OZmall 恋、キレイ、知性 東京女子が“今”したいコト

こんにちは、ゲストさん♪


占い・映画・小説・エンタメ

迷って見つける恋するトキメキ


 やった〜9月になった〜! まだ暑いものの秋ですよ、秋。私が一番好きな季節です。食べ物、スポーツ、読書といろいろ楽しめる秋ですが、おすすめが映画。今週は秋の夜長に楽しみたい、心がしみじみするような映画を紹介します。



『トータル・カウリスマキVol.1 真夜中の虹/浮き雲』
監督:アキ・カウリスマキ
価格:5229円
販売元:ビデオメーカー
時間:170 分
 フィンランド出身のこの監督の作品、とにかくテンポが独特。登場人物たち、みんなボーっとしてる。でも確実に現実が彼らを襲い、状況が不利になる。この作品の主人公である夫婦は、ある日突然二人揃って職を失う。いきなり絶望・・・それでもなんとか職探しを始めるけど、騙されたり、やっと見つけた勤め先が潰れたり。
「あ〜どうすんのこの先。かわいそやなあ・・・でもなんかぼーっとしてるなあこの人たち」なんて見てるこっちがハラハラ。
 でも不思議と映画の空気みたいなものは絶望的に暗くはない。どん底なはずなのに、どこか奇妙な明るさを感じられるのはこの監督のユーモアのせい?
でもきっとそれだけじゃなくて、「愛」というものをきちん主人公たちがが持っていて、そこを監督がさりげなく描いているからなんじゃないかと思う。だから見終わった後「ほっ」としたんです。
 はてさてこのどん底夫婦、どーなっちゃうんでしょうか・・・?


 私はこれロバートデニーロ主演作品の中で一番好き。このおっさん役がいい!
 ギャングから金を横領した心優しき犯罪者マデューカスと、彼を追う孤独な賞金稼ぎウオルシュ(これがデニーロ)。マデューカスはそしてギャングや警察しも追われている。この二人は逃避行の中でおかしくも友情を育んで行く訳です。それぞれの境遇とか気持ちが少しずつ分かって行く。デニーロが別れた奥さんちに「金貸して」と行ったら娘が出て来て「あ〜大きなったんやなあ」としみじみしたり。みんなそれぞれ悲しい事とか寂しい気持ちを持ってて、それがたまたま逃亡者と賞金稼ぎで気があってしまって。
 なんかいいなあ、出会いって分からへんもんやなあ。デニーロのあの照れくさそうな、困ったような笑い顔もいいなあ。彼の笑顔に会うため、何度この作品をビデオで見た事か。で、最後どうなんの? 警察は? ギャングは? もしかして殺されたりとか?
・・・ラストはこの二人の奇妙な友情が何かやらかしてくれることに期待しよう!

『ミッドナイトラン』
【ベスト・ヒット・コレクション 対象商品】
期間限定価格:1565円
発売日:9月23日
発売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン



『女はみんな生きている』
出演:カトリーヌ・フロ、ヴァンサン・ランドン,、その他
監督:コリーヌ・セロー
価格:4935円
販売元:角川エンタテインメント
時間:108 分
 夫婦愛や友情にじわ〜っときたら最後は・・・ちょっとスカッとしましょう。
 話は愛のない中年夫婦が乗る車にいきなり娼婦が衝突する所から始まる。女は夫婦に助けを求めるが夫は無視。気になった奥さんは翌日病院で彼女を見つけ、看護し始める。娼婦ノエミは美人で不幸で散々男に苦しめられて来た。主婦エレーヌは旦那や息子から家政婦扱いされる日々。この二人の女が出会い・・・男たちへの復讐が始まった!というストーリー。
 おもしろいのが命を狙われているノエミを守るため、エレーヌがめちゃくちゃやるとこ。男を棒で殴って失神させたり、家ほっぽったり。
「自分が輝くためには何が大切なんか」ということをエレーヌは体と心で分かって行く。”男と女”が幸せの全てじゃない。まずは一人のいい女になること。そこへ向かって疾走する女って・・・かっこいいっす!
 そして二人がつかむラストには、胸がじいんとなりました。人生って深いなあ・・・。ほんま幸せっていろんな形があるんやと、映画は教えてくれます。
 だから秋の夜長には映画がおすすめなんです!

<つじあやのプロフィール>
1978年生まれ、京都出身。ウクレレ弾き語りスタイルで注目を集め1999年メジャーデビュー。スタジオジブリ映画『猫の恩返し』の主題歌『風になる』のヒットなどで知られる。
つじあやのオフィシャルホームページ「うららかさん」
http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/uraraka/



INFORMATION


PR

ページTOP
シェアする twitter|facebook|mixi
OZのプレミアム予約商品一覧
スターツ出版株式会社