【人気のファンデーションおすすめ25選】カバー力のあるアイテム紹介から選び方も

メイクのベースを作るファンデーション、みんなはどんな風に選んでいる? そこで今回は、人気のファンデーションおすすめ25選をご紹介。日本メイクアップ技術検定協会の芦田貴子さん、戸田愛里沙さんに聞いた、自分に合ったファンデーションの選び方をご紹介。プチプラからデパコスまで、おすすめのファンデーションもチェックして。
更新日:2023/09/24
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Topics
美容のプロに聞いたファンデーションの選び方

ファンデーションの選ぶときのポイントは「肌質」「年代」「肌色」「種類」の4つ。
肌質は、普通肌、脂性肌、乾燥肌、混合肌の4タイプにわかれ、それぞれファンデーションを選ぶ時に注意するポイントが異なる。また、年齢とともに変化してくる肌に合わせて、ファンデーションの見直しも必要。
イエローベースかブルーベースによって、似合うカラーも違うので、自分の肌色がどちらのタイプなのか知っておくことが大切。ファンデーションはリキッドタイプ、クリーム、パウダーなどさまざまなテクスチャーのものがあるので、自分の肌やなりたいイメージに合わせて使い分けたい。
ファンデーションを選ぶときは、これらの4つのポイントに注目して選べば、自分にぴったりのファンデーションが見つかるはず。
「日本メイクアップ技術検定協会」芦田貴子さん
美容学校や美容関連企業にて、数多くのメイクアップ教育に従事。美容師としてサロンワークの他、各種撮影等を担当するなど幅広く活動している。日本メイクアップ技術検定協会では、理事として検定試験、教育運営の他、資格取得者の就業支援やメイクアップ関連企業の採用サポートを担当している。

日本メイクアップ技術検定協会 戸田愛里沙さん
大手化粧品会社にてメイクアップインストラクターとして従事後、日本メイクアップ技術検定協会では教育部門の責任者として、検定試験、教育内容の取りまとめや講師育成を担当している。また、メイクアップの基礎知識と基礎技術をわかりやすく広め伝える為に、テキストの作成・監修も行なっている。
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1.編集部おすすめファンデーション25選

オズモールの読者552人アンケートとコスメ体験モニターの感想からわかった、人気のファンデーション25選をご紹介。
今回は、以下の4項目から評価が高かったアイテムをピックアップ。みんなのコメントを参考に、自分にぴったりのファンデーションを見つけよう。
・人気度
・伸ばしやすさ
・崩れにくさ
・コスパ
※アンケートは調査は、オズオール読者552人が対象(2023/07/25~08/10)
※コスメ体験モニターは、自宅もしくはオズモール編集部で商品を使用
※コスメ体験モニターはオズモールのインフルエンサーコミュニティ「東京女子部」が協力
※人気度は、使用しているユーザーの人数を点数化
LINOKLE
リンクルケアファンデーション
2980円(初回購入)
どんな肌色にも合う万能カラーで使いやすい
目元の小じわ、口元のシワなど、シワの悩みが年々増えていく方におすすめ。シワ改善をはじめとした、ツヤ肌、保湿など、1つ9役の美容効果。
スルッとなめらかなクリームタイプで、どんな肌色にも合う万能カラーで肌のトーンアップ。PF47 PA+++なので、これからの季節には嬉しい、日中の紫外線対策もバッチリ。
お肌のことを考え、合成香料などを配合せずパッチテストやスティンギングテストの刺激性試験もクリア済み。
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資生堂
マキアージュ ドラマティックパウダリー EX レフィル
9.3g 3300円
ムース生まれのパウダリーで、ふんわりカバーしながらツヤ肌に
素肌感のある美肌に仕上げるパウダリーファンデーション。
美容液水とパウダーでできたふわふわのムースからパウダリーファンデーションを作るムースプレス製法を採用し、肌へのなめらかなフィット感を実現。とけこむように肌になじむので、粉っぽくなりにくく、マスクをしても長時間崩れにくい。
