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子供たちを愛している。だけど・・・。ニック・カサヴェテスが監督、キャメロン・ディアスが母親役を演じる感動ヒューマンドラマ『私の中のあなた』。弁護士を辞めて白血病の長女・ケイトの看病に身を捧げてきた母親のサラに衝撃な事件が起こる。次女のアナが、「姉のドナーにはなりたくない」と敏腕弁護士を通して両親を訴えたのだ。アナがドナー提供をしなければ、ケイトは死んでしまう。「ケイトは死なせない!」と、サラは被告でありながら弁護人としてアナと戦うことに。自分が母親なら、ケイトなら、アナなら・・・。子供の本当の気持ち、感じていますか? いつかママになるあなたに、観てもらいたい作品。
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「いい母親」ってなんだろう。「なんて子なの!!」、弁護士事務所から自分が訴えられた通達を受け取ったとき、サラは怒りをあらわにする。3人の子供の母として、理解ある夫の妻として14年間、頑張ってきただけに信じられなかった。元気で、優しくて、家に閉じこもるケイトを外出させるためなら、なんだってできる。そんな母親を好演するのはキャメロン・ディアス(38)。独身で子供がいないキャメロンは今回が初の母親役。コメディエンヌとして笑顔のイメージが強い彼女だが、監督はシリアスなストーリーの母親役として真っ先にキャメロンを思いついたという。クライマックス、病室でのサラの演技はとてもリアルに共感できるシーンの1つ。
「このままケイトのためにいろいろ提供していたら、運動もできないし、チアリーダーにもなれない」と、両親を訴えたアナ。演じるのはアビゲイル・ブレスリン(13)。メガネをかけていないし、ずいぶん大きくなって女の子らしくなったけど、どこかで見たことが・・・。そう。彼女は11歳のときに映画『リトル・ミス・サンシャイン』で、ミスコンに出場するぽっちゃり娘のオリーブを演じ、史上4番目の若さでアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた少女なのだ! 「脚本を読んで、ママに『絶対やらなきゃ』って言ったの。この家族が大好きだから、絶対に私がやらなきゃって思ったの」と話すアビゲイル。今作でも強さと繊細さを持ったアナを堂々と演じている。
アメリカ人ベストセラー作家ジョディ・ピコーの小説が原作の今作。小説・映画の原題は“My Sister’s Keeper“。姉の維持者、姉の保護者など意味は深い。ショッキングなのは、両親も弟のジェシーも臓器提供に不適だったため、ケイトのドナーとしてアナを誕生させたという設定。実際にも白血病の子供のためにもう1人子供をもうけた夫婦がいるという。さらに注目すべきは、何度も練られたという原作とは違った結末。小説にも映画にも、ビタースウィートな感動と希望が込められている。キャメロンは完成作を観て「最初のシーンから涙が出たわ。たくさんの感情がこみあげてくる作品で、その力に圧倒された」と話している。
11歳のアナは3人兄妹の末っ子。アナの家は白血病である長女のケイトを中心に動いていた。アナはケイトの臓器ドナーになるため遺伝子操作の結果生まれてきたのを知っている。これまでにもケイトに提供するための手術を受け、入院してきた。アナは自分のアクセサリーなどを質屋に売って貯めたお金を持って、テレビCMでお馴染みの弁護士・キャンベル・アレグザンダーのもとを訪れて言った。「両親を訴えたいの」・・・。
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取材・文/安田佑子
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