女子旅EXPO2016〜おいしい日本〜イベントレポート
「おいしい日本」をさまざまな形で体験。次の旅の目的はご当地グルメ!
日本がもっと好きになる旅の祭典で
全国の“おいしい”魅力に遭遇
2013年にスタートした、旅好き女子に向けたイベント「女子旅EXPO」。恒例となった第4回目が、2016年9月7日(水)に「ザ・プリンスパークタワー東京」で開催された。今年は「おいしい日本」をテーマに、日本各地のおいしいものが大集合! お米やパンなどのご当地グルメを食べ比べたり、体験プログラムで生産者さんの話を聞いたり、各地域のブースでその土地の魅力や特産品に出会ったり・・・。参加者たちは、東京にいながら、全国の“おいしい”をいろんな角度から楽しんだ。そんな、1300人の旅好き女子が笑顔になった、「女子旅EXPO2016」の様子をお届け!
国産の厳選素材を食べ比べ!
産地で変わる味の違いに感動
特設ディナー会場では、「食べるプログラム」と題し、ホテルのシェフが素材を活かして調理した、さまざまな産地の極上食材を食べ比べ。北海道産「ななつぼし」、新潟県産「コシヒカリ」、熊本県産「森のくまさん」の、異なる3種のお米でできた塩おむすびの味や食感の違いに、「同じお米でも全然違う!」と驚きの声が聞こえてきた。他にも、製造方法や塩分が異なる梅干しや、原料の異なる出汁で取った味噌汁、産地の違う地鶏や真鯛など、日本の食卓には欠かせない食材がずらり。まるで全国を旅しているような気分になれるおいしいもの共演に、みんなご満悦。「次の旅行はもっとグルメに重点を置きたい」と、早くも次回の女子旅に向けた計画を立てている人も!
学んで、食べて、体験して
食への興味と知識をレベルアップ
その土地のおいしい食べ物とセットになった食の情報誌『食べる通信』の編集部や、生産者さんの貴重な話が聞ける体験セミナーは、「トウモロコシの味の違いを体験」「発酵食の不思議を知る体験」「花と作物でアレンジメント体験」「民藝の魅力を知り選ぶ楽しみ方を体験」「聞いて飲んで、りんごを学ぶ体験」「日本のワインの奥深さを味わう体験」「女性社氏の日本酒味わい体験」の7つのコンテンツ。普段は考えもしなかった農家さんの苦労話や、商品ができるまでの裏話などにしっかり耳を傾ける参加者の表情は、真剣そのもの。講義の後は、セミナーで説明を受けた食材を実際に食べて、その味を噛みしめた。参加者たちは「背景を知ることでもっとおいしく感じられた」と、食への関心がいっそう深まったみたい。
食べに行きたいグルメ情報が満載
自然と体が動き出す奄美の音楽も
メインステージでは、オズマガジンの古川編集長と『食べる通信』編集者、仕事で日本中を駆け巡る「みんげい おくむら」の奥村さんと中川政七商店の細萱さんによる食に関するトークショーや、旅好きモデルたちによる最近食べた全国のおいしいもの紹介など、次の旅行に役立つ日本の“おいしい”情報が飛び交った。次々に出てくる魅力的なグルメを、忘れないようメモをとる参加者の姿も。また、奄美大島からは、島唄ユニット「ひめまり」が登場し、奄美の音楽と踊りを披露。心に響く穏やかなメロディーは、奄美大島にショートトリップしたかのような温かい空気で会場を包み込んだ。最後は、陽気な音楽に切り替わり、みんなで歌って踊って大騒ぎ! 会場が一体になった瞬間だった。
ご当地パン&ドリンクが勢ぞろい
比べてみて好みの味を探し出そう!
今回のイベントの中でも特に人気だったのが、25種類のご当地パンの中から、好きなパンを5種類選んで食べ比べができる「ご当地パン食べ比べ」。富山県の「こんぶパン」や滋賀県の「サラダパン」など、見たことのないご当地パンの数々に参加者たちは興味津々。同時に人気投票も行ったところ、1位は熊本県の「ネギパン」という結果に! 中には、「これからは旅行先でご当地パンを探すのも楽しそう」とご当地パンの魅力にはまってしまった人も。また、全国各地の27種類ものドリンクの中から、好きなものをチョイスできる飲み比べセットも好評。参加者は、ワインや日本酒、リキュール、ジュースなど、全国のこだわりの一杯を堪能しながら、生産地に思いを馳せていた。
黒糖焼酎や島の音楽を体験
奄美の文化に酔いしれる
名産の奄美黒糖焼酎&黒糖の「親子飲み」ができる黒糖焼酎BARに、お酒好き女子が集結。自己紹介をしながら盃を回して飲む、与論島の飲み文化「与論献奉」体験では、島の雰囲気を感じながら現地の味を堪能した。また、奄美の島唄に欠かせない楽器「三味線」や「チヂン」に触れることもでき、優しくも力強い音色に、心が癒されたようだった。
スイーツに女子が殺到!
