

1945年。利助は体が弱い自分を「余計者」だと思っていた。8月15日、日本が戦争に負けたとき、自分は昔の自分ではなく、「新しい男」に生まれ変わった気がした。しかしその後、病状が悪化し、とある結核療養所『健康道場』に入る。道場では塾生(患者)も助手(看護婦)も互いにあだ名で呼び合い、利助は「ひばり」と名付けられた。ひばりは道場での日々を綴った手紙を、先に完治して道場を出た詩人のつくし宛てに書くようになる。

監督・脚本/冨永昌敬
原作/太宰治「パンドラの匣」(新潮文庫刊)
出演/染谷将太、川上未映子、仲里依紗、窪塚洋介、ふかわりょう、洞口依子、ミッキー・カーチスほか
配給/東京テアトル
上映時間/1時間34分
公式サイト/http://www.pandoranohako.com/
10月10日(土)より、テアトル新宿ほか全国順次ロードショー!
■試写会開催日時:
9月29日(火)18:30開場、19:00開映 一ツ橋ホール(神保町)

■応募締め切り:9月21日(月)

|