彼の年収を把握している人が半数超! アンケートによると、彼の年収を知っている人が7割超。結婚を意識しているならば把握しておくべき!と考えている人も多いよう。

収入の二極化が進んでいる!? 一番多かった回答は、「300万円以上400万円未満」と、「800万円以上」。その差は倍以上にもなり、男性の収入には大きな格差があることが明らかに! 200万円以下という厳しい実態も。
みんなの理想は、最低でも500万円 800万円以上という高額を求める声も目立ったものの、実際の男性の平均年収(※平成22年分 男性全年齢平均年収は507万円)に近い、現実を見据えた答えが、最も多い傾向に。


理想の年収とはいえ、500万円稼ぐ彼と結婚すれば、経済的に余裕がある暮らしを送れるとは限らない。結婚前に比べ結婚後は何かとお金がかかるうえに、将来に備えた貯蓄も必要。まずは、結婚後の支出がイメージできる、既婚女性の家計の支出をチェック。
結婚後の“ハッピー”と
“不安”の分かれ道は独身時代の貯蓄!?
左の表を見てもわかるように、一世帯あたりに最低限必要な支出は、毎月合計33万円と意外に多い。もちろん、これ以外に将来のための貯蓄や子供ができればその学費なども必要となり、世帯収入500万円では、自由に使えるお金はほとんどないのが現状・・・。
とはいえ、結婚後だって「美容やファッションには妥協したくない!」「年に一度の海外旅行は行きたい!」という女性も多いのでは。自分も働いてお小遣いを稼ぐという人でも、子供ができれば勤務時間に制約を受けるうえに、支出も増える一方。
そんな結婚女子たちの、自由に使えるお金になるのが、“独身時代の貯蓄”。いざ結婚してから、”自由に使えるお金がなくて苦しい”という事態にならないためにも、独身のときから結婚後を見据えて貯蓄をすることが大切!

貯蓄の基本はもちろん、金利の仕組み、なんとなく耳にするけれど
実はよくわからない・・・というトピックスをわかりやすく楽しく解説!

- 預けたお金が2倍になる期間を計算できるのが「72の法則」。例えば金利が年間1%の定期預金なら72÷1=72年で倍に(複利計算で税引き前)。この法則を知っていると、金融商品を選ぶときにも便利。
- 通常、お金を預けてもらえる利息には税金がかかります。 でも、勤務先の福利厚生に財形制度があれば、財形年金、財形住宅で貯蓄すると、一定の条件で、受け取る利息に対する税金が非課税になるメリットがあります。まずは、勤務先にこの制度があるかどうか、ぜひ確認を!
- 実は定期預金には「単利方式」と「複利方式」の2種類があり、単利方式は受け取った利息をそのまま受け取りますが、複利方式は受け取った利息を再度、預けて運用。長い目で見れば、「複利方式」が有利なんです!
- あればついつい使ってしまうのがお金。なかなか貯蓄できない人には、勤務先の「財形制度」による「給与天引き」や「積立定期預金」の口座引落を利用した貯蓄がおすすめ。積立金額変更や積立停止が簡単にできるかを確認しておくことも忘れずに。
ちょっとしたコツや法則を知っていると、貯蓄はもっと賢く簡単にできる!
結婚前はもちろん結婚後にも役立つマネーのコツを伝授!
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- ボーナスはキャンペーンを利用して賢く貯金!
- 夏の大きなイベントといえば「ボーナス」。この時期、定期預金に特別金利をつけるキャンペーンを実施する金融機関も多く、なかには利率が通常の10倍くらいになるところもあるんです。キャンペーン期間は、長いところでも8月末頃まで。まずは、インターネットなどで、調べてみるとよいでしょう。
- 預金を引き出すときの手数料を無料に!?
- コンビニで預金を引き出すときの手数料やほかの金融機関へ振込む際の手数料などは、積み重ねると意外に大きな出費に。金融機関によっては、 公共料金などの口座振替サービスの利用項目を 増やすと、毎月決められた回数、 利用手数料が無料になることも多いようです。ぜひ、取引銀行の利用サービスをチェックしてみてください!
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- 女子セミ講師
ファイナンシャルプランナー
尾上利尚さん
20年に及ぶ金融経験から講師業務、相談業務を中心に、マネーカレッジ「女子セミ」の講師としても活躍。
わかりやすい説明で本当に参加してよかったです。きちんと自分の収支を把握して貯蓄をがんばりたいです。
マネーセミナーというと堅いイメージがありましたが、楽しく勉強できました。
これまで「金利」や「利率」という言葉になかなかなじめませんでしたが、十分理解することができ苦手意識がなくなりました。
普段、お金についてまったく意識していなかったのですが、セミナーを聞いてから考え方が変わりました。
とてもわかりやすく、ためになりました。参加者は女性だけで、内容も女性に必要な知識を教えてくれて、とてもよかったと思います。
お金に関する基本的な用語も知ることができてよかったです。ニュースを聞いてもわからないことが多かったのですが、これからは理解できそう。

- お問い合わせ/アセットガーディアン株式会社
取材・文/柿沼曜子