彼へのおもてなし料理は、前日が勝負。
寝かせておいしくなるものや事前準備ができるものを選べば、
当日慌てることもなく、デートの支度に時間を費やせる。
【シェフプロフィール】1990年9月「センチュリーハイアット東京(現ハイアット リージェンシー 東京)」へ入社。さまざまな洋食レストランや宴会場を経験した後、2009年3月のオープン以来「カフェ」に携わる。2012年1月「カフェ」&「ルームサービス」の調理シェフに就任。
ハイアット リージェンシー 東京のロビーフロア(2階)。古材やアンティークを美しく配した遊び心を感じさせる空間、オープンキッチンから届く自慢のグリル料理が楽しめる「CAFFE(カフェ)」。
秋の味覚の代表であるキノコ。最近では1年中手に入るものの、この季節のキノコは、味、香りともに際立っている。低カロリーで食物繊維を多く含み、健康と美容によい食材として薬膳料理でも使われている。
<選び方>マイタケは軸が太く、全体に張りのあるもの。シイタケは肉厚でカサの裏が白いものが鮮度が高い。エリンギは軸が太く白く弾力のあるもの。
<保存>キノコ類は水分が苦手なものが多いので、水気を払い、ラップに包んで冷蔵庫(野菜室)へ。シイタケは、胞子が落ちるとヒダが黒くなってしまうので、軸側を上にした状態で保存して。
テーマは「前日に作っておけて、寝かせておいしくなる料理」。旬のサンマをカラッと揚げ焼きにし、甘酸っぱいマリネ液に漬け込んだ前菜はさっぱりとして美味! 豚バラブロック肉のトマトシチューは、どの家庭にもある調理器具で“ほったらかし調理”をするだけで、お肉が驚くほどやわらかに。どちらも一晩以上寝かせて。
3種のキノコを使った、秋の香り漂うカナッペとパスタを紹介。前菜のカナッペは、形と盛り付けを工夫するだけでパッと華やぐパーティ料理に変身。その中でもキノコのカナッペは、白ワインがすすむリッチな味わい。メインは、キノコの食感と味がアクセントになった濃厚なカルボナーラ。秋生まれの女友達をお祝いするのにぴったり♪
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