 |
 |
 |
 
さて、先週お伝えしたとおり子宮動脈塞栓術という手術をした私。最初はちょっとびびってたけど、幸いなんの痛みもなく、それどころか部分麻酔のおかげで自分の手術の様子を観察しちゃったりして、なんかうきうき気分のうちに無事手術を終えることができました。本当に先生及び看護師の皆様たちには感謝しております。いやしかし現代医学の進歩というのはすばらしいね。医療機器や研究技術だけじゃなくて、患者さんに負担が少なくてすむよう、精神面でも肉体面でもいろいろケアしてくれる。手術前の麻酔の説明や患者に対する細かな気配りしかり、術中の執刀なさっている先生の誠実な態度しかり。世の中にはおかしな病院も多いと聞くけど、少なくとも、私が治療を受けた病院は親切だと思った。もちろんそれは術後も変わらず、ていうかむしろ手術が終わってからの気配りに、私は感動しました。
まず手術終了後、傷口の固定やいろんな処理が終わって「柴田さん、この後麻酔が切れてきますけれど、痛みがないようちゃんと、背中から少しずつは麻酔入れておきますからね。安心してください」って、やさしい言葉をかけてくれるのよ。これはうれしかった。手術は無事終了したものの、患者ってなんとなく不安なもんだもんね。次に「足首動かしてみてください。動きます？  大丈夫ですか？」なんのことかと思ったら足の血栓予防だって！ 例の、飛行機の中で起きるエコノミー症候群にならないようにというケアなのよ。感激！ こんなことまでしてくれるんだ。だって何時間もじっとしてたわけじゃないのよ、せいぜい40分よ。40分なんてあなた、ちょっと剣道やったり茶道やったりお経読んだりしたら、あっという間よ？ それがあなたむくみ防止のストッキングまで履かせてくれるんだよー。 |
|
|
 |
|
|
| |
|
|
|