スキンケア用品なども販売
毎年大盛況の茨城県ブースには、今年も行列が。お目当ては、恒例の「ほしいもジェラート」。さらに今年は「ほしいも農家の白ぷりん」「アールスメロン」が仲間入りして、甘党女子のハートを鷲掴み! 物販には、「水戸の納豆ローション」「水戸の納豆せっけん」など、茨城ならではのアイテムも登場した。
女子旅にウエディング・・・
沖縄への憧れに胸が膨らむ
美容にもいい爽やかな「シークヮーサージュース」や、名物の「ちんすこう」が人気だった沖縄ブース。沖縄でのアクティビティや女子旅もいいけれど、参加者たちが気になっていたのは、夢の“リゾートウェディング”。パンフレットなどを眺めながら、「こんな結婚したい!」と、胸を高鳴らせる参加者が続出。
飲み文化をスイーツで体験&
門司港の雑貨に胸キュン
酒屋の一角でお酒を飲む北九州の飲み文化「角打ち」を、お酒をスイーツに変えて再現。お菓子を食べながら、地元の人との会話を楽しめた様子。北九州で人気の「クロワッサン」や「レモンケーキ」などの試食や、門司港のレトロな雑貨店も出店。北九州のお菓子や、レトロでかわいい雑貨の数々に胸を躍らせた。
女子旅にも持っていきたい
女性に嬉しい栄養ドリンク
ピンクのラベルの「リポビタンファイン」は、低カロリー&ノンシュガーの、女子に嬉しい栄養ドリンク。ブースには、女子旅EXPOを存分に楽しんで、ちょっぴり疲れた体に元気をチャージする参加者たちの姿が。女子旅でも、エネルギーをくれる頼もしい旅のパートナーになってくれそう!
新潟の特産品ゲットで笑顔満開
枝豆つかみ取りにも挑戦
ひときわ長い列の先にあったのは「長岡の枝豆つかみ取り」体験。日頃はなかなか経験できない枝豆のつかみ取りに、女子たちは大興奮! ほかにも「日本酒フェイスマスク」がもらえるお酒の試飲会や、枝豆や枝豆パン、かりんとうまんじゅうの試食、新潟グルメやオリジナルグッズがあたる抽選会など、豪華特典の数々に女子の目が輝いた。
リッチな座り心地にリラックス
JAL機内の快適性を体感
JALの国内線「普通席」を体験する空間が登場。スタイリッシュで快適なシートに、「これが普通席?」と驚いている様子。また、国内線ファーストクラスで提供してきた各地の日本酒も。お酒と座り心地を楽しみながら、次の国内旅行を想像し、理想の旅コースについてトークに花を咲かせていた。
宮城の神様に願いを祈願!
現地の味もしっかり堪能
宮崎ブースには2つの神社が出張し、「賽の目」で“今いちばん大切なもの”を占ったり、短冊に願いを込めたりと、神様に祈る女子たちで大盛況。また、「マンゴー」や「お船出だんご」、「スコール」など、ご当地のお菓子やジュースもふるまわれ、参加者たちからは笑顔が溢れた。
旅の最新情報をチェック&
もうるchanと写真をパチリ
全員にプレゼントされたのは、最新号の雑誌「OZmagazine TRIP」。最新の旅情報に目を輝かせながら、次の旅行のヒントを探す女子の姿が。また、オズモールの旅連載で人気のもうるchanとナタマメさんのフォトスポットも。旅先で見つけたおいしいモノと一緒に写真を撮り、日本地図が情報交換ボードとなった。
グルメや航空券が当たる大抽選会!
自宅で使えるお土産も
イベントのラストを飾ったのは、豪華景品が当たる大抽選会。茨城県のアールスメロンや北九州のとらふぐ刺身セット、ソラシドエアやJALの航空券など、賞品が発表されるたびに会場からは歓声とどよめきが! 緊張と興奮が混ざった、大盛り上がりの抽選会となった。そして参加者全員には、宮崎県の飫肥杉でできた箸や、沖縄県のバスソルト、奄美大島の鶏飯の元などのプレゼントが。家に帰ってからも楽しめるお土産に、みんな笑顔でイベントを締めくくった。
会場は、東京タワーにほど近い
夜景も美しいラグジュアリーホテル
イベント会場は、昨年に引き続き、芝公園の豊かな緑に囲まれた「ザ・プリンス パークタワー東京」。最寄りの赤羽橋駅から徒歩2分、さらに浜松町駅・大門駅・芝公園駅・神谷町駅・御成門駅からも徒歩圏内の、好立地にある憧れのホテルのひとつ。東京タワーを臨む最高のロケーションと、ゆったり過ごせる広々とした客室は、特別な日を優雅に過ごすのにぴったり。一流シェフが作る和洋中のおいしい料理がいただけるのも魅力。「次の記念日はここで過ごしたい!」と思わずにはいられない。
- 協賛/奄美群島(観光かごしま大キャンペーン推進協議会)、茨城県、北九州市、大正製薬、新潟県、日本航空、宮崎県
協力/青森県弘前市、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー、和歌山県田辺市
PHOTO/YUKO CHIBA、NORIKO YONEYAMA WRITING/CHIAKI ISHIBE(ROKISHIKI)