インクレディブル・ハルク＜映画 試写会＞エドワード・ノートン

『スパイダーマン』シリーズを誕生させたアメコミから、もっとも知名度が高くて人気のキャラクター「ハルク」が映画に！　科学者ブルース・バナーは、怒りや恐怖の感情が高まると緑色の巨人「ハルク」に変身してしまう。モンスターの様な見かけと力に苦悩するブルースの心を救ってくれるのは、恋人のベティだけ。彼女を守るため闘おうとするハルク。切ない２人のラブストーリーに、胸がキュンとしてしまうはず！　ハルクを演じるのは『真実の行方』などで２度のアカデミー賞にノミネートされた演技派俳優・エドワード・ノートン。自ら脚本にも参加するほど熱の入ったこの映画は、すでにアメリカでは初登場１位を獲得した。そして８月１日、ついに日本に上陸する！

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日本語吹き替え版『ハルク』で主人公ブルース＆ハルクを演じている水嶋ヒロさん。天から二物どころかたくさんの魅力を与えられたラッキーボーイの水嶋さんは、長身のイケメン俳優としてはもちろん、彼の低い落ち着いた声も共演者やファンから定評があり、今回のアフレコデビューにも納得！

「自分の声は・・・正直言うと、あんまり好きじゃないんですよ。だけど、こうしてたくさんの人に自分の声を支持してもらうようになったからにはそれを武器にしようかなと。自分の声を好きになれるように頑張っていこうと思ってます」

小学生時代をスイスで過ごした水嶋さんは英語が堪能。そんな理由もあって映画を吹き替え版で見る機会がなかったというが、アフレコの作業は純粋に楽しんだと言う。

「知識がない分、戸惑った部分はあったんですけど、自分の中で感覚が掴めてきたのがアフレコを終える頃で、『もっとやりたかったな〜』と思いましたね。演じている役者さん（エドワード・ノートン）に対する思いが出てくるんですよ。彼に対して恥ずかしい仕事はしたくないと思いましたし。きっと人によっては『声で役者を食ってやろう！』て思いも生まれるんだろうなと。僕も彼の演じているテンションと違う声の演技はしたくなかったんで、そのへんはディレクターさんと相談しながらできましたね」

怒りの感情が抑制できなくなるとハルクに変身してしまうブルース。映画の中では彼の感情に合わせて気持ちを爆発させている水嶋さんだが、普段は「めったに怒らないんですよ僕」とのこと。そうやって話す口調が穏やかでゆったりしていて包容力がある。24歳ながら、大人の色気を感じてしまう。

「最近すごく怒ったことって何だろう・・・犬を飼ってるんですけど、犬が違うところでおしっこした時とか。そんな怒るの？っていうくらい怒っちゃったり（笑）。まあそれは愛情だからちょっと違うかもしれないけど。怒りだけじゃなく、わりと感情の起伏は淡々としているかもしれません。でも、友達と会うだけで嬉しいし、そいつらと時間過ごしてるだけで嬉しかったりするし、何か仕事でいい結果が出たら、それもものすごく嬉しいですよ」

ブルースはハルクに変身しないために遠く離れた場所に住んで怒りのコントロールの訓練をする。自ら音信不通にしたまま、それでもずっと愛するベティの事を想い続ける。ベティの前でハルクになりたくないという彼なりの愛情表現だが、あまりにも切ないシチュエーションに、水嶋さんがブルースなら？

「遠く離れてしまったのは、また彼女を傷つけちゃうからっていう思いからだと思うんですけど、でもものすごくベティって『いい女』なんですよね。僕はそんな素敵人と時間を共有できないっていうのは寂しくてしょうがないんで、ハルクに変身しない僕は、近い距離感でいたいと思います」

ハルクという凶暴な“力”を封印するため、逃亡生活をおくる科学者ブルース・バナーはその“力”を兵器として利用しようとする軍に追跡されていた。その容赦なき軍の作戦が、ついに恋人ベティまでも危険に陥れてしまう。愛する彼女を守るため、自らの意思でハルクへと変身することを決意するブルースだったが・・・。「お願いだから、僕を忘れてくれ」“怒り”から生まれる制御不能な力と、信じ続ける“愛”との狭間で葛藤する、哀しきヒーロー「ハルク」の新たなストーリー。

監督／ルイ・リテリエ
出演／エドワード・ノートン、ティム・ロス、リヴ・タイラー、ウィリアム・ハート、ロバート・ダウニーJr.ほか
配給／ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
８月１日（土）スバル座他全国夏休みロードショー

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