心と体を整えに、生まれ変わりの山へ。神秘の場所で特別な時間を過ごす1泊2日旅

更新日:2020/03/24

生まれ変わりの山、出羽三山「羽黒山」で心と体のリトリート

なんだか心がモヤモヤしてスッキリしない・・・。それなら神秘の山で心と体を整える1泊2日旅へ。行き先は山形県の中央部にそびえる「出羽三山」。羽黒山・月山・湯殿山の3つの山の総称で、それぞれの山が現世、過去、未来を司り、三山をめぐることで人は生きながらにして生まれ変わるといわれている。

今回はその中から“現世”を司る羽黒山をめぐる旅。1400年以上前から出羽三山と共に生きてきた地元の「山伏(やまぶし)」のライフスタイルを体験したり、ユネスコ食文化創造都市に日本で唯一選ばれている「鶴岡」の食文化に触れたり。出羽三山を知り尽くした女性案内人による解説とともに、神秘の山のパワーを感じながら貴重な体験ができる2日間で心と体をリセットしよう。

※今回のツアーは1名参加、女性限定で10名募集。羽田空港発着、宿泊は襖で仕切った1人部屋です
※旅行代金は、1泊2日4食・航空券・貸切バス・オリジナル御朱印帳付きで80000円(税込)のところ、LINE友達登録で60000円(税込)に
※募集日程:2020年5月16日(土)~17日(日)と5月23日(土)~24日(日) ※応募締め切り:2020年4月5日(日)

宿坊体験に精進料理。普段は出会えない人や文化に出会う旅を体験

初日はまず、今も山伏が営む宿坊「大進坊」で出羽三山精進料理の昼食を。山の恵みを取り込んで心身を清め、神域である山に入る準備を整えたら、有名ガイドブックで三ツ星にも選定される樹齢300年以上の杉並木と2446段の石段へ。樹齢千年を超える御神木や東北最古の五重塔(国宝)を心静かに眺めているうちに、少しずつ感覚が研ぎ澄まされていくのを感じるはず。

宿泊は羽黒山の山頂前にある、かつては寺院だった宿坊「斎館」。旬の山菜を使った精進料理をいただきながら、料理に込められた出羽三山の精神文化を伊藤新吉料理長から直接お聞きできる。普段はめったに入れない、夜の出羽三山神社で素の自分と向き合う時間を過ごしたり、満天の星空の下でナイトハイクができるのも貴重な体験。

翌朝は早起きして山頂境内を歩き、遠くに望む残雪が映える月山を拝み、朝食後は三神合祭殿を参拝してご朱印をいただく。昼食は山を離れて、イタリアで「世界の料理人1000人」に も選出された鶴岡出身の奥田政行シェフが営む「アル・ケッチァーノ」で、鶴岡・庄内の食材を活かしたイタリアンに舌鼓。旅の最後に行われるシェアリングの時間では、羽黒山で感じたことや、日常を思っていることなどを参加者同士で共有することで、自分の変化に気づく特別な時間になるはず。

いせ、もうで でわ、まいる

【Information】現代人にこそ必要な「西の伊勢参り 東の出羽三山参り」

江戸時代、5人に1人といわれるほど盛んだった「伊勢参り」。江戸から見て西側にある「伊勢神宮」、東側にある神秘の山「出羽三山」この双方を一生に一度はお参りしようと行われた人生儀礼が「西の伊勢参り 東の出羽三山参り」。伊勢神宮には太陽の神・天照大神、出羽三山には月の神・月読命(ツキヨミノミコト)が祀られているため、このふたつは対をなすと考えられていたそう。

この習慣を現代に甦らせたいと生まれたのが、今回の旅を企画・運営する「西の伊勢参り 東の出羽三山参りプロジェクト」(通称いせでわ)。伊勢は2000年以上、出羽三山は1400年以上の歴史を持ち、大いなる自然を“感じるチカラ”を大切にしてきた日本人の魂が今も息づく場所であり、たくさんの物や情報に囲まれた現代人こそ訪れるべき場所といえそう。出羽三山で素っぴんになった後は、伊勢神宮で凛とべっぴんに。太陽と月、双方の土地が持つ力を感じて、本当の“わたし”を呼び覚ましてみて。

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※記事は2020年3月24日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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