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【香川県・高松市】暮らしに寄り添う、BONSAIに出合う旅

香川県、高松市、オズモール

羽田空港から飛行機に乗って約1時間20分。四国地方に位置する香川県高松市は、全国で約80%のシェアを誇る松盆栽の名産地。小さな鉢に樹木を植え、自然を模した姿を作りあげる日本の伝統美・盆栽を自由な感覚で楽しもう。“BONSAI”の新たな魅力を発見する旅へ。

更新日:2021/03/16

【STORY】生きるアート“BONSAI”が今、新しくて楽しい

園内に並ぶ盆栽は季節によってさまざま。「盆栽は大きくても小さくても、自然界と同じサイクルで四季を見せてくれます。盆栽で季節の移ろいを楽しんでみてください」と登人さん 

暮らしに癒しをもたらしてくれる植物。さらに自分らしさをプラスできたら、育てて愛でる楽しさが広がる。そこで今回は、欧米でも“BONSAI”と呼ばれ、ブームになっている盆栽の名産地・香川県高松市へ。 鬼無・国分寺(きなし・こくぶんじ)地区では、約200年前に生産が始まり、現在も約60軒の盆栽園が点在。松盆栽の生産量日本一を誇り、地元の小学校では高学年になると、ひとり1鉢ずつ盆栽を育てるほど、地域に密着している。

生き物のように家族みんなで育てて楽しむ“ファミリー盆栽”を提案していきたいと話す「花澤明春園」の5代目・花澤登人さんと、6代目で娘の美智子さん

「高松には、親しみやすさ、買いやすさを重視した生産者が多いんですよ」とは、鬼無町「花澤明春園」の園主・花澤登人さん。“季節を遊ぶ”をテーマに、娘の美智子さんと一緒に自由な発想の盆栽を提案している。まず驚くのが種類の多さ。園内には松やヒノキといった常緑樹のほか、春はサクラやツクシ、秋はモミジやススキなど四季の木や山野草がずらり。手のひらサイズのミニ盆栽もたくさん並ぶ。特に目を引くのが、美智子さんによる、BONSAIという文字形やハート形の盆栽。まるでポップアートの作品のようで、新感覚の“BONSAI”を感じさせる。

秋から春にかけて、黒松の成長が止まる時期のやわらかい幹に針金を巻いて作った星形7500円の黒松盆栽。形が固定するまで約1年かかるという

「盆栽で楽しいことをしたくて始めました。幹や枝に針金を巻き付けて姿を整える“針金かけ”という技法で作っています。試行錯誤でしたが、一筆書きの文字や図形なら表現できるようになりました」と美智子さん。こちらでは、好みの鉢と木を選んで盆栽にしてもらうことも可能。木と、鉢の組み合わせは自由自在。あれこれ吟味していると、盆栽は敷居が高い、難しそうというイメージが吹き飛んで、“生きるアート”と言われる盆栽の楽しさが伝わってくる。

色、質感、形など、好みの鉢を選んで、とっておきの盆栽を手に入れよう

「盆栽は日々の水やりだけでなく、ときには剪定したり、肥料をやったり。数年に一度は植え替えも必要ですから、ご自身で手を加えることも大切。手間はかかりますが、その分、愛着が増してくる。生き物を育てるのと同じなんです」と登人さん。アフターケアにも力を入れており、遠方の人も利用できるよう電話の相談窓口を設置していて、なんとも心強い。高松市では、花澤明春園のほか、苔玉作り、庭園で味わう盆栽弁当など盆栽にまつわるワークショップが充実。さまざまな体験を通して、盆栽カルチャーを満喫しよう。

花澤明春園

創業約150年の盆栽園。園内には、大小さまざまな盆栽がそれぞれの個性を活かして並べられ、オープンエアの盆栽ミュージアムのよう。ミニ盆栽は2000円台から用意。小豆島のオリーブ苗木を盆栽に仕立てた、香川みやげにぴったりな「colive」もおすすめ。

ハナザワミョウシュンエン
TEL.087-881-2847
住所/香川県高松市鬼無町鬼無748-3
営業時間/9:00~17:00
定休日/不定休
アクセス/鬼無駅より徒歩20分

【SAMPO】クリエイティブなBONSAI体験ができるところへ

松や季節の植物で苔玉作りに挑戦/JA香川県 高松盆栽の郷
プロの手ほどきで知識が深まる/北谷養盛園
料亭のお弁当を由緒ある空間で/掬月亭・日暮亭(二蝶)

【SAMPO】ひと休みもおみやげも北浜アリーにおまかせ

海辺にあるレトロな風情の倉庫街を散策/北浜アリー
うどんの材料で作ったうどん猫ブローチ/ELEMENT
ギャラリー併設の書店にも立ち寄ろう/BOOK MARUTE

【SPOT】高松市のよりみちスポット

高松のローカルマガジン誌が展開するセレクトショップ/IKUNAS g
四国を中心に暮らしにかかわる品々がずらり/まちのシューレ963
だしと薬味だけで麺を味わう讃岐うどんに舌つづみ/わら家

香川県・高松市 ACCESS & MAP

香川県、高松市、オズモール、

ACCESS

羽田空港より高松空港まで飛行機で約1時間20分。空港からはリムジンバスで約40分、高松駅下車。高松駅からは徒歩、電車利用で周遊できる。なお、鬼無・国分寺地区の鬼無駅、国分駅などJRを利用する場合は高松駅から、ことでんを利用する場合は高松駅から徒歩5分ほどの高松築港駅から乗車を。

INFORMATION
旅マエに申し込もう!BONSAIワークショップ

高松盆栽の魅力を広めるべく、高松商工会議所が地元の盆栽園などと連携してワークショップを企画。おやつやお弁当を通して盆栽を体感できるプランもあり、楽しみがさらに広がりそう。

TEL.087-825-3507(高松商工会議所)
※申し込みはWEBサイトより

PRESENT
名勝モチーフのステーショナリーをプレゼント

高松を代表する名所「栗林公園」の東門横にある「かがわ物産館 栗林庵」。今回は、こちらで見つけた栗林公園のノートとクリアファイルをセットにして、2名様にプレゼント。松をはじめ、盆栽の世界観にもつながる園内の風景がポップかつカラフルに表現されたグラフィックに心躍らせて。高松市のアンケートに答えて、プレゼントをもらおう。

PHOTO/MANABU SANO WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)

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※記事は2021年3月16日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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