また、「赤みつやパウダー」「黄みつやパウダー」「オイル生まれのつやパウダー」などのさまざまなパウダーを配合し、毛穴や色ムラをふんわりカバーして透明感をアップ。テカりに見えない、自然なツヤ肌にしたい人におすすめ。
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JIMOS
マキアレイベル 薬用クリアエステヴェール
13mL 1980円(初回購入)
メイクしながらスキンケア。厚塗り感のないナチュラルな美肌に
メイクとスキンケアを両立する薬用ファンデーション。美白(※)有効成分「プラセンタエキス」がメラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぎ、有効成分「グリチルレチン酸ステアリル」が肌荒れを防ぐ。
また、保湿成分「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」、保湿サポート成分「オリーブ葉エキス」をはじめとした、68種類の美容液成分を配合。日中の肌の潤いを保ち、しっとりとした美肌へ導く。
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ESTEE LAUDER
ダブルウェア ステイインプレイス メークアップ
30mL 6600円
日本人の肌に合わせた色展開で、一日中自信をまとう
日本人の肌に合わせた豊富な色展開が特徴のリキッドファンデーション。高いカバー力で毛穴を目立たなくして、どこから見ても美しい素肌感のあるセミマット肌に仕上げる。
また、配合された持続性ポリマーが肌に密着する独自の処方を採用。表情の動きに合わせて柔軟に伸びるネットを形成するので、朝の仕上がりが夕方まで続く。
さらに、ウォータープルーフ仕様なので汗や皮脂にも強く、崩れによるストレスや、メイク直しの手間から解放されるのが嬉しい。毛穴やメイク崩れが気になる肌に自信が欲しい人におすすめ。
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資生堂
インテグレート プロフィニッシュファンデーション
10g 1430円
まるでプロが仕上げたような、透け感のあるさらすべ肌へ
プロがブラシで塗ったような、美しい仕上がりがめざせるパウダリーファンデーション。
スポンジをすべらせるだけで、毛穴やニキビあと、色ムラなどの肌悩みを自然にカバーし、透け感をオン。付けたてのさらすべ美肌が長時間続く。
また、肌に余計な負担をかけにくい「イオンミネラルパウダー」配合。サラサラの仕上がりが好きな人におすすめ。
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Dior
スキンフォーエヴァー フルイド グロウ
30mL 6600円
86%スキンケアベースのファンデーションで、つけたてのツヤ肌が一日続く
厳選した成分で作られた、86%スキンケアベースのリキッドファンデーション。潤い成分「パンジーエキス」や整肌成分「ローズフルーツエキス」配合で、使うたびにキメの整った肌へ導く。
また、ほどよいカバー力により、肌色を均一に整えて毛穴を目立たなく仕上げる。ハリ感や潤い感もプラスして、内側から輝くようなツヤ肌へ。
加えて、高温や高湿度などの条件にも強いので、つけたての美しさを一日中キープできる。ミネラル由来の美肌ピグメントが肌に軽やかにフィットする、心地よい使用感も魅力。
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プリマヴィスタ
ダブルエフェクト パウダー
9g 3080円
マスクをつけても崩れにくい
板状と球状、2種類のパウダーを組み合わせて光を拡散することで、ナチュラルに毛穴をカモフラージュ。
ツヤ感が出るのにマスクにもつきにくく、外したときにも目立ちにくい。テカりやすい人や、崩れが気になる人にもおすすめ。
パフは、やさしく仕上がる起毛面と、カバー力の高い面を使い分けられるパフつき。
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RMK
リクイドファンデーション
30mL 4950円
健康的なツヤをまとった肌へ
板状と球状、2種類のパウダーを組み合わせて光を拡散することで、ナチュラルに毛穴をカモフラージュ。
