6歳だったクレアが恋をしたのは、「未来からやってきた」大人のヘンリー。彼は、いつどこにタイムスリップするかコントロールできない男。だが、ことあるごとにクレアの前に現れ、彼女を癒してくれた。成長しヘンリーと結婚するクレア。特異体質の彼を理解しているつもりでも、突然「時空の旅」に出てしまう彼に寂しさを隠せない。一方で変わらぬ愛を伝えたいヘンリー。2人が導かれる運命は? 大好きな彼が一緒にいないときも、彼の愛を感じられたら女子は頑張れる。寂しい時も、彼を待って悲しまないで、次に会える日を楽しみに過ごして! そんな恋のヒントが隠された、時空を超えたラブストーリー。
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映画の原題は「The Time Traveler's Wife(タイムトラベラーの妻)」。時空を旅する夫、というと確かにSF的なのだが、作品自体は純粋にクレアとヘンリーの運命的な愛を描いたロマンティックなデートムービー。2003年に出版された原作小説はアメリカでベストセラーとなり、映画化にあたっては、ロマンス&超常現象をうまくブレンドさせた代表作『ゴースト/ニューヨークの幻』でアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞したブルース・ジョエル・ルービンが脚本家として参加。ルービンいわく、原作を読んで感動し「かなり強力に自分を売り込みました」とのこと。ちなみに製作総指揮がブラッド・ピットなのにも注目!
ヘンリーはタイムトリップする直前に予感がし、体がどんどん消えて、跡には彼の服だけが残る。そして、過去、または未来のどこかで裸で目が覚める。彼がするのはまずは服探し。ときには毛布にくるまり、ときにはゲイ用の服しかなかったり。「現在」に戻る時も自分では決められないので不便なことばかり。ただ、少しだけいいことも。幼いときに亡くした母親にたまに会えること。そして未来の妻となるクレアの成長を見守れること。しかし、そんなヘンリーに大ピンチが。クレアとの結婚式が始まろうとしている瞬間、予感が・・・そう! どこかにタイムトリップしてしまったのだ。新郎不在となって、クレアは無事結婚式を挙げることができるのか!?
クレアとヘンリーを演じるのは、レイチェル・マクアダムス(33)とエリック・バナ(41)の2人。レイチェルはカナダ出身のベジタリアン。2004年、『きみに読む物語』のヒロイン役でブレイク。その際共演していたライアン・ゴスリングと交際していたが破局、最近は、同じ俳優のジョシュ・ルーカスとデートしているとか。一方のエリックは、クロアチアとドイツのハーフでオーストラリア育ち。なんと、トム・クルーズやアーノルド・シュワルツネッガーの物まねをするコメディアンとしてキャリアをスタートさせたのだとか。その後『ミュンヘン』『トロイ』『スター・トレック』など話題作に次々と出演している。189pの長身で2児の父親でもある。
ヘンリーは過去と未来を行き来する力を持っていた。しかし、いつ、どこへ行くのかは彼にもわからず、幼い頃に母の命を奪った交通事故を止めることはできなかった。ある日、過去にやってきた彼は、6歳の少女・クレアに出会う。未来からやってきた彼の存在を信じたクレア。その日からクレアはヘンリーに恋をし、いつかおなじ時空で会える日を夢見ていた。そして成長したクレアと、図書館で働くヘンリーは出会う。恋に落ちる2人だが・・・。
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取材・文/安田佑子
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