『ガリレオ』シリーズや『白夜行』など数々の作品が映画化されている、日本を代表するベストセラー作家、東野圭吾。ブレイク前に発表した『天空の蜂』が、ヒットメーカー、堤幸彦監督によって映画化された。原発の問題に刃を入れた“予言の書”ともいえる原作を、スケールの大きなアクションも織り交ぜながら映像化した一級のサスペンス。あやうい均衡の上に成り立つ日本の平和や、家族の絆について考えさせてくれるエンターテイメントになっている。
出演者の舞台挨拶付きのプレミアム試写会。この機会を見逃さないで。
1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリが遠隔操作でハイジャックされ、原子力発電所の真上に静止した。犯人は全国すべての原発の破棄を要求――。震災後、原発に対する日本人の意識は変わったが、東野圭吾の原作が書かれたのは20年前のこと。現在の日本が抱える不安を見越したような、まさに“予言の書”とも呼びたくなる小説を映像化。
原作者も映画化について「20年前に私が発信したメッセージが、今どのように受け止められるのか、見守りたいと思います」とコメントを寄せている。
監督を手がけたのは、『SPEC』シリーズや『イニシエーション・ラブ』など精力的に作品を発表している堤幸彦。映画化に際して原発爆撃までに8時間という、原作にはないタイムリミットを設け、手に汗握るサスペンスの色合いをさらに濃くしている。
“沈黙の群集”ともいえる日本人の胸に深く突き刺さるメッセージや、原発の“微笑み”だけではなく“牙”も知る必要があるのではないか? という問題提起をあくまでもエンターテイメントとして届けてくれるあたりが、堤監督の作品ならではといえそうだ。
この野心的な試みに、日本映画界の実力者俳優たちが集結した。大型ヘリの設計士であり、仕事に没頭するあまり家庭をおろそかにしてきた主人公の湯原を演じるのは、江口洋介。決してヒーロー然とはしていない男が、愛する息子を守るために自ら立ち上がる姿に胸が熱くなる。事件解決に奔走する原発の設計士役には本木雅弘。
同世代のふたりの共演が、家族の絆も描き出す物語を、さらに奥行のあるものにしている。影を感じさせるキャラクターを演じた仲間由紀恵、綾野剛の見応えのある芝居にも注目したい。
イベント名 | 映画『天空の蜂』完成披露プレミア試写会 |
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会場 | 東京国際フォーラム ホールA (東京、有楽町) |
開催日時 |
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料金 | 無料 |
申し込み可能人数 | 1組2名 |
申し込み方法 | 申し込みボタンからお申し込みください。本企画が先着申し込みの場合は、販売数に達し次第、受付終了となります。抽選申し込みの場合は、遅くとも本企画開催日の1週間前までには、メールにて当落のご連絡をしております。当選された方には、メールにて参加手続き方法をお知らせしますので、期日までにお手続きをお願いします。 ※企画によって締切り期間が異なりますので、ご注意ください。 |
注意 | 【試写会当日の参加方法】
当選メールより参加確定を行った方には、ご登録の住所に試写会招待ハガキを郵送します。 当日は「ご招待者受付」がありますので、こちらで招待ハガキを提示いただければ、入場することができます。 ※試写会へのご招待は、当選者本人とそのお連れ様1名とさせていただきます。ご本人確認のため、試写会場にて身分証明書のご提示をお願いする場合がございます。当選者ご本人とお連れ様以外は、入場をお断りいたしますので、ご了承くださいませ。 ※開映後は入場をお断りいたしますのでご注意ください。 ※ご応募いただきました個人情報(氏名・住所・電話番号など)、当選者の方へのプレゼントの発送と会場ご招待受付時の確認に使用させていただきます。その他第三者への譲渡は一切行いません。 【当日について】 ※当日の開始時間は先日まで夕刻というところまでの情報解禁でしたが、正式に18:30開映と決まりました。 ※当日キャスト・監督による舞台挨拶を予定しております。 |
自衛隊のために開発された最新大型ヘリコプター、ビッグBのお披露目の日。何者かに奪われたビッグBには遠隔操作できる装置が取り付けられ、会場から飛び立ってしまう。ビッグBが静止したのは、原子力発電所「新陽」の真上。しかもビッグBを開発した技術者の湯原の息子が、誤って機内に取り残されたままだった。犯人は自らを“天空の蜂”と名乗り、国内すべての原発を廃棄しなければ、爆発物が搭載されたビックBを原発に墜落させると宣言する。湯原と、原発の設計士である三島は、事件解決のために力を合わせるが・・・。
監督/堤幸彦
原作/東野圭吾
出演/江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛
配給/松竹
9月12日(土)より丸の内ピカデリーほかにてロードショー