鈍獣<映画 試写会>浅野忠信×北村一輝×ユースケ・サンタマリア

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映画『鈍獣』特別試写会

映画『鈍獣』 徹底レコメン

空気読めない? 究極のしたたか者? 「鈍獣(どんじゅう)」というタイトルの連載小説で、同級生である江田と岡本のイタ〜い過去をネタにしている鈍感男凸やん(でこやん)こと凸川。それでも凸やんは「書いてない」の一点張り。怒った江田が凸やん毒殺計画まで立てるが、凸やんは肉体も鈍感なので殺しても殺しても死なない! 同級生に何度も殺されていることにも気づかず、毎日、江田の経営するホストクラブに笑顔で飲みに来る凸やん。さあ、どうする江田&岡本!? 宮藤官九郎が舞台用に書き下ろし、岸田國士戯曲賞を受賞した作品が映画に。衣装もキャラもぶっとんだ面々が、不死身の凸やんの鈍感力パワーを思いしる!

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浅野忠信  映画『鈍獣』

浅野忠信×北村一輝×ユースケ・サンタマリア  映画『鈍獣』

映画『鈍獣』の中でブラックかつディープな友情を見せる同級生トリオ、凸やん、江田、岡本だが、演じている浅野忠信さん、北村一輝さん、ユースケ・サンタマリアさんの3人はとても仲良しで、スリーショットのインタビューはユースケさんのギャグを北村さんが突っ込み、浅野さんがそんな2人をニコニコ見ている、という和気あいあいとしたものだった。まずは3人にそれぞれが演じた役について聞いた。

北村:江田は見かけは強烈ですけれども、実はいちばん人間らしくて、常に揺れてるんです。思いっきり行動するんですけれども後悔したり、やったことに対して本当に良かったのか悩んでるんです。愛すべきキャラなんじゃないでしょうか。3人の中なら江田とは深くつきあえるかもしれないですね。嘘がないですし。凸やんとは無理でしょうね。たまらないですよそばにいたら(笑)

ユースケ:僕は「凸やんかわいいなあ」と思ってましたよ。ほんと、ワンちゃんていうかペットというか。友達というと違うかもしれないけど、一緒にいてあんまり苦じゃないんじゃないかなと思う。(手で頭を撫でるしぐさで)「よーしよしよしよし!」みたいな(笑)。江田もほっとけないタイプですね。

profile 浅野忠信
1973年神奈川県生まれ。90年『バタアシ金魚』で映画デビュー以降、国内外の著名監督作品に多数出演。今後、6月6日に『eatrip』(野村友里監督)、6月20日に『剱岳 点の記』(木村大作監督)などが公開される

浅野:僕は江田と岡本とは友達になりたいですかね・・・。

ユースケ:まだ凸やんひきずってますからね浅野くんは(笑)

浅野:凸やんは子供のような、動物のようなキャラクターで、理解するのには時間かかるけど、理解した時は「なるほどね〜。とりあえず疲れたよね」みたいな。最終的には憎めないけど、わけわかんない人ですよね。衣装も、始めに見た時「本当にこれを着るのか?」と思って監督・スタッフの様子を見ていたら、「もうちょっとこうしよう、ああしよう」って話しているんですけど、その「もうちょっと」がどんどん変わった方向に進んでいくという(笑)

ユースケ:岡本は弱い人間ですけど、ビビってるようで振り切ったことするんですよね。だから怖い男かも。僕自身のパプリックイメージをデフォルメしたようなキャラでしたね。「いいかげん」とか「テンション高い」とか? 本当はそんなことないんですけどね。

浅野&北村: 笑

北村:ユースケは実は繊細だったりするんですよ。誰かが言うのを待ってると思うんですけど、芝居のこともちゃんと考えてますよ。

profile 北村一輝
1969年大阪府生まれ。多くの映画、テレビドラマで活躍。放送中のNHK大河ドラマ「天地人」では上杉景勝役で出演。岸谷五朗監督の『キラー・ヴァージン・ロード』の公開も控えている
北村一輝  映画『鈍獣』
ユースケ・サンタマリア  映画『鈍獣』

ユースケ:そういうことはサラっと言ってくださいよ。いやらしいじゃないですか!(笑) 北村さんのシーンでいちばん印象に残ってるのは、相撲のまわし姿。一見堂々としてるんだけど、「ね。見えてない?」って僕だけに聞くんですよ。

北村:僕は細いから、まわしが食い込まないんです。なのに、「足をもっと上げて」とか言われて、テストの時はシコふんだあと、下見るふりして自分でチェックしたりしました。見えたら大惨事ですからね(笑)。浅野くんのエピソードと言えば、クランクインのときですね。彼は遅れてインしたんですけど、まだ会話もよくしていない時に、凸やんお決まりの、エレベータで上がってきた時の台詞、「おしまい?もうおしまい?」を聞いて、大笑いしました。想像してなかったキャラだったんで。

ユースケ:あれは笑った。台詞どおりなんだけど、絶妙なんですよ。

浅野:僕は、あまりにもたくさんの方が反応してくれるんで、「あれ。結構期待されてたんだー」と思いましたね。「おしまい?」に関しては監督と一緒にいろいろ試しました。殺されてまた戻ってくるときには、具合が悪いながら元気に「おしまい?」とか。

profile ユースケ・サンタマリア
1971年大分県生まれ。1994年、ラテンロックバンド「BINGOBONGO」のヴォーカル&司会としてデビュー。バラエティ番組、CM、「踊る大捜査線」シリーズなどのTVドラマ、舞台、エッセイ執筆など、マルチに活躍。オムニバス映画『R246 STORY』(DVD発売中)の1編、『弁当夫婦』では、初監督に挑戦。現在、レギュラー番組「音楽寅さん」がCX系列でOA中

映画『鈍獣』 特別試写会

世界一鈍いアイツが、
俺たちの人生を壊しにやってくる。

週刊大亜の編集者、静(しずか)は、失踪した作家、凸川(でこがわ)を探しに彼の故郷で、相撲が盛んな地方都市「ときわ」にやって来た。静はまず、ホストクラブ“スーパーヘビー”に行き、たった1人しかいないホストの江田、ダメ警官の岡本、クラブのママで江田の愛人・順子、ぶりっ子ホステスのノラに話を聞いたところ、凸川の連載小説「鈍獣」で江田と岡本の過去を暴露された江田が激怒し、凸川殺しを決行したと言う・・・。

監督/細野ひで晃
脚本/宮藤官九郎
出演/浅野忠信、北村一輝、真木よう子、南野陽子、ユースケ・サンタマリア、佐津川愛美、ジェロ、本田博太郎ほか
配給/ギャガ・コミュニケーションズ
公式サイト/http://donju.gyao.jp/
上映時間/1時間46分
5月中旬より、シネクイントほか全国順次ロードショー

■特別試写会開催日時:
  5月13日(水)18:00開場、18:30開映 有楽町朝日ホール(有楽町)

■応募締め切り:5月6日(水)

予約受付は終了しました。

© 2009「鈍獣」製作委員会
取材・文/安田佑子

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