
なにげない風景も、カメラを向けて被写体を探してみると、自分の「スキ」が際立ってくる。
そんな「スキ」を見つけるお散歩をオズモールユーザーが体験。今回は「鎌倉編」を密着レポート!

なにげない風景も、カメラを向けて被写体を探してみると、自分の「スキ」が際立ってくる。
そんな「スキ」を見つけるお散歩をオズモールユーザーが体験。今回は「鎌倉編」を密着レポート!
左から、N.Nさん、武田良恵さん、工藤ちあきさん、北ちようさん、東出りささん、内田弓恵さん。全員、一眼カメラを使うのは今日が初めて。
絶好のカメラ日和のなか、古民家でのカメラレクチャー会からスタート。
長谷寺、カフェ、街散策をした後、ランチと講評会でお開きに。
みんなの写真テクもグンとアップしたよう。
ひとり1台ずつ貸し出された「Nikon 1 J3」は、高画質の美しい写真はもちろん、難しいテクニックが必要な写真の表現も簡単にできるミラーレス一眼カメラ。操作がシンプルだから、一眼カメラを使うのが初めてでも安心。
まずはカメラの基本操作から。すべてカメラにお任せの「オートモード」にはじまり、ズームを使って背景をぼかす方法など、みんなが知りたかったカワイイ写真の撮り方を丁寧に説明。「これなら私にもできそう!」
続いて、ダイヤル操作で設定を選ぶだけでステキ写真が撮れる「クリエイティブモード」の使い方など、ちょっと上級のテクをレクチャー。「同じシーンを異なる設定で撮ってみると、カメラの楽しさが広がりますよ」とミゾタ先生。
撮影シーンや被写体に合わせて、カメラが自動的に最適なセッティングをしてくれる「オートモード」を使用。花にレンズを近づけると自動的に「クローズアップ」に設定して、花びら1枚1枚がこんなにくっきり。
レクチャー会で習ったことをさっそく実践。「絞り優先オート」「ホワイトバランス」など、初めて使う高度なテクも先生のアドバイスを受けながらどんどんチャレンジ。「やってみると簡単。モードがたくさんあって楽しい!」。
①と同様に「オートモード」で撮影。観音堂を入れたお寺の風景にレンズを向けると、カメラが自動的に「風景」をチョイス。建物の細部までピントがしっかり合った高画質の写真も、シャッターを押すだけで撮れる。
「クリエイティブモード」の「かんたんパノラマ」を使って、見晴台からの絶景をパチリ。横方向のパノラマはもちろん、縦に広がるパノラマも撮影可能。カメラが自動で向きを察知し、縦と横を切り替える。
「クリエイティブモード」の「ミニチュア効果」を使うと、遠くの景色もまるでミニチュア模型のような世界に。画面の上下が自動的にぼけてドリーミーな雰囲気になり、いつもとは違うカワイイ1枚に仕上がる。
①、③と同様の「オートモード」で撮影。画面全体にピントが合った、シャープでクリアな印象の写真に。⑦の「ソフト」を使った写真と比べてみて。
⑥と同じシーンを異なる設定で撮った例。「クリエイティブモード」の「ソフト」を使うと、やわらかいトーンの幻想的な写真に。設定を変えるだけで、印象の違う写真が楽しめる。
「クリエイティブモード」の「シャッター優先オート」を使い、シャッタースピードを遅く設定すると、水の流れを強調した写真に! スピードを速くすると水の動きが止まったような写真になる。
スイーツ撮影には窓際で光を取り入れるのがコツ。でも、窓の近くで撮影すると、通常は逆光になって手前が暗くなりがち。そんなときは「クリエイティブモード」の「逆光」が便利。影になる手前の部分が明るくなり、目で見たままのキレイな写真に。
この場所で「オートモード」を選択すると、カメラが自動的に「風景」をチョイス。最適な設定をしてくれるから、いつでもピントが合った美しい1枚が撮れる。木々の緑の濃淡や石の質感もはっきりと伝わる写真に。
際立たせたいものや好みの色だけを残して、ほかの部分をモノクロに変換する「クリエイティブモード」の「セレクトカラー」を使って、レトロなポストの赤を強調。ノスタルジックな雰囲気が漂うアート作品のような1枚に。
「背景をどこまで入れるか、被写体をどの角度から撮るのかに目がいくようになると、カメラの腕もアップしますよ」。ミゾタ先生のアドバイスを聞きながら、上から下から斜めからなど、いろんなアングルに挑戦。
動きの速いものを捉えるのが得意な「高速連続撮影」では、1秒間に15コマを撮影。すべてのコマで被写体にピントを合わせ続けるので、動いている電車を撮った一瞬もぶれずにくっきり。
路地から海が! こんな偶然に出会えるのも鎌倉の魅力。「オートモード」でレンズを向けるとカメラが「風景」を選択。手前の木や草から、海や空などの遠くまで、見たままの景色を残せる。
お待ちかねのランチはオシャレなイタリアン。「オートモード」でお料理に寄ると自動的に「クローズアップ」に。手前のペンネにピントが合い、後ろのサラダなどが自然にぼけて美味しそうなグルメ写真が出来あがり!
