【新島ウエディング後編】新島で結婚式をして幸せになった3組の夫婦のリアルインタビュー!

新島、ウエディング

約15年前に新島で始まった、島の人と一緒になって作り上げる結婚式「新島ウエディング」。島の人だけでなく、島外の人同士のカップルもあげることができ、これまで10組の結婚式を開催。どの式も手作りだからこそできる個性あふれる結婚式になったと、参列者からも大好評。今回は、実際に島で挙式した3組の夫婦にリアルインタビュー。結婚式のようすやその後の生活について聞きました。

更新日:2019/03/12

新島ウエディング成沢亮さん、小百合さんカップルの場合

新島、ウエディング

ふたりの出会いの地・新島で結婚式をすることで友人たちにも新島のよさを感じてもらえた

――おふたりの出会いについて教えてください

小百合さん「2013年に新島で行われた婚活イベントがきっかけでした。女性は島外の人、男性は島内の人。私はもともと旅が好きだったので、旅感覚で参加し、彼は半分スタッフみたいな形で参加していたんです」

亮さん「そう、僕は手伝いで参加するつもりだったのですが、独身だから参加しろという流れになって・・・(笑)。そこで出会って意気投合し、1年ほど遠距離恋愛を続けて、結婚をすることになりました」

――出会いは新島だったんですね。それで、新島で結婚式を挙げることに?

亮さん「それもありますが、僕が何度か“新島ウエディング”の手伝いをしていて。携わった結婚式がどれも素敵だったんです。それで、新島で結婚式もいいなと。あとは妻の友人たちが新島に来てみたいと言ってくれたのが大きかったですね」

小百合さん「ゲストに島まで来てもらうのにお金がけっこうかかるのではと不安でした。でも会費制にして、交通費や宿泊費を計算したら、都内で結婚式するときのご祝儀とあまり変わらなくて。それなら、旅行気分で楽しんでもらい、私たちが住んでいる場所を見てもらいたいと思い、新島ウエディングをすることにしました」

新島、

新島は結婚式だけでなく、生活するのにも最高だった!

――実際に新島で結婚式をしてどうでしたか?

亮さん「9月の台風のシーズンだったので、ビーチではなく島の多目的施設を借りて行いました。僕が今まで手伝った新島ウエディングはビーチがメイン会場だったので、室内のみで行うとどんな雰囲気になるか少しドキドキしていました」

小百合さん「羽伏浦海岸でも開催したい気持ちもありましたが、屋内だけでも、装飾や音楽、料理など、よりオリジナリティあるウエディングができて大満足でした。ゲストは島民も島外の人も含め60名ぐらいで、終始アットホームな雰囲気。新島の特産を使った料理は大好評でしたね。会場の大きな窓からは夕陽が見えて、友人たちから“こんなに楽しい結婚式はじめて”と言ってもらえたのが嬉しかったです」

――結婚を機に小百合さんは新島に移住されましたが、新島の暮らしは実際どうですか?

小百合さん「コンビニがなくて気軽に買い物ができないとか、島特有の人との距離が近いなど、最初は戸惑うこともありました(笑)。でも、慣れるとそんなことはあまり気にならなくなって。子供が産まれ思うのは、島の人みんなで成長を見守ってくれているということ。なので、この近い距離感がありがたくも感じます。新島は、見ての通り自然に囲まれていて、のびのび生活できるから、子育てにもいい環境ですよ。都会のような刺激はないですが、家族の時間を多く持てたり、心に余裕も生まれるので、新島に移住してよかったです」

新島ウエディング浅野眞吾さん、夏美さんカップルの場合

新島
撮影/引田さやか

新島ウエディングのサポートメンバーの頃から夢見ていた新島での結婚式

――おふたりは東京で出会われたそうですが、なぜ新島で挙式をすることに?

夏美さん「私が新島出身で、新島は特別な場所でした。彼もその思いを理解してくれて、新島ウエディングをすることに。私自身、新島ウエディングのプランニング担当をしていて、そのとき携わった結婚式の光景が感動的で、いつか私も、新島の仲間と一から手作りしながらの新島ウエディングをしてみたと思い、実現しました」

――夢がかなったんですね。結婚式はいかがでしたか?

眞吾さん「本土から75名、島の人45名を招待したので、大きな結婚式だったと思います。挙式は羽伏浦海岸で行い、ゲストでなくても参列できるようにオープンスタイルにしました」

夏美さん「そうしたら、同級生のお母さんや小さいころお世話になっていた島のみなさんが来てくれたり、たまたま居合わせた観光客にも祝福してもらえたり(笑)。楽しい挙式になりました。私が、新島ウエディングで大切にしたのは、本土からくるゲストに新島の時間を楽しんでもらうこと。特に料理にはこだわって、新島の食材や父が育てた野菜や釣った魚を使うなど、新島のおいしいものを食べてもらいました」

眞吾さん「新島の海や景色を楽しみながら楽しそうに過ごす友人たちを見て、嬉しかったし、新島で結婚式をあげてよかったと思いましたね」

夏美さん「今までは、私の特別な場所・新島でしたが、この結婚式を機にふたりとゲストにとって特別な場所になりました。今でも新島に帰るたびに結婚式のことを思い出して幸せな気分に浸っています」

新島ウエディング山口和也さん、桃子さんカップルの場合

プロポーズで新島ウエディングを宣言して、結婚式を新島で実現

――新島出身ではないふたりですが、なぜ新島で挙式をしようと思ったのですか?

和也さん「僕が新島が大好きで、よく新島に遊びに行っていたんです。畑をやったり、友人と一緒に家を借りたりして、島の人からも“お帰り”って言ってもらえるほど(笑)。その新島と新島の人のよさを友人にも知ってもらいたくて、新島ウエディングをやってみたいと思ったんです」

桃子さん「私も一緒に島に来ていて、新島のことが大好きでした。実はプロポーズも新島でしてもらったんです。そのときに、新島ウエディングをすることを彼が宣言(笑)。一生に一度の日を新島で過ごせることを楽しみにしていました」

――プロポーズのときに結婚式の場所が決まったんですね! 実際に式をあげた感想は?

和也さん「島の方々に全面的に協力してもらい、披露宴もパーティーもあたたかな雰囲気に。特に、島の女性たちによる手作りの料理が大好評。こんな幸せな式を挙げられるのは本当に幸運ですし、今でも自慢です」

桃子さん「挙式会場の羽伏浦海岸が本当に綺麗でした。あの最高のシチュエーションは新島ならでは。挙式後に改めて新島を訪れたときは、撮影した写真や動画を流して、島の方々への“お礼会”もしました。彼との出会いから新島でつながったこのご縁は大切な宝物です。子供ができて、新島に行ける機会が減ってしまいましたが、また家族で島に行って、島のみなさんに子供の成長を報告したいと思います」

TEXT/CHIAKI ISHIBE

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