類、発酵食品をバランスよく組み合わせた食事をめざして。

「玄米か雑穀米を炊いて、味噌汁にイモ類、海藻、豆腐を入れ、旬の野菜をサラダや副菜などに入れる。この形を毎日の食事のベースにするといいでしょう」(齋藤さん)

さらにこの基本の食事に、血を作る食材である黒い食材と赤い食材をプラスすると効果的。黒い食材は黒豆、黒ゴマ、黒キクラゲ、昆布、ヒジキなど、赤い食材はニンジン、マグロ、レバー、クコの実、ナツメなどがあるので、積極的に取り入れよう。

血液ドロドロタイプは、脂質を抑えて温活をしよう

血液ドロドロタイプは、脂質を抑えて温活をしよう

日頃から脂質を取りすぎている人は、血液がドロドロになっているために血のめぐりが悪くなっているかも。ニキビが出やすい、ニキビ痕が消えない、脂性肌、月経前に肌荒れしやすい、シミやクマができやすいといった傾向が見られる人は、このタイプに当てはまる可能性が。

「まずは脂っこい食事を適度に控えることが大切です。とはいえ、肌には水分と油分の両方がバランスよく必要なので、過剰に脂質をカットしないで」(齋藤さん)

さらに、ショウガ、長ネギ、タマネギ、ニンニク、ラッキョウなどの辛味食材は、血のめぐりをよくするので積極的に取ろう。皮膚の炎症がある人にはドクダミ茶もおすすめ。

また、このタイプは新陳代謝が低下している傾向もあるので、体を温めて代謝を促すことも意識して。ぬるめのお風呂に長時間浸かるなどして、温活を心がけよう。ただし、肌に赤い湿疹や炎症が現れているときは温めすぎに注意して。

ストレスタイプは、好きな香り&スワイショウが効果的

ストレスタイプは、好きな香り&スワイショウが効果的

日頃からイライラしやすい、神経質で細かいことが気になるといった人は、ストレスによって血のめぐりが悪くなっている可能性が高そう。かゆいニキビができる、体のあちこちにニキビができる、ニキビができたり治ったりを繰り返す、フェイスラインに小さなブツブツができるなどの症状が気になる場合、このタイプかも。

「ストレスタイプの人は、心身の緊張をほぐすために十分なリラックスを心がけることが、血のめぐりをよくするために最も大切です」(齋藤さん)

齋藤さんがおすすめするのは、好きな香りを嗅ぎながら“スワイショウ”を行うこと。スワイショウとは、気功や太極拳の準備運動のひとつで、緊張状態の上半身をほぐすことでリラックスできるエクササイズ。血のめぐりがよくなるので、血液ドロドロタイプの人にもおすすめ。その方法は次の通り。

<スワイショウ>
(1)両足を肩幅に開き、膝をゆるめて立つ。両腕の肩や肘の力を抜いて、だらんと垂らす。
(2)両腕をそろえて前後に振る。両腕の力は抜いたままで。腕の振りを次第に大きくしていき、前方に振るときの腕の高さが肩の位置になるまで振り上げる。後ろに振るときは少し力を入れて振る。
(3)肩の位置まで前方に腕が振り上がるようになったら、しばらくその高さに両腕を振り続けて。腕の力を抜いたまま、できるだけ多く振り上げよう。
(4)徐々に腕の振りを小さくしていき、自然に腕が止まるのを待とう。腕が止まったら深呼吸を3回して終了。

「スワイショウは1回につき1~2分程度でいいので、こまめに行うといいでしょう。ストレスを緩和して血のめぐりを促進することができます」(齋藤さん)

食事面では、香味野菜を積極的に取るのが効果的。バジル、パクチー、ミントなどのハーブや春菊、セロリなどをできるだけ多く食事に取り入れて。

しつこい肌荒れに悩んでいる人は、こうした根本原因に着目したケアを行って、健康で美しい肌を手に入れよう。

教えてくれた人

齋藤友香理さん

薬剤師、「薬日本堂漢方スクール」講師。東京理科大学薬学部卒業後、薬日本堂入社。10年以上臨床を経験し、平成20年4月までニホンドウ漢方ブティック青山で店長を務め、多くの女性と悩みを共有した実績を持つ。

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WRITING/TOMOKO OTSUBO

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