ツヤ感が出るのにマスクにもつきにくく、外したときにも目立ちにくい。テカりやすい人や、崩れが気になる人にもおすすめ。
パフは、やさしく仕上がる起毛面と、カバー力の高い面を使い分けられるパフつき。
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セザンヌ
クッションファンデーション
11g 1078円
肌にピタッと密着し、色ムラをカバー
プチプラながらも、シミや毛穴、色ムラをカバー。SPF50 PA++++なので、日焼け止め効果を重視したい人にもうってつけ。
「スクラワン」「ベルガモット果実エキス」などの保湿成分を配合し、まるで内側から潤いあふれる肌に。
重ねても厚塗り感が出にくく、石鹸で簡単にオフ可能。化粧直しもしやすいので、お出かけのときも重宝する。
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POLA
B.A リキッドファンデーション
30mL 12100円
汗や皮脂でも崩れにくい
潤いによるハリ感とツヤのある仕上がりをめざすなら、このリキッドファンデーションがおすすめ。
濃厚なテクスチャーでありながら、肌に溶け込むようになじんで凹凸やくすみも自然にカバーする。
シプレフローラル調をベースにみずみずしいグリーンが効いたさわやかな香りをまとって、爽快な1日の始まりを感じてみて。
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KATE
ケイト リアルカバーリキッド
30mL 1760円
ベタつきを抑え、一日中サラサラな肌が続く
ひと塗りできれいに仕上がるケイトの「リアルカバーリキッド」は、ツヤ感の出るライトグロウと、マット感のあるセミマットの2タイプ。
どちらもカバー力はもちろん、その持続力が人気の秘訣。セミマットタイプには「皮脂固形化カバーパウダー」を配合し、化粧崩れの原因となる余分な皮脂を広げにくい。ライトグロウタイプは、肌に密着して浮きにくいダブルカバー処方になっている。
それぞれ7色展開なので、好みの質感と自分の肌に合うカラーを選んでみて。
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カバーマーク
エッセンス ファンデーション
30g 5500円
時間が経ってもくすみにくい
不規則な生活や、寝不足で荒れた肌にも軽やかにフィット。肌荒れ状態にも嬉しい、しっとりとした感触。
揮発性オイルをメインに配合した乳化タイプなので、化粧持ちにも優れている。
イエローベースとブルーベースから選べる豊富なカラー展開から、自分に合う色を見つけよう。迷ったら店頭で診断してもらうのもおすすめ。
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コフレドール
パウダレスウェット
7.5g 3080円
粉浮き知らずのしっとり質感
ベタつきやすい液状と、粉浮きが気になるパウダー状のいいとこ取りをした、油剤高配合のパウダーファンデーション。
軽やかな使用感や、粉浮きが目立ちにくい肌なじみのよさが人気。下地なしでも使えるほど密着度が高く、凹凸やキメをならすように肌をなめらかに整える。
油剤は2種類の特徴を活かしたかたちで処方。パウダーを上から押すと柔らかく沈み、押し返すような弾力があるのもパウダレスウェットならでは。
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SPICARE
スピケア V3エキサイティングファンデーション
15g 8800円
健やかな肌に導く、話題の「ハリ」ファンデーション
天然の海綿由来の「針状水光注射」ファンデーション。
自然な光沢を与えながら、みずみずしく健康的な印象の肌を演出する。
低温熟成発酵技術を採用し、絶妙な色を表現。カラーは1色のみなのに、塗布後約10分でその人の肌に合ったナチュラルな色合いに変化する。
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SUQQU
ザ リクイド ファンデーション
30mL 11000円
SUQQU史上最高のなめらかさ
自然なのにカバー力が高く、仕上がりの美しさは感動もの。ヨレや崩れが気になりにくく、美しい肌が続く。
