東京離島
東京離島・縁結びプランナー

【フォトグラファー佐野学×写真スポット】東京の島で素敵写真を撮ろう&インスタキャンペーン受賞発表!

更新日:2019/07/02

今回の企画で東京の島の縁結びスポットや楽しみ方を提案してくれる縁結びプランナーに任命されたフォトグラファーの佐野学さん。この東京離島の企画では何度も島へ行き、島のいろんな景色や表情を撮影をしてくれました。東京の各島でラブが深まりつつ、思い出の写真が撮れるスポットとその撮り方を紹介。さらに、2019年2月28日まで実施していたインスタグラムキャンペーンの受賞者も発表します!

プロフォトグラファー直伝!東京の島で素敵な写真を撮るコツ

大島、裏砂漠、写真

【大島】裏砂漠で2人でジャンプした写真を撮る

「なにもない黒い大地が広がる『裏砂漠』は、大島の中でもかなりフォトジェニックなスポットです。ここに行くまでの行程には大きな岩があり、岩に登って三原山をバックに撮影なんていうのも楽しめます。道のりもほぼ平坦なので、ハイキング感覚で楽しめるのもおすすめするポイントです。

この『裏砂漠』では、左の写真のように、宙に浮いたような写真を撮ってみましょう。三原山を背景に撮るとこの宙に浮いた感じが半減してしまうので、この写真を撮るときのポイントは、海と空が抜けている方を背景にすること。そして、カメラは、地面にセット。せーので飛ぶときには、膝をグッと体に近づけるようにして曲げると、高く飛んでいるように見えますよ。2人でこれだ! と思う写真が撮れるまで何度もチャレンジしてみてくださいね」

縁結びPOINT

ジャンプするときにお互いに手をつないで飛ぶと、仲のよさが伝わる写真が撮れます。何回もチャレンジするたびに手をつなぐので、2人の距離もさらに近づくかもしれませんね

新島、海

【新島】新島ブルーを望む羽伏浦海岸を背景においしいベーカリーのパンをパシャリ

「旅行に行くと食べものを写真に撮ることも多いと思いますが、新島では、かじやベーカリーのパンを買い、新島屈指の海を望む羽伏浦海岸で思い出の1枚を撮ってみてはいかがでしょうか? 

テイクアウトフードを撮るときには、背景の抜け感を意識するといいですよ。新島には、新島ブルーといわれる、エメラルドグリーンの海が広がっているので、海や空を背景にして撮ることで新島の思い出の味を海とともに写真に収めることができ、記念の1枚になるはずです。また、手にパンをもって撮影することで、旅をしている臨場感もでて、撮った写真が活き活きとした2人の思い出として残せます」

縁結びPOINT

撮影するときに、彼女目線で撮影するのがポイント。彼女にパンを持ってもらい、カメラを彼女の顔あたりにもっていって撮影を。付き合いはじめなら2人の距離が近づくチャンスに。海の色を美しく出すなら、順光(カメラの後ろ側から光が入る状態)で撮影すると空と海の青さが引き立ちます

式根島、泊海岸

【式根島】2人で泊海岸を散歩しながら集めたキレイなかけらを撮る

「泊海岸は、本当に美しいビーチなので、式根島に行ったらぜひ訪れてほしいスポットのひとつです。訪れたらまずは、泊海岸を見下ろすアングルで撮影ができる高台の駐車場で記念撮影を。泊海岸らしい扇状の入り江に、美しく穏やかなエメラルドグリーンの海が広がるビーチとともに写真が撮れます。

定番の記念撮影をしたら、ビーチまで階段で降りて、ビーチコーミングをしながら散策を。2人で集めた色とりどりのかけらを石や流木において、撮影をしてみましょう。旅に出ると、景色を撮ったり、記念撮影の写真が多くなってしまうと思うのですが、島の空気を撮るのなら、モノに寄るのもおすすめです。ほかの人が見ると、ただのキレイなかけらにしか見えないけれど、2人にとっては“2人で集めた思い出のかけら”に。そんなエピソードがある写真が撮れるといいですね」

