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映画『重力ピエロ』特別試写会

映画『重力ピエロ』 徹底レコメン

「春が、二階から落ちてきた――」。冒頭1行から読者の心をぐっと掴んだ伊坂幸太郎のベストセラー小説「重力ピエロ」が映画に! 連続放火事件と、現場近くに必ず残される奇妙な落書き。その謎は、陽気で仲のいい奥野一家が背負う24年前の悲しい過去へと繋がっていく・・・。遺伝子研究をする兄・泉水、落書き消しをする弟・春、そして病いと闘う父。強い絆で結ばれた家族の決断とは? 『Laundry』の森淳一監督作品。加瀬亮、岡田将生、小日向文世が軽妙な会話といい距離感でリアルな男家族像を見せ、渡部篤郎が憎たらしい悪役を好演。デートムービーにもぴったりな、伊坂幸太郎らしい優しい気持ちになるミステリー。原作ファンも是非見てほしい!

右のプレイヤーをクリックすると、この映画の予告編が再生されます。音声付きムービーとなっておりますので、再生時には十分お気をつけてください。

岡田将生 映画『重力ピエロ』

岡田将生 映画『重力ピエロ』

「『重力ピエロ』はこれまでの僕の作品の中で、いちばん仕事が好きになった作品」と、岡田将生さんは言う。加瀬亮さん、小日向文世さん、渡部篤郎さんをはじめとする先輩俳優陣との共演は、岡田さんの俳優魂に火をつけた。とくに、加瀬亮さんとは兄弟を演じ、撮影の合間にも本当の弟のように面倒を見てもらったのだとか。

「僕は、まだずっといいコンディションを保てるわけじゃないんで、そんなときも加瀬さんは何気ない話でバランスをとってくれたり、本当に“お兄ちゃん”でしたね。それに加瀬さんには仕事に対する姿勢だったりとか、いろんなことを質問してました。『人間はそんなに大きく動かない。目を少し動かすだけでも大きなスクリーンではよくわかるんだから、小さな動きでいいんだよ』とか。今でも他の撮影で心がけてます」

左利きの春役を演じるにあたって、1カ月間左手を使って生活したという。原作ファンでもあった岡田さんは「観客の立場で見れば、原作ありきの映画化はいいところもあれば、ちょっと・・・もあって、自分が春を演じるにあたっても戸惑いがあった」と話す。完成した作品を観ての感想は?

「えらそうですが、予想以上にいい映画になってると思いました。観る人によってテーマが違って、感じ方が変わるみたいなんですね。僕にとってのいちばん強いテーマは『兄弟愛』だけど、子供がいる人が見たらまた違うと思う。まずは観て、それを感じてほしいです。そして過去にいろんな事があった家族がそれを乗り越える姿を観てほしいですね」

作品では、父、兄、弟の優しく強い絆が心の重荷をふわっと軽くする。岡田さん自身は姉・妹の3人兄妹。ご両親ともとても仲がいいのだそう。

「僕は両親が大好きなんですよね。だから、外に食事にもよく行くし、1日話さない日はないし、仕事のこともプライベートなこともなんでも相談します。でも、この作品に出て、もっとコミュニケーションをとったり、もっと家族のことを知りたいなぁと思いましたね。まだまだ知らないことがたくさんあると思ったし。お父さんと僕の似ているところは・・・頑固なところ(笑)。春の髪型にしても、『なーんでストレートなんだ? くせ毛のままがいいのに・・・』と最後までぶつぶつ言ってましたから(笑)」

8月で20歳になる岡田さん。10代を振り返ってみてどうだっただろうか?

「楽しかったなぁって思います。中学、高校といい思い出、いい友達がたくさんできました。仕事でも人に恵まれてほんと、楽しかったですね。20代になったらですか? うーん。大人になりたいですね(笑)。大人ってなにかわからないんですけど、常識がある人になりたいです。うん。ワガママを言わないようにします! 俺、いっぱいワガママ言ってたんですよー。」

インタビュー後の写真撮影でも、ポーズを取りながら「でも俺、前よりは人の話を聞くようになりましたよねー?」とメイクさんやスタッフに確認している岡田さんがとてもチャーミングだった。

profile 岡田将生
1989年東京都出身。2006年にTVCMデビュー。映画『天然コケッコー』で注目され、ドラマ、映画で活躍中の新進若手俳優。映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』が秋に公開を控える
岡田将生 映画『重力ピエロ』

映画『重力ピエロ』 特別試写会

家族の愛は、
重力を超える。

大学院で遺伝子の研究をする泉水(いずみ)と、落書き消しの仕事をしている春は性格も容姿も全く違うが仲のいい兄弟。モデルだった母は7年前に他界、公務員の父は息子たちに自身のガンをあっけらかんと告知。「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」。その一言で重い空気がふわりと軽くなった。その頃市内では連続放火事件が発生し、春は落書きのある場所の近くで放火が起きていることに気づき、泉水と現場を取り押さえようとするが・・・。

監督/森淳一
原作/伊坂幸太郎「重力ピエロ」(新潮社刊)
出演/加瀬亮、岡田将生、小日向文世、鈴木京香、吉高由里子、岡田義徳、渡部篤郎ほか
配給/アスミック・エース エンタテインメント
公式サイト/http://jyuryoku-p.com/
上映時間/1時間59分
5月23日(土)より全国ロードショー

■特別試写会開催日時:
  5月8日(金)18:00開場、18:30開映 一ツ橋ホール(神保町)

■応募締め切り:4月29日(水)

応募受付は終了しました。

© 2009『重力ピエロ』製作委員会
取材・文/安田佑子 撮影/キムラミハル

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