肌との一体感を感じられる、とろりとやわらかなテクスチャー。リクイドならではのなめらかさで、均一なツヤが長く続く。
全23色の幅広いバリエーションから、きっと自分の肌に合う色を見つけて。
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オルビス
カシミアフィットファンデーション
10g 3850円
カシミアのような上質肌へ
スフレのようにふんわり軽いつけ心地で、しっとりとなめらかな、みずみずしいツヤのある肌に。
光拡散効果をアップさせるため、パウダーには11層ものコーティングを採用。ひとつひとつの層から光を反射し、肌の奥から湧き出るようなツヤを表現する。
ファンデーションとの相性を吟味したパフにも注目。ひと塗りできれいに仕上がるので、忙しい朝の味方に。
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シュウウエムラ
アンリミテッド ラスティング フルイド
35mL 6600円
アジア人のために選ばれた20色展開
塗っていることを感じないほど素肌に溶け込む、薄く軽いテクスチャー。カバー力も十分ながら、素肌のような自然な仕上がりに。
さらさらのセミマット肌に仕上がり、湿度や汗、皮脂に強く、つけたての印象が続くロングラスティング処方。
バリエーションは、アジア人の肌にマッチするよう選び抜かれた20色展開。自分の肌に合うファンデーションがなかなか見つからない人は要チェック。
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ランコム
ウルトラタンイドルリキッドファンデーション
30mL 7040円
近くで見られても毛穴の気にならない肌へ
カバー力と薄膜感を両立させたファンデーション。厚塗り感がなく、近くから見られても自信の持てる肌へ。
表情が動いてもよれにくく、皮脂吸着成分「パーライト」配合でマスクにもつきにくい。なかなか化粧直しができない日にもおすすめ。
公式オンラインショップからの購入なら、色交換サービスも実施中。色選びの失敗を恐れずに試してみよう。
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NARS
ナーズ ブランドライトリフレクティング ファンデーション
30mL 6930円
メイクとスキンケアのハイブリッド
スキンケアとメイクアップの両立を目指したリキッドファンデーション。
光を拡散し、小ジワやシミなどの気になる悩みをカモフラージュ。つけている間、透明感のあるなめらかな美肌が続く。
軽やかなテクスチャーで、閉塞感を感じさせない仕上がりに。さらに空気中のほこりなどから肌を守り、バリア機能をサポートする。
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エトヴォス
ミネラルフレッシュスキンリキッド
30mL 4400円
肌にやさしく、潤いに満ちたシアーな肌へ
美容液並みの高保湿設計を施したリキッドファンデーション。乾燥による小ジワを目立たなくする効能評価試験済み。
4種のヒト型セラミド(AP、EOP、NG、NP/保湿)が角層のすみずみまで浸透し、「フランスラベンダーオイル(保湿)」などのオイルで潤いにフタをする。
石油系界面活性剤や鉱物油、タール系色素は使用していない。敏感肌や乾燥肌の人はとくに必見。
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コスメデコルテ
ザ スキン パウダーファンデーション エア
8.5g 4400円(レフィル)
なめらかなパウダーで自然なツヤ肌に仕上がる
透明感のある薄づきのファンデーションヴェールが、毛穴やくすみをやさしくカバー。肌を美しく見せる光だけを透過させ、内側から光を感じるような仕上がりに。
モイスチュアタッチ製法を採用し、保湿成分でコーティングされたパウダーで肌をしっとりと保護。粉っぽさがなく、汗をかいても崩れにくい。
香りは、リラックス感と華やかさを演出するフレッシュグリーンフローラル。
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クリニーク
イーブンベターリフレッシュメークアップ