縁結びPOINT

海岸を散歩しながらかけらを集めるというのはもちろん縁結びポイント。さらに、撮影をするときに、2人で集めたかけらの置き方を相談したり、撮り合いっこをすると、盛り上がるはず

神津島、海

【神津島】神津島一の美しい海岸・前浜海岸でロマンティックなサンセットを撮る

「神津島はサンセットが本当にキレイなんです。特に、僕のおすすめは『前浜海岸』。昼間の白い砂浜と青くキレイな海が広がる景色もいいですが、写真のように、季節や天気などの状況によっては、空だけでなく、砂浜までも赤く染まる前浜海岸のサンセットも素敵です。しかも前浜海岸は、島の中心部からも気軽に行くことができるので、キレイな夕日を見逃さずに撮ることができますよ。

サンセットを撮影するポイントは、まず携帯で日没の時間をチェック。日没の15分くらい前から前浜海岸に行き、2人でゆっくり話しながら、サンセットを楽しみつつ、写真を撮りましょう。そして特に美しくなるタイミングは、日が沈んでからの数分。運よく海も空も全体が真っ赤にそまるような絶好の瞬間が撮れたらラッキー。
サンセットは自然現象なので、そのときの表情を楽しみながら撮影するのがコツ。お互いの写真を見せ合ったり、彼女に砂浜を歩いてもらって、夕日×彼女のシルエットというフォトジェニックな写真を撮るのもおすすめです」

縁結びPOINT

彼女のシルエット写真を撮るときは、全体の風景が入るように引いて撮り、彼女もその景色の一部のように撮るといい感じで撮れます。カメラマンになった気分で、彼女にポージングを指示しながら撮れば新鮮なコミュニケーションが生まれ楽しいのでは。ポージングは大股で歩く、貝殻を拾うなどなるべく大きな動作に繋がる指示を出すと動きのある素敵な写真になります

東京離島インスタキャンペーン、受賞者発表!

東京離島・インスタキャンペーン/大賞
左上/「恋が始まる賞」@santimaquiaさん 右上/「恋が冷めない賞」@sunao.sueさん 左下/「愛が深まる賞」@yukari.1031さん 右下/「愛が伝わる賞」@romimekkoさん

大賞はこちらの4人に決定!

2019年2月28日まで実施していた「東京離島 Instagramフォトキャンペーン」。東京の離島で撮影された縁結びや恋愛をイメージさせる、たくさんの“LOVE”が詰まった作品の中から、大賞に選ばれた4作品を発表! 4名の受賞者には東京離島への旅行券をそれぞれプレゼントします。大賞4作品に贈られる、カメラマン・佐野学さんからのコメントも要チェック。

■恋が始まる賞(左上)
「青い空と美しい海だけでもキレイな風景写真が撮れますが、この写真は構図にこだわりが感じられます。あえて中心からはずした人物がアクセントになっていて、景色の美しさがより引き立っていますね」(by 佐野)
■恋が冷めない賞(右上)
「なかなか見ることのできない、画になるおもしろい雲を主役にしているところが高ポイントです。全体の明るさを抑えているため、夕日のグラデーションがキレイに出ていて◎」(by 佐野)
■愛が深まる賞(左下)
「写真の中にさらにフレームを作るというアイデアがいいですね。フレームにピントを合わせて人物をぼかすことで全体にニュアンスが出て、想像力がかき立てられるような素敵な1枚です」(by 佐野)
■愛が伝わる賞(右下)
「“新たな出会い”を連想させる船出の写真は、カラフルな船と、差し色になっている灯台がとってもキュート。写真の構図やバランスもよく、丁寧に撮影されたことが見てとれますね」(by 佐野)

受賞者の皆さんからのコメント

■恋が始まる賞:大島の写真を撮った@santimaquiaさん(左上)
「長い真っ白な砂浜と神津島の海の青さがが際立つ、大島の前浜海岸です。キラキラと輝く波と青のコントラストがあまりにもキレイだったので撮影しました。この浜辺で開催されるアクアスロン大会も出場し、無事完走することもできました!」

