ビールや店が街を変える?中央線とブルックリン、街と文化の楽しいカンケイ

写真/IRISH PUB Peter Cole 荻窪店

個性豊かな店や住人が集まり、独自のカルチャーが生まれる中央線沿線。そんな街の魅力を体現するような場が、荻窪にあるブックカフェ「6次元」。20人も入ればいっぱいの看板もないこの小さな店に、日本全国や海外からもたくさんの人が訪れる。そんな店の店主であるナカムラクニオさんが今、注目しているクラフトビールとは?

更新日:2019/06/11

中央線がおもしろい理由を「6次元」のナカムラさんにインタビュー

6次元では、ナカムラさんがおもしろいと思えば、なんでもイベントになる。ニッチなテーマが次々開催されては、新しいコミュニティが生まれていく。やがてそれが全国的なムーブメントになることも。

この6次元という場が持つ熱量は、中央線の街に支えられているとナカムラさんは言う。
「このあたりは昔から文士村で、今も文学者がたくさん住んでいるし、演劇、音楽、アニメなどのクリエイターも多い。だから発信したい人、交流したい人が集まりやすいんです。ディープな人間関係や泥臭さも含めて、街の魅力なのかなと思います」

そんなナカムラさんが最近注目しているのが、ブルックリンブルワリーのビールだ。
「ひと口飲むといろんな香りや味わいが広がる。その奥深さが、とても文学的だと思いました。これを飲みながら読書会をやったら楽しいだろうな。なにかを語りたいという気持ちを高めてくれるビールなんですよね」

中央線と同じ匂いのする、個性豊かなビールとは?

ブルックリンブルワリーは、ニューヨーク・ブルックリン地区に1988年に創業された、アメリカンクラフトビールのパイオニアだ。創業者のスティーブ・ヒンディは元AP通信の記者。派遣されていた中東で豊かなビール文化に出会ったことをきっかけに、地元ブルックリンでブルワリーを創業した。
19世紀、ブルックリンはビールの生産地だったが、大量生産のあおりを受け衰退。街の活気も失われてしまう。ブルワリー創業の背景には、地元ブルックリンのビールと街の復権を願うスティーブの思いがあった。
その思いを形にしたのが、マスターブリュワーのギャレット・オリバー。ビール造りを愛するギャレットは、みずからのインスピレーションをもとに、豊かで刺激的な味わいのビールを次々と生み出していった。

「背景を知るともっと好きになりますね。造り手の情熱に心を打たれます」とナカムラさん。
スティーブは地元のアーティストやバーと一緒に、手作りのイベントを重ねていく。やがてブルックリンの街とブルワリーは、世界が注目する存在になっていった。彼が街を盛り上げるために重要だと考えたのが、ローカル、小規模、コミュニティの3つ。6次元が大切にしている価値観と重なる。

ブルックリンブルワリーに共鳴したナカムラさんが描いた絵。影をよく見ると・・・

「ローカルで小規模であるほど、濃密なコミュニティが生まれる。そこにさらに人が引き寄せられてくるんです。思えば中央線とブルックリンの街も似てますね。外からの移住者も多いし、クリエイターはじめいろんな人が集まり、雑多なものが混ざり合って新しいものが生まれる。そんな共通点もおもしろいです」

世界的なブランドに成長した今も、ブルワリーのスピリットは創業時と変わらない。世界各地でローカルなコラボレーションをひとつずつ積み重ね、少しずつファンを増やしている。
「多くの情報や選択肢があふれる今の時代、スピリットに共鳴できないと本当に好きになってはもらえないと思うんです。逆に共鳴できれば、世界中から人がやってくるしファンになってもらえる。そんな時代にぴったりはまるビールだと思います」

ラインナップもいっそう充実し、中央線沿線で飲めるお店も増えているブルックリンブルワリーのビール。同じ魅力を持つふたつの街の匂いを感じながら、その世界観を体験してみたい。

6次元

東京都杉並区上荻1-10-3 2F
TEL.なし 
営業/イベント開催時のみ営業
アクセス/荻窪駅より徒歩3分

荻窪でブルックリンブルワリーのビールが飲める店

CAFE and BAR poco
左/ジャークチキン 594円 右/ブルックリンラガー 702円

CAFE and BAR poco

店主の好きなお酒とマンガとジブリで溢れた個性派カフェバー。店内の壁には約2000冊のマンガがずらりと並び、コンセントやWIFIも完備。パソコン作業をしたりマンガを読んだり、思い思いに過ごせる空間はひとり客にも人気。フードメニューやスイーツも充実していて、ビールのお供には、熱々のフライパンにのったジャマイカ名物「ジャークチキン」がおすすめ。ほどよいスパイスとチキンのジューシーな旨味がビールと相性抜群。

CAFE and BAR poco(カフェ アンド バー ポコ)