30mL 5280円
明るさのあるフレッシュな美肌が続く
シルクのようになめらかでしっとりとした質感と、自然なカバー力を両立。時間が経ってもつけたての明るさが続き、肌の凹凸にファンデーションが沈みにくい。
均一で美しいスキントーンになり、シミ・くすみなどの色ムラをはじめとする大人の肌悩みを少量で即座にカバー。ナチュラルなツヤのある仕上がりに。
さらに、クリニーク独自のモイスチャーテクノロジーを搭載。メイク中でも肌を潤し、スキンケア効果が期待できる。
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クレドポーボーテ
タンクレームエクラn
25g 14300円
輝くようなツヤを演出する国産クリームファンデーション
ダイヤモンドの輝きに着目して開発されたトリートメントファンデーション。シミやそばかすもカバーし、潤いに満ちたサテンのようななめらかなツヤ肌へ。
さらに、メイクアップとスキンケアが融合したライトエンパワリングエンハンサー技術を採用。秋や冬などの乾燥しがちな時期にも適している。
メイク全体のノリや発色がよくなり、メイクそのものが楽しい時間に。天然ローズオイルなどをブレンドした香りにも注目。
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マジョリカ マジョルカ
ミルキーラッピングファンデ
30g 1540円
ツヤのあるミルキーな肌が続く
のびのいいなめらかなクリームが密着して、毛穴の黒ずみやニキビあとなどの肌悩みをやさしくカバー。
厚塗り感なくふんわりとトーンアップし、メイク映えする肌へ。透明感のあるシアー肌が続く。
長時間テカリを防ぎながら、乾燥からも肌を守る。普段使いにぴったりなSPF30 PA+++。
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モイストラボ
ミネラルファンデーション
5.5g 1320円
100%ミネラル由来成分のパウダーファンデーション
これひとつでスキンケア、UVカット、化粧下地、コンシーラー、ファンデーション、フィニッシュパウダーの6役。
天然由来のミネラル成分だけで作られておりクレンジングは不要。洗顔料だけでオフできる。
SPF50 PA++++という高い紫外線カット効果も魅力。肌あたりのいいふわふわパフで、肌をやさしく包みながら塗布できる。
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レブロン
カラーステイ ロングウェア メイクアップ
30mL 2200円
夕方になってもフレッシュな顔色が続く
独自のアダプティフレックス処方で、きれいな仕上がりが長時間持続。
仕上がりは、素肌本来の美しさを活かしたセミマット肌に。つけたあとも皮膚の動きに合わせてしなやかに伸び、テカリを防ぐ。
長くつけていても肌に負担がかからないよう、スキンケア成分も配合している。
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【2023年8月】新発売のおすすめファンデーション!
ボビイブラウン
インテンシブ セラム クリーム ファンデーション SPF 25 (PA++)
全5色 30mL 10450円
【2023年9月】新発売のおすすめファンデーション!
ByUR
バイユア セラムフィット フルカバー グロークッション V1
全3色 各15g 3960円
2.ファンデーションの選び方
ファンデーションの選ぶときのポイントは「肌質」「年代」「肌色」「種類」の4つ。
あなたの目的に合う選び方を選択して、最適なファンデーションを見つけよう。
2-1.肌質から選ぶ
ファンデーション選びを左右するのが、自分自身の肌質。生理前後やストレス、生活習慣などによって肌の環境が変わることも。
だからこそ、肌質ごとに合わせやすいファンデーションを覚えておくことは大切! ここでは基本となる「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」の4つについて、ポイントを紹介。
普通肌(ノーマルスキン)
水分と油分のバランスがよく、目立った肌悩みを感じないのが普通肌。普通肌はファンデーション選びの失敗が少ないことが特権!