撮った写真の中から「いちばんのお気に入り」を自分でチョイス。それぞれ工夫したポイントなどを発表後、先生が丁寧に講評。「みんな個性が出ていて素敵。難しいといっていた人も、しっかりいい写真が撮れています」。
「レトロなミシンの雰囲気に合わせて全体をブルーがかったトーンにしたかったので、『ホワイトバランス』から『電球』を選択して撮影。また、背景に庭のグリーンを入れ、爽やかなイメージに」。
「『クリエイティブモード』の『ソフト』を使い、『露出補正』を明るめに設定して、カラフルなお線香をパステルカラー風に撮りました。香炉の縁に反射している部分もかわいらしいムードに」
「ズームレンズを100mmの目盛り(望遠側)に合わせて、離れた場所からお寺の屋根の一部を狙いました。屋根の下に吊るされた風鐸は、近くで撮るとバラけて見えがちですが、ズームレンズを使うと距離感が変わり画面が締まります」。
「『クリエイティブモード』の『ミニチュア効果』を使って鎌倉の街と海を撮影。被写体の上と下が大きくぼける効果を利用して、画面の下と左右を木で囲み、トンネルから覗いているようなシーンに」。
「ズームレンズを100mmの目盛り(望遠側)に合わせ、花の一部にピントを合わせました。望遠側で撮ると花の周りをぼかしてくれるので、遠くの木漏れ日を入れて、画面全体を明るいトーンにしました」
持ち歩きに便利な超コンパクトで軽量なボディーに、使いやすい優れた機能を搭載したミラーレス一眼カメラ。シンプルな操作で高画質の美しい写真や、アート作品のような個性的な写真が撮れる。「Nikon 1 J3 小型10倍ズームキット」なら、1本のレンズで近くから遠くまで、いろんなシーンで撮影できるのも嬉しい。レンズもボディーと同じ色だからオシャレ。
いつもとは違う目線で撮ってみようと思い、絵画のような構図を考えてみました。「クリエイティブモード」の「ソフト」を使ったら幻想的なムードに。
いろいろなモードを試してみていちばん気に入ったのが、背景のぼかしを調整できる「絞り優先オート」を使ったこの1枚。先生のアドバイスのおかげです!
「今日はネコを撮りたい」と思っていたら偶然遭遇! 「クリエイティブモード」の「ミニチュア効果」を使って、都心とは違う鎌倉らしい雰囲気を出してみました。
「和み地蔵」とその周りにある多種類の木を撮ってみました。先生に教えてもらいながら「絞り優先オート」を使い「露出補正」で全体を明るめにしました。
四季折々の花木に彩られた極楽浄土を思わせる回遊式庭園、十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂、鎌倉の街や海が一望できる見晴台など、心穏やかな時間を過ごせる場所。約2500株のアジサイの群生も圧巻。
長谷寺のほど近くにある自然光が心地いいカフェ。いちごと自家製生クリームをたっぷり使った人気メニュー、プレミアムファンネルケーキ(1500円)はアメリカの定番おやつ。モチモチの食感とほどよい甘さがクセになりそう。
平安時代の武将・鎌倉権五郎景政公を祀った神社で、権五郎神社ともいわれる。眼病平癒、学業成就、必勝招来のご利益があるとか。静かな佇まいの神社のすぐ目の前を江ノ電が通り過ぎる光景は、鎌倉らしい風情がたっぷり。
古民家スタジオ・イシワタリ