■恋が冷めない賞:神津島の写真を撮った@sunao.sueさん
「この日は風も強く残念ながら天上山登山を断念しました。赤崎遊歩道からの撮影時も海は荒々しく、雲も厚く、この先完全な日の入りは見えていません。けれど、太陽を中心に放射線状に広がる雲が未来に向かっていくような風景に見えましたので、夢中でシャッターを押しました」

■愛が深まる賞:新島の写真を撮った@yukari.1031さん
「撮影場所は家族旅行で行った新島の前浜海岸です。三女が海をテーマに結婚式を挙げるのでそこで使うための写真です。砂浜に手作りしたフレームをセットして撮影しました。さらに三女夫婦の愛が深まりますように!」

■愛が伝わる賞:大島の写真を撮った@romimekkoさん
「式根島の港で撮影した1枚です。船が速くて、船×灯台のタイミングを逃すまいと必死でした。船と灯台の色が映えるように、空や海はあえて色を抑えています。島での思い出が蘇ってきてまた行きたくなりました!」

東京離島・インスタキャンペーン/特別賞
左上/@ruuu0405さん 右上/@saki_photographsさん 左下/@fuyuno_127さん 右下/@phototyaさん

特別賞はこちらの4人に決定!

同じく「東京離島 Instagramフォトキャンペーン」の特別賞を発表! こちらの4作品の投稿者には、東京離島のお土産詰め合わせをプレゼント。各島に素敵な撮影スポットが点在しているから、東京離島の旅に行くときの参考にしてみて。

■特別賞(左上)
「左右対称・水平のバランスもばっちりで完成度が高い! 写真の奥に写るコバルトブルーの海にもうっとり。愛の告白をしたくなるような素敵なロケーション!」(by OZmall編集部)
■特別賞(右上)
「前を走る自転車と同じ目線で撮影された1枚は、写真を見た人までその場にいるみたいな感覚に。海の香りや風までも感じられるようです。この道を走り抜けた先に素敵な出会いが待ち受けていそうです」(by OZmall編集部)
■特別賞(左下)
「星が降り注いでくるような満天の星空に出会えた奇跡。カメラではなかなか収めることのできない星空が鮮明に写っているのもすばらしい。カップルで一緒に眺めたらロマンティックな夜になること間違いなし!」(by OZmall編集部)
■特別賞(右下)
「かわいらしいパッケージの大島名物『島島弁当』を主役にした、島旅ならではの1枚ですね。優しい色味の写真から楽しいごはんタイムの様子が伝わってきます」(by OZmall編集部)

受賞者の皆さんからのコメント

■新島の写真を撮った@ruuu0405さん(左上)
「新島・羽伏浦海岸のゲートで、左右のバランスよく並んだのがポイントです。初東京離島でお天気に恵まれ、とても楽しい旅行の思い出が選ばれ、とても嬉しく思います!」

■新島の写真を撮った@saki_photographsさん(右上)
「土日にシュノーケリングセットだけ持って新島へ。きれいな海を眺めながらのサイクリング。湯の浜露天風呂付近で目の前に青い海が見えたときの感動が伝わるように、行く先の真っ青な海、青い空、生い茂る緑も入るように撮りました」

■小笠原諸島・母島の写真を撮った@fuyuno_127さん(左下)
「Ogasawara Music Festivalに行ったとき、鮫ヶ崎展望台から撮影しました。なに気なく展望台に上ってみたら今まで見たことのないキレイな夜景・星空・天の川が目の前に広がり声も出ませんでした。この星空をはじめ、母島の魅力をみなさんにもぜひ知っていただきたいです」

■大島の写真を撮った@phototyaさん(右下)
「寒い冬に伊豆大島の三原山ハイキングをした後に食べたお弁当は本当においしかったです。雄大な自然と、とてもかわいい島島弁当を一緒に写したお気に入りの写真です」

※記事は2019年7月2日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります