レッドクリフ　partII＜映画 試写会＞トニー・レオン×金城武×リン・チーリン

歴史ドラマのなかに「仁・義・礼・智・信」という普遍の教えが散りばめられた「三国志」。その中の“赤壁（＝レッドクリフ）の戦い）”を『M:I-２』のジョン・ウー監督が映画化した『レッドクリフ』の後編がいよいよ今春公開！　兵士、武器、食糧全てが不足し、団結力まで揺らいできた周瑜（しゅうゆ）、孫権（そんけん）らの連合軍が巨大勢力の曹操（そうそう）軍をいかにして倒していくのか!?　ダイナミックな映像はもちろんPartIIでは女性陣が大活躍。孫権の妹で男勝りな尚香（しょうこう）と周瑜の美しい妻、小喬（しょうきょう）が愛する人、愛する民のために全てを投げうって勇敢に行動する。こんな女性になれたら、男性はもうあなたを離さない！

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いつの世も同じ、強い男たちが誰でも欲しいと思う「いい女」。天下を収める曹操が戦に勝って、手に入れたかったのは、トニー・レオン演じる連合軍の司令官、周瑜の妻・小喬。映画の中では、黒髪で中国の時代衣装を身につけたクラシカルな美女だったリン・チーリンだが、来日した彼女は、短い前髪にブラウンのロングヘアの巻き髪、ピンクのベアトップミニのワンピースを着ていてとてもキュート。174�pの長身はまるで、バービー人形のよう！

昨年公開された『レッドクリフ』のPart�Tが大ヒットし、台湾のトップモデル＆人気タレントから「ジョン・ウーに見いだされたシンデレラ・ガール」として映画デビューを果たしたリン。Part�Tのヒット後は、どんな風に過ごしていたのだろうか。

「企業のイメージガールとしてCMに出たり、次の仕事の準備をしたりしていました。プライベートでは、自分の知識を増やそうと映画を見たり。Part�Tのヒットでほかの国の人たちに私を知っていただいて、とても感謝していて、出演して本当によかったなと思っています。でも、私の生活自体は映画に出る前も出たあともシンプルなままで特に変わっていませんね」

観ている方が照れてしまうほどに仲むつまじい周瑜と小喬。好きな三国志の武将を聞いても自分の旦那様と答えるに違いないと思い、敢えて「周瑜以外で好きな人物がいたら教えてほしい」と聞いた。数カ月日本に留学経験もあるリンは「映画ノ中デ？」と日本語でリアクション。

「うーん・・・周喩じゃないのだとしら孔明ですね（笑）。孔明は以前から好きな人物で、彼は“知恵”の象徴ですよね。私は知恵は武力を含めてすべてに勝ると考えていたので。今回、金城武さんが演じた孔明はとてもいきいきとしていて、ユーモアのセンスもあり、人間味がありますね。新しい孔明像でとても素敵だと思いました」

小喬は曹操が自分に想いを寄せているのを知ったうえで勇気ある行動に出る。刀や槍を持って戦う男たちの代わりに、女性ならではの武器で向かっていく小喬だが、リンに「生きていく上で“女性の武器”を使うことは必要だと思うか？」と聞いてみた。

「女性の持つ独特の柔らかさで向かっていくことは、女性の“力”ではあるけれど“武器”だとは思いません。女性のそういった力は色々なものを溶かし、様々な物事を解決することができると思います。それは現代にも通じることですね」

現在34歳のリン。着実にキャリアアップしている彼女にとって、仕事や恋でチャンスを逃さない秘訣はなんだろう。

「・・・ムズカシイ（笑）。人を丸い円に例えると、そのどこが欠けても完全とはいえないわけですが、そのためには心が必要だと思います。心の持ちようで、仕事にも恋愛にも全力投球できるんじゃないでしょうか。秘訣と言えるかわかりませんが、自分を信じること。そして、“足るを知る（今に満足し不満ばかり言わない）”ことじゃないかと思っています」

戦いは、赤壁へ。
男たちの結束が揺らぐとき、
女たちの勇気が未来を変える。

陸上戦では曹操軍を圧倒した連合軍。赤壁での決戦を控え、2000隻の戦艦と80万人の兵士を持つ曹操軍に対し、戦艦が200隻、兵が５万人の連合軍は矢すら不足している。さらに、水上戦の得意な武将２人が曹操軍についているため、彼らをまず決戦前に葬りたい連合軍。軍師の孔明（こうめい）と司令官の周瑜が知恵を絞って問題を解決しようとするその一方で、疫病で多くの死者を出した曹操軍が、連合軍にも疫病が広がるよう卑劣な行為に出る・・・。

監督／ジョン・ウー
出演／トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、リン・チーリン、中村獅堂（特別出演）ほか
配給／東宝東和　エイベックス・エンタテインメント
上映時間／2時間24分
公式サイト／http://redcliff.jp/
４月10日（金）ＴＯＨＯシネマズ 日劇ほか全国超拡大ロードショー

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