自分のなりたい肌をイメージしつつ、みずみずしさやカバー力を確かめて。ファンデーションを選ぶときは、手の甲にのせたときにどのくらいシミが隠れるかをチェックすると分かりやすいみたい。
脂性肌(オイリースキン)
水分や皮脂の分泌量が多いため顔がベタつきやすく、テカリやすいのが脂性肌。脂性肌は水分たっぷりで油分は少なめの、「リキッドファンデーション」や「パウダーファンデーション」がおすすめ。
また、「クッションファンデーション」は使いやすいけれど、厚塗りしてしまうとツヤ感が強く出すぎてオイリーに見えてしまうため要注意。
特にTゾーンやあごのテカリが気になる人は、皮脂崩れを防止する化粧下地を選ぶことも忘れないで。
乾燥肌(ドライスキン)
肌がポロポロ剥がれたり、白い粉がふく人は乾燥肌。乾燥肌には、「リキッドファンデーション」や「クッションファンデーション」、「クリームファンデーション」など、保湿効果が高いものがおすすめ。
つけたときにパサつき感が強いファンデーションは、時間が経つと粉っぽくなることがあるので、乾燥が気になる人は注意して。
乾燥による肌荒れを防ぐためにも、オイル成分で保湿できるものを選ぶのがポイント。
混合肌(コンビネーションスキン)
頬は乾燥しているのに、鼻やおでこはベタつくというような乾燥肌と脂性肌が混ざり合っているのが混合肌。混合肌は「クッションファンデーション」や「リキッドファンデーション」のようなしっとりタイプのファンデーションを使用することがおすすめ。
ベタつきやテカリが気になるTゾーンには、皮脂をコントロールしてくれる化粧下地を使い、フェイスパウダーでおさえることがポイント。
2-2. 年代から選ぶ
今まで使ってきたファンデーションが、なんだか合わなくなったと感じる人も多いのでは? そんなときは年齢に合わせて、ファンデーションを選びなおしてみるのもおすすめ。
ただし、いちばんは自分の肌質に合わせたものを選ぶということ! 肌質から選ぶポイントと合わせて、自分の悩みに近いものを探してみよう。
10代
10代がファンデーションを普段使いする場合は、セミマットで柔らかい肌を目指せる「リキッドファンデーション」や「パウダーファンデーション」がおすすめ。
10代は皮脂が多い時期だからこそ、肌に負担をかけないファンデーション選びが大切。ファンデーションを使ったら、クレンジングでしっかり落として、ニキビの原因である汚れを取り除くことも忘れずに。近年では、肌が薄くなっている方も増えているので、そういった方はクレンジングも「ミルククレンジング」などマイルドで肌を傷つけないタイプを選ぼう。
20代
20代はまだ悩みが少ないので、手入れに気を抜きがちな年代。油分が少なめで薄付きな素肌感の強いファンデーションを選ぶと、好印象な肌に仕上がる。
そんな20代には「リキッドファンデーション」や、「クッションファンデーション」おすすめ。さらに乾燥が気になる人は、美容液でのケアを取り入れたり、常温の水をこまめに飲んだりして、スキンケアや体の中から潤すといいみたい。
30代
肌の機能が緩やかに落ちてくる30代は、1年中乾燥が気になり、肌の保湿力が弱くなる人が多い。そのため、乾燥に強い「クリームファンデーション」や、「リキッドファンデーション」が使いやすい。
また、仕事や子育てに忙しい30代にとって、時短メイクができる「クッションファンデーション」もおすすめ。厚塗りにならないように、薄く重ねづけできるのも嬉しいポイント。粉っぽくなりすぎないように、下地にもこだわりを。
40代
40代は乾燥やしみ、しわ、たるみといった複数の肌悩みが重なり合う時期。そんな40代の肌には、カバー力があって水分が豊富な、「クッションタイプ」や「リキッドタイプ」がおすすめ。
反対に、厚塗りになりがちなファンデーションを選ぶと、老け顔になってしまうから注意して。年齢に応じた悩みに合わせた効能成分が含まれているファンデーションを選ぶといい。
50代
