みんなが持っている目の知識、ホントに正しい?
みんなの投稿コメントを先生がジャッジ!
疲れ目ケア編
みんなの疲れ目解消法、合ってる? 間違ってる?
今まで疲れ目に効くと思ってやっていた行為が実は間違いだったなんてことも・・・。真実を高林さんが判定!
肝油を食べる (セロリ 31歳)
肝油を食べる (セロリ 31歳)

ビタミンAのパワーで夜盲症を防ぎ、機能をUP
目が疲れやすい人にはおすすめな方法です。サメやタラなど、魚の肝臓から採れる油で作る肝油は、ビタミンAとビタミンDが豊富。そのうち、ビタミンAは目の健康を保つのに不可欠な栄養素。目の粘膜の機能を保つ働きや、夜盲症を防ぐ効果があると言われています。肝油以外でもビタミンAが豊富な食材は同様の効果が。例えば、トマトやニンジンを食べるのもおすすめです。
目薬を頻繁にさす (nina 33歳)
目薬を頻繁にさす (nina 33歳)

目薬の中の防腐剤や保存料が目に蓄積されダメージに
目薬はやたらとさせば目にいいというものではありません。目薬に防腐剤などが入っている場合、それが刺激となり、弱っている目にさらなるダメージを与えてしまうことも。説明書に書かれている定められた量や回数を守ることがまずは第一! もし、ドライアイなどの症状で頻繁に目薬をさしたい場合は、目に負担の少ないタイプの目薬を選ぶといいでしょう。保存料などが入っていない使い切りタイプが◎。
目を両手でこする (かもみーる 33歳)
目を両手でこする (かもみーる 33歳)

表面が乾燥して無防備な状態の眼球は少しの圧力で傷つくことも
ドライアイやドライアイを伴う疲れ目のときの眼球は、目を覆う涙のベールがないので、過敏な状態。軽い刺激を与えただけでもすぐに傷ついてしまいます。目が無防備な裸の状態なので、圧力をかけることももちろんNG。目をこすったり、押したりすると、最悪の場合、目に傷をつけてしまうことも。疲れ目だけを意識していても、ドライアイを伴っているケースがあるので、目の周辺のツボを押す程度にとどめましょう。
目がよくなる3Dの本を見る (たなともN 34歳)
目がよくなる3Dの本を見る (たなともN 34歳)

視力回復にはよくても、疲れ目には逆効果
3Dの本には、視野の調整力を高めたり、外眼筋をトレーニングする働きはあるかもしれませんが、疲れ目やドライアイの症状を軽減するのにはむしろ逆効果かも。目が疲れているときには、目を休め、リラックスさせるのがいちばん。ただ、目を閉じるだけでもいいですが、仕事中で難しい場合は、遠くを見るのがおすすめ。例えば、5m以上離れた場所を約20秒間見ると、目の筋肉がゆるまり、目を休めることができます。
温かいタオルをまぶたの上にしばらく置く (tomomin33 29歳)
温かいタオルをまぶたの上にしばらく置く (tomomin33 29歳)

目の周囲の血行をよくしシャキッとした瞳を取り戻す
パソコンワークなどで酷使した目の疲れをとるのに、手軽で効果が高い方法が蒸しタオルを目の上に置くこと。目の周りを温めることで、瞳が潤うのと同時に血行が促進して、ピント調節などに大切な目の機能が回復すると言われています。しかも、温熱効果で目の周りに溜まっていた老廃物が流れ出すので、目元のくすみやクマの悪化の予防にもつながります。蒸しタオルの代わりに、スチームアイピローなどを使うのもいいでしょう。
積極的にあくびをし、涙で潤す (きゃなえ 29歳)
積極的にあくびをし、涙で潤す (きゃなえ 29歳)

精神的なリラックスが目の疲れもとってくれる!
体は心とつながっているもの。目の疲労を回復するには、精神的なリラックスが必要です。あくびをしているときの体は、緊張がほぐれ、リラックスしている状態。そのため、あくびは、酷使した目の疲れをやわらげるお手軽な方法といえるでしょう。また、パソコン作業などで一点を注視しすぎると、目が長時間緊張状態にあり、乾きがちに。あくびで出る涙で、目を潤してくれるので、ドライアイを解消するのにも効果的。
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目のウワサ編
目についてのあのウワサ、ウソ? ホント?
誰もが一度は聞いたことがある目についてのウワサ。ウソかホントか正しい知識を知り、目のケア力をUP!
ナスやブルーベリーなど、紫色の食品は目にいい(ジルギル 32歳)
ナスやブルーベリーなど、紫色の食品は目にいい(ジルギル 32歳)

