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トラ、へび、猿、カマキリ、鶴・・・そして、なぜかパンダ! カンフーの達人である動物たちが、中国を舞台に悪者と戦うという斬新なアイディアで大ヒットした「カンフー・パンダ」の続編が完成! 前作では偶然か運命か、才能か食い意地か、ラーメン屋の息子だったパンダのポーが、カンフーで世界を平和に導く“龍の戦士”に選ばれた。今作では、なぜポーの父親がガチョウのピンさんなのか、ポーの出生の秘密が明かされる。そして、新たな敵である孔雀のシェン大老を倒し、世界とカンフーを救うためポーとマスター・ファイブが力を合わせる! 3Dの迫力を満喫できるワイドスケールでスピーティーなアクション、そしてポーとピンさんの父子愛にうるうる・・・この夏、必見の爽快作!
続編から観ても楽しめるが、前作を観るとさりげないシーンも含めて2倍楽しめる。まずは冒頭の冒頭から。今作はディズニーの制作部門の元トップと、S・スピルバーグらが設立したドリームワークス アニメーションSKGが制作している。ドリームワークスの映画の始まりは、三日月の上に座った少年が釣り糸を垂らしているロゴムービーから始まるのだが、今作ではその少年が、前作でおなじみのキャラクターになっている。前作で、ポーを戦士に選んで天に昇ったキャラと言えば? そして、本編の中からもうひとつ。ポーの父親のピンさんは、ラーメン屋を継ぐ前に、夢見ていた職業がある。それが今作ではその夢が叶って・・・。
今シリーズのヒットの一端を担う声の出演陣。大人にも人気のキャラ、パンダのポー役は、自身もぽっちゃりキャラな『スクール・オブ・ロック』のJ・ブラック。ポーの師匠、レッサー・パンダのシーフー老師を『クレイマー、クレイマー』の名優D・ホフマン。仲間のカンフーの達人には、タイガー(A・ジョリー)、モンキー(J・チェン)、ヘビ(L・リュー)、今作ではマスター・ワニを「タイムコップ」のJ=クロード・ヴァン・ダム、ヤギの予言おばばを『グリーン・デスティニー』のM・ヨーが加わり、ハリウッドのアクション俳優陣が勢揃い。そして、最強の敵、孔雀のシェン大老を『レオン』のG・オールドマンが演じているのでご期待を!
今作では映像もグレードアップ! カンフー映画ファンなら、CGアニメでこんな迫力のカンフーシーンが観られるとは・・・と感動するだろう。動物の特徴を活かした描写も見事で、孔雀のシェン大老の羽を優雅に使ったアクションは、敵ながら美しく、ポーの赤ちゃん時代の愛くるしさといったら!! そしてストーリー部分としては、ポーはこの間まで疑問にも思っていないが、誰がどう見ても親子に見えないパンダのポーとガチョウのピンさんの秘密が気になる。自分がどうやって生まれたのか聞くポーに「お前も卵から生まれたんだよ」と言うが、納得しないポーに、ピンさんがついに告白する・・・。そして、エンディングには、さらに気になるシーンが。
世を平和に導くカンフー・マスター“龍の戦士”になっても、パンダのポーは相変わらず食べてばかりだが、仲間の “マスター・ファイブ”とともに村を守り、日々技を磨いていた。ある日、オオカミが村を襲っていると聞き駆けつけるが、敵の隊長が肩につけていたマークを見た瞬間、赤ん坊の頃の記憶がフラッシュバックし、彼らを取り逃がす。自分の知らない過去がある・・・! 谷に戻ると、師匠のシーフー老師から、新たな敵の出現を知らされる。
KUNG FU PANDA 2(TM)&© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
取材・文/安田佑子
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