バベル＜映画＞菊地凛子

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迷って見つける恋するトキメキ

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シリーズ３作品目になる今回は、コミック版でも絶大な人気を誇る最も手ごわい敵「ヴェノム」が登場。まだベールに包まれたままのこの最強の敵が、スパイダーマンに寄生してブラック・スパイダーマンへと変化させてしまう。さらに高校時代には大親友だったハリーは、父親をスパイダーマンに殺されたと勘違いし、復讐心をめらめらと燃やす。この２人の因縁の対決も、ついに今作品で決着を迎えのるか!?　数々の敵に命を狙われながらも、純情なピーターがただ一筋に愛するのは、ＭＪことメリー・ジェーン。息をつかせぬスーパーファイトの行方も気になるが、ＭＪとの恋の行方も気になるところ。予告編ではついにプロポーズをするシーンもあったが・・・。

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KIRSTEN DUNST
キルスティン・ダンスト（女優）

キルスティン演じるメリー･ジェーン（ＭＪ）は、“３”の中でブロードウェイデビューを果たす。

「“１“と“３“の間に５年間あったけど私自身の成長とＭＪの成長が並行している部分があるの。演じる役と一緒に大人になるなんて一生に一度しかない体験だと思うわ。ＭＪが戸惑いながらも女優になる夢を捨てないでがんばり通した気持ちが自分のことのようだった。でもＭＪのハピネスが仕事から生まれるもので、仕事を取ったらそのハピネスもなくなってしまう可能性があるところが私にはちょっと危なく見えるんだけど」

というキルスティンの幸せとは？

「幸せは自分の中に生まれるもの。誰かが、なにかが、自分を幸せにしてくれると期待してはダメ」とはっきりいう。

今までよりダークな色合いの“３“の中で、ＭＪは辛い場面も迎える。

「きっと人生の中で、自分の求めているものを見つけ出して大人になる過程のひとつなのよね」

ピーターとの関係の行方は？

「うまくいきそうで、なかなかうまくいかないのがピーターとＭＪ。今回は特に美女グエン･ステーシーが登場し、ハリー･オズボーンも２人の間の邪魔をするわ。ＭＪを演じてて、今まで以上に感情的になってしまったの」

profile
キルスティン・ダンスト（女優）

1982年生まれ。10歳までニューヨークで過ごし、その後ロサンゼルスに。３歳のときから合計70本ものCFに出演。スパイダーマンシリーズには初回から出演。『マリー・アントワネット』での主演も記憶に新しい。