東京都杉並区天沼3-12-1
TEL.03-6338-9544
営業時間:平日11:30~26:00 土日祝11:00~26:00
定休日:なし
アクセス:荻窪駅北口から徒歩5分

IRISH PUB Peter Cole 荻窪店
左/特製フィッシュ&チップス(Large)1480円 右/ブルックリンラガー 800円

IRISH PUB Peter Cole 荻窪店

キャッシュオンの本格アイリッシュパブで、おつまみも充実。人気メニューはビール衣で揚げた「特製フィッシュ&チップス」で、外はサクサク、中はジューシー。お好みでモルトビネガーをかけると独特な甘みと香りが加わり風味豊かに。ポテトチップスをパンでサンドした「クリスプサンド」(580円)もおすすめ。大型スクリーンでスポーツ観戦をしたり、月1回開催されるバスフルートの生演奏を楽しんだりと、魅力的なイベントも盛りだくさん。

IRISH PUB Peter Cole 荻窪店(アイリッシュパブ ピーターコール)

東京都杉並区荻窪5-30-12 グローリアビル B1F
TEL.03-6915-1928
営業時間:15:00~23:00
定休日:日・祝
アクセス:荻窪駅南口から徒歩30秒

wood good brothers
左/ラザニア 972円 右/ブルックリンラガー 756円
(ラザニアは11:30~14:30 数量限定、17:00~21:00のみ提供)

wood good brothers

インテリアバイヤーの兄と飲食店経験のある弟が営む家具カフェ。ルームライトやテーブル、イスなど、店内の家具はすべて兄がセレクト。ほぼすべての家具に値札がついていて、購入もできる。看板メニューはイタリアの家庭料理「ラザニア」で、自家製ミートソースのやさしい味わいがビールにぴったり。ほかにも野菜をたっぷり使ったヘルシーなメニューが揃う。オシャレであたたかみのある店内は、女子会やママ会にも人気。

wood good brothers(ウッド グッド ブラザーズ)

東京都杉並区荻窪5-16-20 SNビル1F
TEL.03-6279-9748
営業時間:11:30~21:00(日・祝は18:00まで)
定休日:月
アクセス:荻窪駅西口から徒歩1分

左/ピッツァマルゲリータ 950円 右/ブルックリンラガー(小)648円

La Traviata

住宅街にある秘密の扉のようなドアを開けると、階段の下に広がるのは大人の隠れ家バー。店内はブラックを基調としていて、渋谷のスクランブル交差点などのLIVE映像を流した大型モニターが画のように飾られている。ピザの中でもシンプルでほどよく塩気のあるマルゲリータは、ビールの定番組み合わせ。口コミで常連客を増やしていて、平日は深夜3時まで営業しているから、時間を気にせずのんびりお酒を楽しみたい人に最適。

La Traviata(ラ トラヴィアータ)

東京都杉並区天沼2-5-9-B1
TEL.03-6276-9595
営業時間:18:00~27:00
定休日:月
アクセス:荻窪駅北口から徒歩5分

日本で飲めるブルックリンブルワリーのビールラインナップ

ブルックリンラガー

ホップの華やかな香りとカラメル麦芽の香ばしさのバランスがとれた、爽やかな飲み口のフラッグシップビール<国産>

ソラチエース

北海道オリジンのホップを使用。レモングラス・ハーブのような爽やかな香りと明るい余韻は寿司や海鮮と相性抜群

ディフェンダーIPA

トロピカルフルーツの香りとしっかりした苦み。DEFEND BEERの信念から生まれたブルックリンブルワリーのIPA<国産>

サマーエール

すっきりと飲みやすく、夏らしい味わいのペールエール。サラダ、シーフード、グリルとのペアリングを楽しんで

※ブルックリンブルワリーの商品の一部は、ライセンスによってキリンビールが国内で製造しております。
※ディフェンダーIPAはタップ・マルシェ専用商品になります。

中央線沿線の西荻窪~荻窪エリアを舞台に
「よりみちブック&ビアウォーク」を開催

2019年7月13日(土)~27日(土)、オズマガジンとブルックリンブルワリーのコラボイベント「よりみちブック&ビアウォーク」の開催が決定! 毎日をちょっとユニークにしてくれる、本とビールとよりみちを楽しむデジタルスタンプラリーイベントです。また、7月27日(土)は荻窪のカフェで1DAYイベントも開催(オズモールにて事前応募・応募者多数の場合は抽選)。詳細はオズモールやオズマガジンで随時お知らせするのでお楽しみに!

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PR/ブルックリンブルワリー・ジャパン
ストップ! 20歳未満飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。のんだあとはリサイクル。
PHOTO/MANABU SANO,NORIKO YONEYAMA,AYA MORIMOTO WRITING/AKI MATSUOKA

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