600名様を映画『マリリン 7日間の恋』ジャパンプレミアほか、特別試写会にご招待! 応募はこちら
世紀のハリウッドスター、マリリン・モンローは36年というその短すぎる人生の中で、数えきれないほどの男子を虜にした。撮影には遅刻ばかり、精神的にも不安定でお酒や薬漬けだった。それでもスクリーンの中で彼女が歩き、微笑むだけで、監督も共演者もその魅力に降参した。『マリリン 7日間の恋』は彼女の女優としてのセルフプロデュース、純粋で小心者の素顔、その両方を愛し、“1週間だけ”彼女と相思相愛だった1人の青年の回顧録。美しすぎて、寂しすぎたスターは、いつも誰かに愛されていたかった。世界中の女子が嫉妬するマリリンは「どうしたらモテるか」を本能で知っていた。その秘訣を盗みたい女子に観て欲しい、切なくてゴージャスな1本!
マリリン・モンローは1926年、LA生まれ。166p、53kg、B94・W61・H86というゴージャズボディ。トレードマークの金髪は染めたもの。父親の顔は知らず、幼い頃は親戚の間を転々としていた。高校を中退し16歳で最初の結婚。工場勤めをしている写真が雑誌に載ったのがきっかけでスカウトされ、モデルになる。離婚し女優に転向後、世界のセクシーアイコンに。寝るときになにを着るか聞かれ、「シャネルの5番よ」と彼女が答えたのは有名。28歳で野球選手と2度目の、30歳で英国の人気劇作家A・ミラーと3度目の結婚をするが1961年に離婚。その翌年に自宅で全裸で亡くなっているのを発見され、薬物による自殺と報道された。
去年のオークションで、マリリンが映画で着たドレスが約3億7000万円で落札された。亡くなって50年経っても、依然として大スターのマリリン・モンロー。その難役に挑んだのは『ブロークバックマウンテン』のミッシェル・ウィリアムズ(31)。 小さい頃、マリリンの写真を寝室に貼っていたという彼女は1年かけて役作りに取り組み、彼女の仕草をマスターするために優秀な振付家のもとで練習、その努力が実り、ゴールデン・グローブ賞ではミュージカル/コメディ部門で主演女優賞を受賞! マリリンも第17回に「お熱いのがお好き」で同じ賞を受賞しているだけに、彼女の喜びは2倍に。アカデミー賞にもノミネートされている。
本作は、映画にも登場するコリン・クラークが23歳のときに経験したマリリンとの撮影現場、短くも親密な関係を綴った回顧録2冊がベースになっている。あらゆる私生活が暴かれたマリリンだが、このエピソードは回顧録が発売された1995年に初めて明らかにされた。青年コリンは、マリリンが出演する「王子と踊り子」の現場で働くことに。マリリンは監督で名優のローレンス・オリヴィエと相性が悪く、コリンは彼女のいい話し相手になるのだった。当時の広報で、コリンを記憶する女性は「とても素敵な若者で、相手の気持ちを変えることができる人物」と話す。その後ドキュメンタリー作家として成功したコリンは2002年に70歳でこの世を去った。
1956年、アメリカが生んだ世界のセックスシンボル、マリリン・モンローがイギリスの名優、ローレンス・オリヴィエと映画「王子と踊り子」で共演するためロンドン空港に降り立った。 その現場で興奮しながら彼女を見つめる青年がいた。彼はコリン・クラーク。由緒正しい家に生まれ、父も兄も堅実で優秀だったが、彼の夢は映画の世界で仕事をすること。根気強い就職活動の末、「王子と踊り子」の助手のポストに就けることになったのだった・・・。
© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.
取材・文/安田佑子
PR