早春の伊豆は「サフィール踊り子」で。雛のつるし飾りと桜を愛でる1泊2日温泉旅

サフィール踊り子、伊豆、温泉、下田、河津桜

優しい日差しが暖かいこれからの季節に旅をするなら、早咲きの桜や雛のつるし飾りなど、この時期ならではの魅力がある伊豆へ、それもゆったり過ごせる列車での旅がおすすめ。東京駅・新宿駅から伊豆急下田駅を結ぶ観光特急列車「サフィール踊り子」は、乗り換えなしでスムーズに伊豆まで行き来できるから、景色を楽しみながら移動時間も優雅に過ごせるはず。有給休暇をとって、混雑を避けた贅沢な時間を堪能してみては。

更新日:2021/02/18

サフィール踊り子、伊豆、温泉、下田、河津桜

伊豆への旅は、美しい海と空をイメージさせる「サフィール踊り子」で

2020年3月から運転をスタートした「サフィール踊り子」は、東京駅・新宿駅から伊豆急下田駅までを、熱海、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津に停車しながら約2時間半~3時間で結ぶ。伊豆の海と空をイメージさせる車両はサファイヤの意味を持つフランス語“サフィール”と名付けられ、「上質で高級な優雅な旅を楽しんでもらいたい」という願いが込められているのだとか。

魅力のひとつは、全車両がグリーン席ということ。伊豆へ向かう行きに利用し、のんびりと旅の計画を立てながら過ごすのはもちろん、出発駅で購入したグルメでブランチを楽しむのにもぴったり。帰りに乗車し、旅の余韻に浸りながら車内販売のビールやコーヒーで一息ついてもリラックスできそう。例年2月初旬から花開く早咲きの桜などの花々や、伊豆稲取エリアに伝わる雛のつるし飾りなどが美しい、早春の伊豆をぜひ満喫して。

サフィール踊り子、伊豆、温泉、下田、河津桜

全車両グリーン席の大きな窓からサファイヤブルーの海を望む

1号車はシックで落ち着きのある「プレミアムグリーン」で、席が大きくラグジュアリーな雰囲気。それぞれの座席が独立し、窓に向けて回転させられるので、車窓からの美しい景色を見逃さない。2・3号車は1〜4名、1〜6名で利用できる「グリーン個室」で、カフェをイメージしたプライベートな空間。ゆったりとしたソファに座り、気の合う友人や家族と、周りを気にせずにおしゃべりが楽しめそう。5~8号車はオフホワイトを基調にした明るい「グリーン車」。

「サフィール踊り子」は全車両に大きな窓があり、どの席からでも望める景色も見どころ。小田原駅以降からは海が見え、特に伊豆熱川駅を過ぎた辺りからが絶景。遮るものがないので眼前に海が眺められ、解放的な旅気分が盛り上がる。空気が澄んでいる季節は、伊豆大島まで見えることもあるのだとか。

サフィール踊り子、傳、長谷川在佑、ヌードル

星付きのシェフが手がけるヌードルや伊豆グルメに舌鼓

乗車したら利用したいのが車内販売。オリジナルのブレンドコーヒーや伊豆産のクラフトビールやジュース、お菓子など、伊豆ならではのラインナップ。帰りに乗車するなら、旅の思い出を語りつつ、余韻に浸りながらいただきたい。

また、4号車の「カフェテリア」ではヌードルやシューマイの提供も。ヌードルは東京・神宮前の創作和食店「傳」の料理長で、星付きのシェフである長谷川在佑氏が監修。鰹節と昆布の豊かな出汁が麺に絡み、うまみあふれる一杯で、小腹を満たしたいときにぴったり。スタイリッシュなカフェテリアも素敵だけど、「グリーン個室」を利用する場合はデリバリー提供なのでお部屋でいただけるのも嬉しい。ヌードルは提供数が限定されているため、事前にスマートフォンを使った「サフィールPay」で注文しておくのが便利。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年2月18日現在、カフェテリアおよび車内販売の営業を中止しております。営業再開については「サフィール踊り子」サイトにてご案内いたします。

初日は磯料理と温泉に癒される稲取銀水荘で

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海の町・伊豆の宿に泊まるなら部屋からも透明度の高い美しい海を観賞したいもの。そこでおすすめなのが、海岸沿いにあり全室オーシャンビューの「稲取銀水荘」。純和風の部屋からは眼下に相模湾が広がり、目だけでなく心地よい波の音にも風情が感じられる。お食事は金目鯛などの地魚を使った料理が中心の旬を詰め込んだ和食がいただけ、舌でも伊豆の魅力に触れられるはず。もうひとつのお目当てである自家源泉の温泉は、広々とした大浴場と海が見える展望露天風呂が。夕方には海岸線を臨みながら夕焼けが眺められるなど、時間帯によって異なる景色が美しいので、何度も入りたくなってしまいそう。館内施設も充実しており、エステサロンもあるので、日頃の疲れを癒しに訪れたい。

