OZmall 恋、キレイ、知性 東京女子が“今”したいコト

こんにちは、ゲストさん♪


占い・映画・小説・エンタメ

迷って見つける恋するトキメキ


 
蔓延していなかったら、そして女性の身体というものにもう少し男性社会が注意を向けてくれていたら(今だって、乳がんにしろ子宮がんにしろ更年期障害にしろ、女性特有の病気に関して研究はかなり遅れていますが)、お母さんの今の苦しみはなかったんじゃないかと思うと、悔やまれてなりません。
  だから私は絶対に開腹摘出はいやだったのです。しかし職業柄、ロケの場所によってはトイレもままならなかったり、自分のトイレ時間で大勢の人を待たせることがはばかられたり、着ている洋服が99%借り物だったりという事情を抱えていること(わかりますよね)、筋腫による圧迫症状、おしっこが近い、貧血、体型の著しい変化など、さまざまな理由が重なって、今のうちになんとかしておこうということになりました。そしてある先生からUAE子宮動脈塞栓術を知ったわけです。これは、子宮動脈にカテーテルを差し込み、そこから塞栓物質を注入し、筋腫そのものに栄養が行かなくする方法。つまり筋腫の兵糧攻めみたいなものです。
  この治療は1991年フランスで始まり、アメリカでは1997年以来爆発的な人気で、日本でも1998年から導入されています。といっても、まだまだ日の浅いものなので、日本ではいまだ保険が適応されておらず、一般的にはまだ開腹摘出手術が主流だということだそうです。もちろん、摘出手術が時代遅れだというわけではなく、一長一短はあるようですが、少なくともUAEが、私のような職業を持つ者にはぴったりだったということです。
  まず、社会復帰が早いこと。男性と同等の立場で仕事をするキャリアの女性は、皆さんそうだと思いますけど、そうそう簡単に休めないですよね、仕事って。シレーッとした顔で「赤ちゃんできちゃったんで結婚しまーす。だから寿退社。先輩お先〜。」みたいな小娘と違って、責任があるってことは風邪を引くタイミングまで考えなきゃいけないもんなんです。だから仕事に1〜2週間で戻れるUAEは、私たち働く女にとっては、やっぱりありがたいものなんですよ。
  そして何より、子宮や卵巣などを摘出しないということは、ホルモンバランスが崩れないということ。つまり女性ホルモンが急激に減少したりしないから本人の身体にも優しいわけです。本当はこれが一番ありがたい。まだまだ女性の更年期障害はちゃんと医学で解明されてないし、だったらまだまだ続くこの人生、誰も助けてくれない、訳の分からない症状で悩みたくないもんね。自分の力で明るく生き抜いていくためにも、自分の身体は自分で大事に守らなきゃ。
  ということで、いざ手術に望んだ私でございます。詳細は次回。乞うご期待。
     

INFORMATION


PR

ページTOP
シェアする twitter|facebook|mixi
OZのプレミアム予約商品一覧
スターツ出版株式会社