寒さの厳しくなる冬は「冷え」に注意!さまざまな不調が深刻になる前に「温活」でケアしよう

寒さの厳しくなる冬は「冷え」に注意!さまざまな不調が深刻になる前に「温活」でケアしよう

寒さが本格的になってくるこの季節。手足が冷たくてなかなか眠れなかったり、肩こりが悪化したり、さまざまなプチ不調を感じる人は多いはず。そんなさまざまな不調は、実は「冷え」が原因であることも。そこで早めに体を温める「温活」を始めて、真冬の到来に負けない体を作っておきたいもの。医師の福田さんに、冬の温活について伺いました。

更新日:2018/11/04

「冷え」に悩む人は全体の7割以上も。あなたのそのプチ不調も、冷えが原因かも!?

「冷え」に悩む人は全体の7割以上も。あなたのそのプチ不調も、冷えが原因かも!?

オズモールのアンケートでは、左のグラフのように、冬の悩みに「冷える、冷え性」をあげた人が7割以上も。多くの女性が悩む「冷え」、どうしてそんなにツライの?

「そもそも寒いと体は生命の危機ととらえるため、冷えると筋肉は緊張して縮こまってしまいます。縮んで硬くなった筋肉の中では血液がスムーズに流れなくなるので、酸素や栄養が十分に体にいきわたりません。手足などの末端にも血流が届きにくくなるため、血管も収縮してより冷えてしまうという悪循環になりやすいのです」と福田さん。体を冷えたまま放置するとこのように血行を悪くし、その結果さまざまな不調が現れてくるそう。

「肩こりの悪化や頭痛、足のむくみ、手足が冷たくて寝付けなくなるなどその症状はさまざま。肌アレや顔色の悪さも冷えが原因のこともあるんですよ」(福田さん)。普段から気になるプチ不調、その原因は「冷え」なのかも!? 冬こそいま一度見直して、「温活」を始めたい。

何気ない服のチョイスが「冷え」を呼ぶ!?1年中同じ部屋着の人は要注意

何気ない服のチョイスが「冷え」を呼ぶ!?1年中同じ部屋着の人は要注意

それでは、簡単にできる「温活」って?「冬でも家の中では春夏と同じ服を着ている、という人は意外と多いんです。動きやすいからと薄手のデニムやチノパンなどでは、冬はちょっと無理があります。厚手の生地や保温性のある生地を選んだり、下にレギンスを重ねる、タイツをはくなど、家の中でも防寒を意識した服装にしてほしいですね」と福田さん。

また、ワイシャツにネクタイの男性に比べ、女性は首の周りやデコルテが開いたデザインの服が多いのも、冷えの原因に。首の後ろから空気が入ると冷えやすいため、首の後ろに襟があるデザインを選んだり、ネックウォーマーなどをプラスして、首を冷やさないように気遣うのも効果的だそう。「服装に気遣うだけでも大きな違いが出るので、いつもの服装をちょっとだけ見直してみてほしいですね」(福田さん)。

冬は生より湯気の出るものを選んで。体を温めるメニューを賢く取り入れよう

冬は生より湯気の出るものを選んで。体を温めるメニューを賢く取り入れよう

さらに、冬の温活として取り入れたいのが、体を温める食事。「冬に美味しくなる根菜など、冬に旬を迎えるものは、火を通して食べるものが多いのでおすすめです。ヨーグルトやフルーツ、野菜サラダは体にいい食材ですが、冷たい生のものを多くとりすぎると体を冷やします。冬は湯気の出る温かいものを多くとりましょう。寿司や刺身よりも煮魚、サラダより蒸野菜、ビールよりもホットワインなどですね」と福田さん。

また、同じ汁物でもとろみのあるものは、保温効果があるそう。ポタージュやけんちん汁など、とろみの出る食材を使ったものや、片栗粉などでとろみをつけてもOK。朝食でいただけば、午前中の間長く体を温める効果が期待できる。「そのほか体を温めるショウガオールという成分を含んだ生姜や、血行をよくするビタミンEを含むナッツやオリーブオイルなど、温活に役立つ栄養素をもつ食材もいいですね。食材の栄養素と温度の両方を味方につけて、体を上手に温めましょう」(福田さん)。

教えてくれた人

福田千晶さん

医学博士、健康科学アドバイザー、日本東洋医学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医。クリニックでの診療のほか、健康アドバイザーとして執筆、書籍や雑誌、テレビ、ラジオ出演などで幅広く活躍。著書に『腰の痛みが治った!』(日東書院)ほか多数。

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WRITING/HIROKO KUROKI

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