イエスマン “YES”は人生のパスワード＜映画 試写会＞ジム・キャリー

ジム・キャリーの最新作『イエスマン “YES”は人生のパスワード』は、笑ったあとに納得できるポジティブムービー。仕事にもプライベートにも“ノー”や“イヤだ”ばかりを言い続けてきた銀行員のカールが、人生を変えるため、すべてのことに“イエス”と答えることに。「車で送って」「携帯電話貸して」「お金ちょうだい」と無理難題に立ちむかいながら、カールのポジティブライフが始まる・・・。今までの自分なら絶対に選ばなかった行動が、新しい出会いやラッキーを運んできてくれる。「行っても疲れる」「面倒くさい」と、日々の生活にカラダも気持ちもいっぱいで、断り方ばかりが上手くなっていない？　そんなときこそ、あなたも“イエスマン”に変身すべき!?

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“イエスマン”とは「何にでも同意する主体性のない人」を指す言葉として使われる場合もあるけれど、ここでは純粋に、何事に対してもポジティブに行動するために“イエス”と答える人のこと。“ノー・マン”のカールを演じたジム・キャリーは、イメージとは裏腹に「カールはまさに僕そのもの」だと自らを分析する。「僕はマンネリ合衆国の住民さ。ほかにもそういう人をたくさん知ってるよ。人生を避けてるんだ。この映画は僕にとって、人生にもっと関わることを描いた作品であることに強く惹かれた。“イエス”と言ってやったことってあまり後悔しないんだよね。“ノー”と言って何かをしなかったときの方が、たいてい悔やむんだ」と話している。

イギリスでＴＶの司会やライターとして活躍するダニー・ウォレスは、恋人と別れて以来、無意識に“ノー”ばかり言ってひきこもっている自分に気づく。そんなとき、ある人に「もっとイエスって言わなきゃ」と言われ、半年間、“イエス”と答え続けた経験を回顧録にまとめベストセラーに（２月25日に日本でもバジリコより出版）。スパムメールの怪しい広告や平和運動への誘い、週末シンガポール旅行、車のセールス、すべてに“イエス”。「もう１杯？」と聞かれなくなるまで飲み続けた。ダニーはその日々を「とにかく楽しかった。楽しいパーティでも、つまらないパーティでもいい人に出会える確率は同じ。パスしていたら始まらない」と振りかえる。

イエスマンになったカールの生活は一新。誘われれば“イエス”、頼まれれば“イエス”、少しでも興味があればやってみる。そのためジムは、事前に楽器を練習したり、韓国語レッスンを受けたりと大奮闘。特に韓国語は10週間言語コーチについて猛特訓を受け、「今までで一番大変だった役作りのひとつ」と話している。そして、バンジージャンプも本来、ジムくらいの大スターで主演俳優となるとスタントマンが飛ばないと周囲が許さないものだが、ジム自身は「自分で飛びたい」と映画会社を自ら説得。結局「撮影の最終日なら」ということで許可が出た。このほか、カールの様々なチャレンジが、結果的に彼の人生を前向きにしていく。

もしも、すべてに【YES】と答えたら。
それは今まで誰も気づかなかった、幸せになる方法。

今日も、銀行員のカールは“ノー”にあふれたネガティブライフを送っている。融資を頼みに来た顧客にはことごとく「ノー」、友達からの誘いも言い訳をして「ノー」か「パス」、妻とは離婚し、家では１人でDVDを見るのが常だった。「その調子じゃ、お前は孤独死だ」と親友に脅されたカールは、あるセミナーに参加することに。そこで出会ったカリスマカウンセラーと「これからは何事にも“イエス”を答える」と約束してしまう・・・。

監督／ペイトン・リード
出演／ジム・キャリー、ゾーイ・デシャネル、ブラッドリー・クーパー、ジョン・マイケル・ヒギンス、テレンス・スタンプ、リス・ダービー、ダニー・マスターソンほか
配給／ワーナー・ブラザーズ映画
上映時間／1時間44分
公式サイト／http://www.yesman-movie.jp
３月20日（金）新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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