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迷って見つける恋するトキメキ



 さて、運動嫌いの私が生まれて初めて自分から「やってみたい」と言い出したスポーツ、それがテニスなのでした。
  周りの人間は当然反対しました。一番反対したのはうちの亭主。「はぁ? 何考えてんだ、おまえ? おまえ、ちゃんとわかってんのか? テニスってのは格闘技っていわれるくらいきついんだぞ。しかも不器用で“毬つき”さえろくにできないおまえが、ラケット持って球が当たるわけねーじゃねーか。やめとけ! みんな迷惑するから」。うん、まぁ言ってることは相当正しい…。
  うちの劇団員も言いました。「えー! しばたさんが、テニスゥー! ドヒャー! 見てぇ〜! 笑えるだろうなー!」。クソ! 日ごろ飲みに連れてってやってる恩も忘れやがって。
  しかし人間、逆境に置かれるととてつもなく燃えるものでございます。周りの人間全員に反対されたことで、私の目の中に『巨人の星』の星飛雄馬や花形満のような炎が出ちゃったと申しますか。ホントはテニスやるのがちょっぴり怖かった私の心に反逆の火をつけちゃったことは確かなのでございます。「もうこうなったら何がなんでもテニスやるんだもんね!」。
  で、まず始めにシューズを買いに行きました。いいでしょ? この、形から入る感じ。もちろんナイキだよ、だってシャラポワはナイキだからね。で、例のワンピースみたいな短いスコートっていうの? イヤ、今はまだ買いませんよ! でも一応チェックはしときました。そうやってモチベーション上げないとさー! そしてワンピースを着たシャラポワのポスターの前で誓ったのでございます。「シャラポワ、いつか必ずあんたと同じワンピース着るから、それまで女王でいてね」って。
  あとはもう天が味方してくれました。コーチをやってくれる人が現れ、一緒に習おうかという友達も出てきて、もう、世間の反対の声なんか消えたわね。
  ということで、めでたくコーチと私と友達(オーちゃん)と、そしてコーチが呼んだ学生時代の後輩のサブコーチ(トモちゃん)の4人組が誕生したのです。考えたらすごい贅沢よ。どんな流行らないテニス教室だって、先生2人に生徒2人のマンツーマン&ダブルス形式なんてありえないんだからさ。
     

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