40代と同様に、日々のスキンケアで肌の水分を保ちながら、肌悩みに合わせてファンデーションを選ぶことが大切。全体的に肌のくすみが気になってくる年代だから、薄く重ねやすい「リキッドファンデーション」や「クッションファンデーション」、保湿力の高い「クリームファンデーション」がおすすめ。
密着度が高く、伸びのいいなめらかなテクスチャーのアイテムを選んでみよう。反対に「パウダーファンデーション」だと下地だけでは乾燥がカバーしきれないことも。乾燥が気になるときは、スキンケアでしっかり保湿してからつけることで乾燥を防げる。
2-3. 肌色から選ぶ
ファンデーションの色を選ぶときは、自分の肌色がブルーベースかイエローベースかで選ぶと、自分の肌に調和したものが見つけやすい。簡単にいうと、ブルーベースはブルーがかった透き通った肌色。イエローベースは黄みがかった肌色で、日本人はほとんどの人がイエローベース。
チェックするポイントは、腕の内側の血管。青く見えればブルーベース、緑がかって見えればイエローベースの可能性が高い。それぞれに似合うカラーは、次の通り。
・ブルーベースに似合う色:ピンク系
・イエローベースに似合う色:ベージュやオークルといったナチュラル系
ブルーベースの人は透明感を出しすぎると赤みが強く見えたり、顔色が悪く見えたりする原因になるので注意して。イエローベースの人は、ピンク系を選ぶと肌が白く浮いて見えるので、避けたほうがいいみたい。
どちらの顔色の人も、フェイスラインと首の境目に色をのせて、色味と明るさ、時間が経ったときの様子を見るのがおすすめ。
さらに人の目から見ると、思っていたのと違う色のほうが似合うこともあるみたい! できればコスメカウンターや美容部員さんに声をかけて、チェックしてもらいたいところ。
2-4. ファンデーションの種類から選ぶ
ファンデーションには液状、クリーム、粉など、さまざまなテクスチャーのものがあるけれど、どのタイプから選べばいいのかわからないという人も多いはず。ここではそれぞれの特徴と、どんなひとにおすすめかをみていこう。

リキッドファンデーション
とろりとした液体状のリキッドファンデーションは、なめらかでのびが良いのが特徴。カバー力も適度にあり、ツヤのある自然な仕上がりになるから、メイク初心者さんはまずはリキッドタイプから選んでみて。また、肌の悩みが特にない普通肌の人や、健康的で自然な印象のセミマットな肌をつくりたい人にもおすすめ。

クリームファンデーション
リキッドファンデーションよりも重ためのテクスチャーで、カバー力が高い。肌のくすみやシミをしっかり隠したい人におすすめ。しっとりとした肌を作ってくれる。油分を多く含むので、特に乾燥が気になる人はクリームタイプからファンデーションを探してみて。

パウダーファンデーション
粉上のファンデーションは、肌のテカリをおさえてくれるから、脂性肌の人におすすめ。逆に、乾燥肌の人が使用する場合は、スキンケアや化粧下地などで肌の水分量を調整しておくことが必要。のびが軽く、手早くメイクできるのも嬉しいポイント。気になる部分だけ重ねるなど、カバー力を調整しながら使用して。

クッションファンデーション
みずみずしい仕上がりになるクッションファンデーション。薄付きなので、気になる部分だけポンポンと重ねて、自然にカバーできるのが嬉しい。専用のパフで手早く仕上げられるから、忙しい朝の時短メイクや、化粧直しにもぴったり。
UV対策ができるものを選ぶ
紫外線は、肌にダメージを与える要因のひとつ。紫外線ダメージを受け続けると、シミ、シワ、たるみといった肌悩みが深刻化することも。日常の紫外線からのダメージを最小限に抑えるために、UVカット効果のあるファンデーションをチョイスしよう。
UVカット効果を表す指標は、「SPF」と「PA」のふたつ。SPF(Sun Protection Factor)は、紫外線B波から肌を守る効果を、PAは紫外線A波の防御力の程度を表している。