天然成分アントシアニンが網膜の働きをサポート
ナスやブルーベリーの紫色のもとはポリフェノールの一種であるアントシアニンという天然成分。アントシアニンには、目の網膜にある毛細血管を強化し、血液循環をよくする効果があると言われています。疲れ目の予防や視力回復の作用が期待できるので、目がかすんだり、疲れたときに積極的に食べるといいでしょう。その他の食品では、サツマイモやワイン、赤シソなどもおすすめ。定期的に食べれば視界がくっきりしてくるはず。
目も日焼けする (SNR 34歳)
目も日焼けする (SNR 34歳)

目が日焼けすると角膜炎に・・・。予防には大きなサングラスを
目は肌のように陽に当たって黒くなったりはしませんが、日焼けはします。紫外線を浴びることで、目が充血したり、乾燥したり、涙が止まらなくなったり・・・。これが目の日焼けの症状。いわゆる角膜炎が起きている状態です。市販の目薬ではあまり効果が期待できないので、症状が見られるときは眼科へ相談にいきましょう。紫外線の強い日は、横からの光も遮る顔の形に合ったフレームのサングラスをかけることがおすすめです。
目を冷やすと疲れ目が解消される (アイス 31歳)
目を冷やすと疲れ目が解消される (アイス 31歳)

目を冷やすより温めて、滞った疲労物質を外へ排出!
目を冷やすと、一瞬気分はリフレッシュするかもしれませんが、実は一般的な疲れ目の解消には効果がありません。疲れ目解消には温めるのが効果的です。疲れ目の状態は、目の周りの血液がドロドロしている状態。温めることで、その循環を促して疲労物質が排出されます。冷やすと血管が収縮して逆効果。炎症がある場合は別として、基本的に疲れ目は温めましょう。
40歳までは絶対に老眼にならない (あき 28歳)
40歳までは絶対に老眼にならない (あき 28歳)

個人差があり、早い人だと30代でも。「週末老眼化現象」にも要注意
老眼とは目の調整力の低下のこと。老化現象のひとつですが、早い人だと30代で老眼になるケースも。最近では、若い人たちの間で「週末老眼化現象」が出ている人も増えています。「週末老眼化現象」とは、週の後半になると、近くを見るとぼんやりするといった、老眼と同じ状態になり、週末に目を休めることで、もとに戻る症状です。パソコンワークで毎日のように目を酷使している人は近視だけでなくこのような状態にも気をつけて。
お湯やお茶などの湯気を目にあてるといい (キャメ 30歳)
お湯やお茶などの湯気を目にあてるといい (キャメ 30歳)

湯気で保湿&温めればカンタンに目が潤う!
乾きがちな目を保湿するのに湯気を利用するのはいい方法。湯のみやポットから出る蒸気を目にあてるのは、職場の環境などで加湿器を置けなかったり、頻繁に目薬をさせない人の応急処置としても効果的。目の周りを温めること自体、眼精疲労を鎮める働きがあるので、自宅でもシャワーではなく湯船に浸かり、全身を温めると同時に湯気を目にあてるのを習慣に。直接水やお湯で目を洗うのはやめましょう。
遠くを見る生活をしている人は視力がいい(こあらっこ 27歳)
遠くを見る生活をしている人は視力がいい(こあらっこ 27歳)

もともとの遺伝と生活習慣で視力のよしあしがほぼ確定
遠くを見ると、目の調節筋肉がゆるみ、目がリラックスします。逆に、近くのものを1日中見たり、パソコン画面などを注視し続けたりすると、目がずっと緊張状態に置かれ、疲れやすくなります。パソコン作業が多かったり、働きすぎと言われる現代人の生活では目が悪くなるのはあたりまえ。もちろん視力は遺伝の要素も大きいですが、遠くを見る生活をしている人はやはり目への負担が小さいため、視力がいい傾向にあります。
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疲れ目・ドライアイmemo | 目にいい2大栄養素をチェック!
1 アントシアニン
ブルーベリーなど、紫色の食品に含まれる色素。網膜にあるロドプシンの再合成を助け、視力の回復や、夜盲症・疲れ目の改善に効果的。
2 ビタミンE
ビタミンA、B、C、Eは目にいい栄養素。なかでもビタミンAは、目の粘膜を保護し、網膜を健康に保つ働きが。夜盲症の予防にも。
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