夏野菜は腸にいい!ネバネバ食材や発酵調味料を味方につけて「腸活」しよう

夏野菜は腸にいい!ネバネバ食材や発酵調味料を味方につけて「腸活」しよう

腸は体に取り入れた栄養素を吸収するほか、余計なものや毒素も排出する大事な器官。便秘や下痢に加え、肌アレやむくみ、生理痛などのプチ不調も、実は腸内環境が不安定になっているのが原因のことも多い。また、腸は免疫機能にも大事な働きをするので、腸の動きが悪くなると風邪をひきやすくなるんだとか。では実際に、腸の調子を整えるためにはどうすればいいの? 美腸を作る食生活、生活習慣に詳しい木下先生に伺いました

更新日:2018/08/19

身近な夏野菜は、実は強い味方!ネバネバ成分で整腸&夏の疲労回復を

身近な夏野菜は、実は強い味方!ネバネバ成分で整腸&夏の疲労回復を

暑さ真っ盛りから、夏の後半になってくるこの季節は、疲れのたまりやすい時期。暑さによる食欲不振や暴飲暴食、エアコンや冷たい飲み物の取りすぎによる冷えなど、体の代謝が下がっている人も多いはず。体の疲れのツケが、不調となって現れる時期でもあるので、胃腸も養生してあげたいもの。

「夏野菜で食物繊維、ビタミン、ミネラルを補給しつつ、デトックスにも効果的な食材を取り入れるといいですね。ネバネバ成分が食物繊維たっぷりのモロヘイヤは、腸内のお掃除もしてくれるうえ、疲れや老化のもととなる活性酸素の働きを抑えるβカロテンも豊富。同じくネバネバ成分が胃の粘膜を保護し、疲れた胃腸を癒す働きもあるオクラもおすすめです」(木下さん)。そのほか、カボチャやみょうが、赤パプリカなども、腸を整えるサポートとなり、疲労回復に役立ってくれるそう。

発酵調味料で善玉菌を増やそう!選ぶときは「本物志向」で

発酵調味料で善玉菌を増やそう!選ぶときは「本物志向」で

そのほか、「腸活」のために手軽に食生活に取り入れられるのは、味噌やしょうゆ、米酢や料理酒などの身近な「発酵調味料」。「善玉菌を増やす働きのある発酵食品を摂ることは、腸にとって最高の美容液のようなものです。毎日摂りたいので、手軽に使えるのが発酵調味料ですが、効果を高めるためには、添加物の入っていない本物を選んでほしいですね」と木下さん。例えばしょうゆなら、加熱処理していない有機生しょうゆが、風味も豊かで菌も生きているのでおすすめだそう。

「だしを使わなくてもうまみが増し、麹菌も摂れる塩麹も便利です。時間をかけなくても、おいしくて美腸に役立つメニューが手早くできます。そのほか、米酢はアルコールが添加されずに米だけで作られたもの、味噌もできるだけ添加物が少なく、シンプルな作り方のものを選んでほしい」(木下さん)。昔ながらの「本物」を選ぶと、発酵パワーで美腸効果も上がるそう。

“腸冷え”をおこしやすい季節には、リラックス&温めるのが効果的

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食事以外にも、美腸作りに役立てることってあるの? 「疲れやストレスで自律神経が乱れると、自律神経は腸の動きも司っているので、腸の動きが鈍くなります。バタバタ忙しい生活は交感神経が高ぶって、腸が動かずに毒素をため込みやすくなることに。ストレッチで体をほぐす、部屋に花を飾る、好きな音楽を聴くなど、心地いいと感じる瞬間を意識して作りましょう」と木下さん。気持ちが穏やかになることで、腸の緊張もほぐれ、お通じもてきめんによくなるそう。

「また気温が高いと、冷房や冷たい飲み物の影響で“腸冷え”を起こす人も多くなります。腸が冷えると、むくみやすくなったり、免疫力がダウンするため風邪や体調が低下する原因にも。代謝も悪くなるので、さまざまな不調もおこりやすくなります。そのため、夏でも就寝時には腹巻などでお腹を温めるのもおすすめです。温かい汁物を意識して食べるなど、内と外側両面から、腸を温めることを心がけましょう」(木下さん)。

教えてくれた人

木下あおい

(社)日本インナービューティーダイエット協会代表。インナービューティプランナー、管理栄養士として、女性が内側から美しくなる食事を発信。テレビや雑誌で活躍するほか、主宰するインナービューティダイエット専門サロンでは、「腸」をキーワードに野菜中心かつ発酵調味料を使ったレシピを教えている。著書に『美人を生む「美腸ダイエット」レシピ』(小学館)ほか多数。

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WRITING/HIROKO KUROKI

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