高濃度ビタミンC点滴で活性酸素をリセット!“さびない体”を作る【美容皮膚科医監修】

高濃度ビタミンC点滴で活性酸素をリセット!“さびない体”を作る【美容皮膚科医監修】

なんだか疲れやすい、肌荒れが気になる・・・そんな不調は“体のさび”が原因かも。それを解消してくれるのが「高濃度ビタミンC点滴」。強力な抗酸化作用によって老化や生活習慣病を誘発する活性酸素を無毒化し、体の中から美しくなれる。そんな高濃度ビタミンC点滴の効果や頻度など、エイジングケア医療に定評がある美容皮膚科「虎ノ門中村クリニック」の院長・中村康宏先生に聞きました。

更新日:2020/12/21

高濃度ビタミンC点滴とは?

高濃度ビタミンC点滴の特徴

高濃度ビタミンC点滴は、サプリメントやドリンクで補うのと違って、血管にダイレクトに注入するので高濃度で細胞に届く。そのため、全身のビタミンCの血中濃度が急激に上がり、細胞内にたまった酸化ストレスのリセットを促してくれる。

「最近では、エイジングケアのいちばん有力な説が“いかに体のさび(体内の酸化)を防ぐか”であり、その手段として高濃度ビタミンCは最もベーシックかつ幅広い効果が期待できるエイジング対策だと考えられています。いわば体のベースアップを図るような意味合いが強く、美肌・美白、エイジマネジメントなどの美容効果、疾患予防・改善、身体機能の改善に飛躍的な効果を得られるほか、副作用が極端に少ない抗がん薬として医療でも注目を集めているのですよ」と中村先生。

高濃度ビタミンC点滴の効果・効能

■シミ予防
メラニン色素の生成を抑え、シミをできにくくする効果がある。また、肌のターンオーバーを正常化する作用もあり、できてしまったシミを薄くする効果も期待できる。

■ニキビ予防
ビタミンCはターンオーバーを活性化する作用があり、毛穴もつまらなくなって、ニキビやニキビ跡の色素沈着も解消できる。また、皮脂の分泌を正常に整える効果もあり、ニキビができにくい環境を作ってくれる。

■疲労回復
ビタミンCには酸化ストレスを改善するとともに、副腎のホルモンの分泌を正常化する働きがある。副腎は不調の時に体を守ってくれるホルモンを出してくれる一方、ストレスがかかりすぎると疲れたり立ちくらみしたりするため、ビタミンCを補うことが効果的。

■免疫力向上
ビタミンCはリンパ球の働きを活性化し、抗ウイルス作用のあるインターフェロンを増やす。そして、免疫力を向上させ、風邪やウイルスなどによる感染症を予防できる。

■肌荒れ
ビタミンCは肌のコラーゲンを合成してふっくら整えると同時に、肌にダメージを与える活性酸素を抑えて肌荒れを防いでくれる。

副作用、ダウンタイム、デメリット

もともと人間の体内に存在する栄養素なので副作用はほとんどなく、余分に摂取しても排出されていく。まれに、刺入部の痛みやしびれ、点滴漏れ、体調不良が起こる場合があるため、万が一なにかあればクリニックに連絡して。

高濃度ビタミンC点滴のメニュー例

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高濃度ビタミンC点滴の施術の流れ

高濃度ビタミンC点滴の施術の流れを「虎ノ門中村クリニック」を例にご紹介

問診から、メニューの選択、点滴まで実際にどうやって行うの? 施術の流れや内容をご紹介。施設によって異なるので、詳細は各クリニックに問い合せを。

STEP1  問診

問診票に基づいて現在の症状や治療の希望、妊娠中や授乳中ではないか、アレルギーがあるかどうかなどを確認の上、施術内容の説明を受ける。

STEP2  点滴濃度の選択

肌のシミ・しわが気になる、疲れが取れない、風邪を引きやすいなど悩みに合わせてビタミンCの濃度を決める。美肌目的なら25g以上がおすすめ。

STEP3 点滴

ベッドに横たわりリラックスした状態で、腕に注射針を刺して美容点滴を開始。濃度によって異なるが、だいたい10~30分程度で点滴が完了する。

高濃度ビタミンC点滴Q&A

ビタミンCの濃度の差で効果に違いはありますか?

もちろん濃度によって異なります。20g以上なら血中濃度が上がるのでエイジングケア効果が期待できますが、それ以下だとサプリメント的な栄養を補う意味合いが強くなるので、せっかくなら20g以上がおすすめです。

高濃度ビタミンC点滴は一度で効果はありますか?施術頻度はどれくらいですか?

疲労感などは一度で解消される人もいますが、肌悩みへのアプローチでは2~3週間に1回くらいのペースで3カ月~半年を目安に5~10回は続けたいところです。これにより肌のターンオーバーを促し、土台を作るイメージ。小じわ、シミ・しわなどを早い段階で最小限にしておくことが将来への投資になります。

高濃度ビタミンC点滴の施術前後で気を付けることはありますか?

ビタミンCには利尿作用があるので点滴後に喉が乾くことがあります。速やかに水分補給を。また、空腹時に高濃度ビタミンC点滴を受けると低血糖を引き起こす可能性があるので避けた方がいいでしょう。他の点滴を比べ、点滴後に血が止まりにくくなる人が多い傾向にあるのでしっかり止血してください。腎不全の人はビタミンC点滴は受けられません。

虎ノ門中村クリニック 医師 中村康宏さん

関西医科大学卒業後、虎の門病院で内科医・消化器内科医として勤務。米国で予防医学を学んだ後、帰国して日本初のアメリカ抗加齢学会施設認定を受けた「虎ノ門中村クリニック」を開業。“患者さん本位の医療”をモットーに、標準的かつ新しいエイジングケア医療を提供する。

WRITING/KANO NUMATA

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