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さて皆さん、お菓子の商品名には50音の中でどの文字が多く使われていると思いますか?
これは、日本テレビ「世界で一番受けたい授業」での質問だ。先生は黒川伊保子さん。脳の働きや物理学的言語学などを研究してこられた方で、今はモノの名前の語感から、どういう印象を受けるか研究し、購買意欲を増すような商品名を考える。つまり、商品のゴッドファーザー・アドバイザー。
結論からいうと、お菓子に多い音は「パピプペポ」です。ポッキー、パピコ、ポリンキー、プッチンプリン。ね! それは子供の好きな音だから。そういえば、子供はおっぱい、ぱいぱい大好きだもんなぁ。ま、大人も好きだけどさ。同じように、マ行もお母さんのイメージなんだって。ママ、まんま、マリア様も「ま」だ。同じように、怪獣の名前は成長期の少年が面白がって使ってみたがる音「ガギグゲゴ」。ゴジラ、ガメラ、キングキドラ。女性雑誌はanan、nonnoの「ナニヌネノ」なんですって。もちろんほかにも売れてる名前はたくさんあるけど、語感の法則があって名前が決まったんじゃなくて、あとで調べてみたら、なんとなくみんなの好きな名前がこれだったっていうのが、なるほど納得しちゃう。
こんなふうに語感でモノの名前を判断するという考え方は、人の名前にも応用できるんです。姓名判断とかじゃなくて、人の名前の持つ「音」で。名前の印象って確かにあるよね。たとえば漫画の登場人物だと「やすよ」って名前は貧しくても優しくてけなげな感じだし、「らんこ」って意地悪できれいな お嬢様だもんね。まぁもちろん、名前だけで人の性格がわかるものではないけれど。
でも私ね、近ごろ思うようになったことがあるのよ。よく、人は見た目で判断してはいけないっていわれるでしょ? でもさ、私、人はある程度見た目で判断していいと思う。むしろその人の第一印象ってとても大事。その人が持ってる雰囲気、表情、まなざし、声、言葉遣いなんかで、ずいぶん人ってわかるものだと思う。いやもちろん、とんだタヌキはいるものですけどね。でも、身だしなみや姿勢、礼儀、言葉遣い、態度は、ちゃんとするに越したことことないよ、お嬢さんたち。なぁんちゃって、がさつなこの私が! |
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