レジャーなど、日差しの強い屋外で長時間過ごす場合はSPF50、PA+++以上の製品を選ぶとよい。ちょっとした外出であれば、SPF30、PA++程度を、基本的に自宅やオフィスといった屋内で過ごす場合は、SPF20、PA++程度を目安にして。
ただし、ファンデーションが落ちると日焼け止め効果も薄れてしまうので注意が必要。こまめにチェックしながら、4時間程度で塗りなおすことを心がけて。重ねると厚塗りになってしまうこともあるので、ティッシュなどで余分な皮脂を抑え、乳液やジェルなどで保湿してから塗りなおすのがおすすめ。
カラー選びも重要。肌色になじむものをチョイスして
肌の色は大きく分けて、イエローベースとブルーベースのふたつ。自分の肌色がどちらであるかをふまえ、つけたときに浮かないファンデーションカラーを選ぼう。
イエローベースの肌は黄みを帯びていて、暖色系との相性がよい。ブルーベースはピンクみを帯びた肌で、寒色系とマッチしやすい。
色名の表記はブランドによって異なるが、イエローベースならオークル系やベージュオークル系、ブルーベースならピンクオークル系をチェックしてみて。
あらかじめ肌につけてみると、カラー選びで失敗しにくい。ただし、手の甲などで試すと顔につけたときに浮いて見えることもあるので、フェイスラインで確認することが大切。
3.ファンデーションの使い方のコツ
ファンデーションを使うときのポイントを紹介。肌に合うファンデーションを選んだら、正しい使い方を学んで実践しよう。

スキンケアでしっかり肌を整えておく
ムラづきなどを防ぐために、どの肌質でも事前のスキンケアできちんと保湿しておく。過剰な潤いが肌に残る場合は、ティッシュなどで軽く押さえるとよい。
オイリー肌や混合肌でテカりを防ぎたい場合は、冷やした化粧水などで肌を落ち着かせるのもおすすめ。

化粧下地を必ず使う
ファンデーションの前には、必ず化粧下地を使おう。化粧下地には、以下のような効果や役割がある。
・ファンデーションのメイクのり、崩れにくさがアップする
・下地である程度肌がなめらかに整うことで、ファンデーションが厚塗りになりにくい
・肌の色ムラをなくして均一に見せる
必ずしもライン使いでなくても問題はないが、メーカーはライン使いを想定して作っているので、そろえた方がきれいに仕上がる。はじめて購入するとき、迷ったときはラインでそろえるのがおすすめ。

厚塗り厳禁!少量をムラなく広げる
厚塗りは不自然なだけでなく、崩れやすさにつながる。正しく使うことが大切なので、あらためて見直してみよう。
各製品の使用方法に従うのが基本だが、以下も参考にしてみて。
・使用量はパール1粒大
・適量を手に取り、内から外に伸ばすように広げる
・最後に何もついていないスポンジでなじませるとよい
・フェイスラインにはファンデがたまりやすいので、横を向いてしっかりなじませる
4.ファンデーションに関するQ&A
プチプラ品とデパコスでは、効果に違いがある?
プチプラ品とデパコスのファンデーションには、成分や品質、ブランドの価値などによって価格差があります。しかし、どちらがいいとは一概に言い切れません。成分や使い心地をしっかりチェックしながら、自分に合うものを選んでください。
季節によって適したファンデーションは変わる?
肌の状態は気温や湿度によっても左右されるので、季節に合わせたファンデーション選びは重要です。
例えば、暖かい季節には皮脂の分泌が活発になり、肌がテカりやすくなるため、オイルフリーのリキッドタイプやパウダータイプがおすすめ。逆に、乾燥が気になる寒い季節には、クリームタイプや保湿力の高いリキッドタイプが適しています。
季節の変化に応じてファンデーションを使い分ければ、一年を通してきれいな肌を演出できますよ。
下地やフェイスパウダーと同じブランドで揃えたほうがいい?
必ずしもライン使いする必要はありませんが、同じブランドの製品を使ったほうが、高い相乗効果を生むこともあります。肌悩みがある程度決まっている場合や、特定の成分にこだわりたい人は、同ブランドで揃えるのもひとつの方法です。