1969年にオープンした国内初の野外美術館。約７万ｍ2の緑豊かな敷地には、ロダン、ヘンリー・ムーア、岡本太郎ら、近現代美術を代表する巨匠の作品約100点をはじめ、ピカソ館やレストランなどの施設が点在。森の中の散策路を歩けば、見上げるほど大きな彫刻や、展望台でもある高さ18ｍのステンドグラスの塔など、体感型のアートも充実。
江戸幕府が箱根に関所を設けた当時の姿を2008年４月に復元。大番所・上番休息所など、13の施設が当時さながらの姿でお目見えしている。併設の箱根関所資料館では、関所手形などの貴重な資料を展示。当時の面影を残す「見返りの松」は関所を通れなかった旅人が何度も振り返りながら引き返したという。そんな遠い昔に思いをはせながら見学してみたい。
噴煙が立ち上がる大涌谷自然研究路の途中にあり、黒タマゴ６個入り500円を販売。80度前後の硫黄泉で卵をゆでること約１時間〜１時間半。白濁した湯の中からは真っ黒の卵が登場し、これを噴気で蒸せば名物・黒タマゴが完成！ 中身は白く、食感は温泉成分が染み込んでちょっと固め。「１個食べれば寿命が７年延びる」というこの卵、ありがたくいただいて。
東京・八重洲の人気店から打ち手を招きオープンした手打ちそば処。和紙を駆使し、彫刻を配したギャラリーのような空間で、作家が手がけた器に盛られた二八そばが味わえる。自慢のそばはオーナーが各地を歩いて探し当てた会津産のもの。石臼で挽き、毎朝店内で打ち上げるため、風味もバツグン。昼はよせ豆福、和菓子などがついた福々セットがオススメ。
都内のフランス料理店で13年修業してきたシェフが作るメニューは、手作りの温かさが伝わる逸品ぞろい。中でも創業から30年間別荘族に愛され続けているのが上質和牛煮込。牛すじと野菜がベースのソースは、自然な甘みと豊かな旨みが広がる後引く味わい。このソースが染み込んだ肩バラ肉の、かむことを忘れるほどの柔らかさ、ぜひ一度体験してみて。
「箱根写真美術館」のガーデンにあるカフェ。“五感の回帰”をコンセプトに、美術館では箱根にゆかりのある作品などを、カフェでは自然の中でスイーツを楽しめる。定番の焼き菓子や季節のスイーツはすべて、パリの「ホテル・リッツ」で学んだパティシエールが考案したオリジナル。併設の箱根写真美術館（入館料400円）と一緒に楽しみたい。
職人気質の３代目が切り盛りする老舗豆腐店。箱根の湧き水で作る濃厚な豆腐は、絹や木綿など、種類に応じて大豆を使い分けるこだわりぶり。定番のほか、丸胡麻豆腐や枝豆豆腐各210円など、常時15種類ほどの豆腐が揃う。また、野菜やきくらげが入った揚げけんちん190円など、ココだけのオリジナルも多いので、おいしい食べ方を教わって。
地元で愛される洋菓子専門店。シンプルなスイーツは、思わずほっとする愛情を感じるやさしい味わい。小さめに仕上げているのは、迷ったときに２個食べてほしいという心遣いから。旅先で見つけたという雑貨があふれる店内には、８席のカフェスペースも用意。人気のスイーツを少しずつ楽しみたいときはおまかせケーキプレートをオーダーして。
見ているだけでも飽きないバラエティ豊かな和雑貨が満載。表はガーゼ地、裏はタオル地で肌触りバグツンの手ぬぐいや、季節柄の刺しゅう巾着、地元のちりめん作家の作品など、センスのいいものばかりで、選ぶのに悩んでしまう。心ゆくまでじっくり見てほしいと、お客さんには昆布茶のサービスも。寄木細工などの特産品も揃うのでおみやげ選びにもぜひ。
※この特集は「オズトラベル」2007/7/5発売号に掲載したものを再構成しています。現在は情報が変動している可能性がございますので、ご注意下さい。
世界のVIPに愛された名門クラシックホテル。素泊8800円〜、1泊夕朝食18410円〜
選べる朝食＋「森の湯」入場券が付いて8800円の特別プランも！ 素泊8800円〜
静かな国立公園の中に佇む女性に優しいリゾートホテル。1泊朝食8800円〜
広大な敷地にある緑のリゾートホテル。コテージもあり。素泊8800円〜
芦ノ湖のほとり、四季の花が咲く45000坪の庭園を持つホテル。素泊8800円〜
ゴルフ場が目の前、満点の星空と大自然を満喫。素泊8800円〜、1泊夕朝食18800円〜
芦ノ湖と富士山が窓いっぱいに広がる絶景デザイナーズホテル。素泊8800円〜
大箱根カントリークラブや近隣の美術館をゆったりと満喫。素泊8800円〜
箱根湯本駅から徒歩３分のリゾートホテル。素泊8800円〜 １泊夕朝食18400円〜
「ザ・プリンス箱根」の広大な施設も楽しめる、総合リゾート。素泊8800円〜
