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映画『TAJOMARU』特別試写会

映画『TAJOMARU』 徹底レコメン

見たもの、聞いたものだけを信じてはいけない。語る者によって事実は違った解釈と物語につながっていく・・・。芥川龍之介の名作「藪の中」をもとにしたオリジナルストーリー『TAJOMARU』。財産、名誉、家を守るため、多くの人は愛が見えなくなるが、その男だけは違った。愛する女と一緒に暮らせれば、あとはすべてを譲ろうとした。しかし、誰も彼を信じなかった。兄は恋人を奪い、家臣は反逆を企て、恋人までが自分を殺そうとする・・・誰を信じればいい? 真実はどれ? 芥川が生みだし、黒沢明監督の『羅生門』で三船敏郎が演じた盗賊・多襄丸(たじょうまる)に小栗旬が再び魂を吹き込む! 今作での真実もやっぱり藪の中? それは観てのお楽しみ。

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映画『TAJOMARU』

映画『TAJOMARU』の秘密:今昔物語集→藪の中→TAJOMARU

「男、女、盗賊」の物語は時代を超え、新たなストーリーが加えられていった。芥川龍之介の「藪の中」は1922年に発表された短編小説。もともとは今昔物語集の中の、藪の中で盗人・多襄丸にでくわし、目の前で妻が襲われてしまう男の説話が題材になっている。小説の中で、芥川はその夫を殺して殺人事件にし、関係者7人の証言で綴られる。これがどれも真実のようでどれも嘘のよう。ただ事実関係だけが一致するという、たった14ページながらその巧みさに脱帽のストーリー。今作でも、名門家の次男・直光が恋人と藪の中で盗人と出会う・・・。原作を知る人には、ちょっと意外な形で「多襄丸」が登場するが、非常に見応えのあるシーンの1つになっている。

映画『TAJOMARU』の秘密:右、そして左。小栗旬の涙にファン急増!?

左右の目から時間差でこぼれ落ちる涙。なにもかもに裏切られていく喪失感を、涙、叫び、闘いで表現し続けた小栗旬(27)。監督の話によると、小栗はここ2年くらいは泣けなくて、目薬を使っていたらしい。ところがこの作品では1日20回以上、リハーサルでも、映ってないところでも毎回自然に涙が出て、多いときは1日50回も泣いていたそう。また、クライマックスの撮影では、「よーい、スタート!」と言われた次の瞬間に意識が飛び、ハッと我に返ったときには、撮影が終わってお風呂に入っていた・・・。役者になって初めての経験に、小栗は「それだけ芝居に没頭できたなんて、役者人生が終わってもいいと思えるくらい幸せで充実感があった」と言う。

映画『TAJOMARU』
映画『TAJOMARU』

映画『TAJOMARU』の秘密:イケメンorダンディ。どちらの俳優陣も素敵

小栗旬のほか、名門・畠山家の長男に池内博之(33)、畠山兄弟に弟のように可愛がられ育った家臣(25)に田中圭と、若手俳優陣の演技合戦も見どころのひとつだが、その貫禄をしびれる演技で魅せてくれるのが萩原健一(59)、松方弘樹(67)、近藤正臣(67)のダンディ俳優陣。萩原健一は歩き方、しゃべり方ひとつが不気味な存在感で権力を誇示する将軍役。近藤正臣は畠山兄弟が幼い頃からの忠実な家臣で、凜として風格がある。そして役名は伏せておくが、松方弘樹は軽やかに強い男として小栗旬と立ちまわる姿がとてもかっこいい。小栗曰く、「松方さんの若い頃は時代劇全盛期。毎日刀を振り続けていたそうで、そりゃかなうわけがないですよね」とのこと。

映画『TAJOMARU』 特別試写会

室町末期。8代将軍・足利義政は名門畠山家の長男・信綱と次男・直光に、今は亡き大納言の娘・阿古を妻にし、財産を受け継いだ方を次期管領職にする、という突然のお達しを出した。兄弟の幼なじみだった阿古は、弟の直光の許嫁だった。阿古を心から愛する直光は「阿古と一緒になれれば他はなにもいらない」と言うが、信綱はその言葉を信じられない。もともと管領職を約束されていた信綱は、このままでは家督も財産も奪われてしまうと、阿古を我がものにしようとするのだった・・・。

監督/中野裕之
原作/芥川龍之介「藪の中」
出演/小栗旬、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、池内博之、本田博太郎、松方弘樹、近藤正臣、萩原健一ほか
配給/ワーナー・ブラザース映画
上映時間/2時間11分
公式サイト/http://wwws.warnerbros.co.jp/tajomaru/
9月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国ロードショー

■試写会開催日時:
  9月4日(金)18:00開場、18:30開映 東京厚生年金会館(新宿三丁目)

■応募締め切り:8月26日(水)

応募受付は終了しました

© 2009「TAJOMARU」製作委員会
取材・文/安田佑子

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