2日目は桜と雛飾り、食を満喫!伊豆エリアのよりみちスポット

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活気あふれる市場の雰囲気で名物・金目鯛を

相模湾で水揚げされた地魚は、下田魚市場内にある「市場の食堂 金目亭」で満喫しよう。こちらの市場は金目鯛の水揚げ量が日本一。3種の金目鯛を盛り付けた金目三色丼1500円や丸ごと味わえる金目姿煮定食1900円など、贅沢なメニューをラインナップ。色鮮やかな大漁旗が飾られた活気ある雰囲気も楽しい。

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旅の小休止はフルーツでパワーチャージ

老舗青果店のオーナーが約30年前にオープンした「フルーツハウス おおかわや」。旬のフルーツをふんだんに使ったスイーツが評判で、特に人気があるのが下田スペシャルパンケーキ1580円。フルーツはもちろん、下田産の新鮮な卵や県内産の小麦など厳選した食材で焼き上げたふわふわパンケーキは、フルーツと絶妙なコンビネーション。

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木の温もりあふれる古民家でランチ

築80年ほどの元駄菓子屋をリノベーションした「CAFE.BAR KAHANA」は、気さくなご夫婦が営むお店。生地から手作りしているピザやタイ風カレー、ジャークチキンなどメニューは多国籍。昼はランチやカフェとして、夜はディナーにもバー使いにも、多彩なシーンで利用できる。カウンター席もあり、ひとり旅でも立ち寄りやすい。

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足湯に浸かりながら、一足早いお花見を楽しもう

「稲取銀水荘」からほどなく歩けば「伊豆稲取文化公園」に到着。「雛のつるし飾りまつり」のメイン会場のひとつであり、かつ足湯に浸かりながら早咲きの桜を観賞することができるスポット。また、3月には「しだれ花桃」が美しく咲き誇る。

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伝統と親心が詰まった雛のつるし飾り

江戸時代末期から伊豆稲取地区に伝わる、ひな祭りの伝統的な飾り「雛のつるし飾り」。雛人形が高価で買えない家庭の女性たちが、その代わりに子や孫のために一針一針手作りしたのが起源で、うさぎや桃、人形などそれぞれ願いを込めたさまざまなモチーフがキュート。「伊豆稲取文化公園」内にある「雛の館」では、季節ごとに多彩なつるし飾りが鑑賞できる。

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圧巻の雛飾りで節句を祝う素盞鳴神社

3月末まで開催されている「雛のつるし飾りまつり」の期間中、「素盞鳴神社(すさのおじんじゃ)」にも雛飾りが展示される。こちらは、本殿へと続く階段に、雛人形と雛のつるし飾りがずらりと並び、圧巻の美しさ。雛人形を飾る階段では日本一といわれる118段を誇り、厳かな鳥居と雛飾りの組み合わせは写真映えしそう。華やかな春のまつりをぜひ楽しんで。

1泊2日の女子旅モデルコース

アクセス&移動のポイント

【伊豆稲取・下田までのアクセス】
東京駅よりJR特急「踊り子」または「サフィール踊り子」を利用。下田エリアには伊豆急下田駅から徒歩圏内で楽しめるスポットもあり、バスやタクシーを利用すれば更に観光や散策の楽しみ方も広がる。

モデルプラン

■1日目
10:00 東京駅から「踊り子7号」に乗車
12:41 伊豆急下田駅に到着
13:00 「市場の食堂 金目亭」でランチ
14:00 下田を散策
15:00 「フルーツハウス おおかわや」でティーターム
16:34 伊豆急下田駅を出発
17:00 伊豆稲取駅へ到着
17:30 「稲取銀水荘」にチェックイン。夕食&入浴

■2日目
08:30 「稲取銀水荘」で朝食
10:00 「稲取銀水荘」を出発
10:10 「伊豆稲取文化公園」で早咲きの桜を観賞
10:30 「雛の館」で雛のつるし飾りを観賞
12:00 「CAFE.BAR KAHANA」でランチ
14:30 「素盞鳴神社(すさのおじんじゃ)」で雛飾りを見学
16:48 伊豆稲取駅から「サフィール踊り子4号」に乗車
19:20 東京駅着

※列車時刻は、最新の時刻表をご確認ください

伊豆・箱根・湯河原のおすすめ情報はこちらをチェック

伊豆を旅するなら「列車で行く 伊豆・湯河原・箱根」サイトで下調べを。パワースポットや絶景、立ち寄り湯などの観光スポットのほか、伊豆でしか食べられないご当地グルメやスイーツ、特産品など情報が盛りだくさん。リニューアルした特急「踊り子」車両などの列車情報も発信。

伊豆に行くなら「サフィール踊り子」に乗ろう!

2020年3月14日より運転を開始し、東京駅・新宿駅と伊豆急下田駅を結ぶ。全車両グリーン席のゆったりとくつろげる空間で、移動中も上質で優雅な旅を楽しめる。

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PR/東日本旅客鉄道
WRITING/MARIA KAWASHIMA

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