超豪華！歌舞伎座『壽初春大歌舞伎』鑑賞＆グリルランチ

憧れホテルの最上階レストランで
ダイナミック＆シンプルなグリル料理を

初春にふさわしい歌舞伎鑑賞の前に、憧れのホテル「ザ・ペニンシュラ東京」24階にあるステーキ＆グリル「Peter」へ。ロビー階より直通エレベーターで最上階へ到着すると、そこはカナダの著名デザインチーム、ヤブ・プッシェルバーグが手がけた、モダンで遊び心たっぷりの空間。こちらでは、皇居外苑の杜の向こうに新宿の摩天楼が広がる景色を望むテーブル席と、座り心地のいいシートでくつろげるラグジュアリーなソファ席をリザーブ。開放感にあふれたラグジュアリーな雰囲気のなかで、こだわりの食材で作りあげるステーキ＆グリル料理を味わって。メニューはUS産の牛リブアイをメインに、季節のフルーツが彩る前菜や、モミの木の蜂蜜パンナコッタとオレンジのスープなどのデザートと、ボリューム満点の全3皿。絶好のロケーションと美食に酔いしれたら、銀座の街中を歩いてウィンドーショッピングを楽しみながら、歌舞伎座まで向かってみては。 >>ザ・ペニンシュラ東京　「Peter」詳細

これぞまさに日本の伝統“ザ・歌舞伎”！
おなじみの3演目を豪華な役者陣が熱演

今回観劇するのは、『番町皿屋敷（ばんちょうさらやしき』『女暫（おんなしばらく）』『猿翁十種の内　黒塚（くろづか）』の3演目。『番町皿屋敷』は、有名な怪談『皿屋敷』をベースに近代の恋愛物語に仕立て替えた新歌舞伎。主人公の青山播磨を中村吉右衛門、その恋人お菊を芝雀が演じる。歌舞伎十八番の『暫』を女性で演じる『女暫』は、キリリとした美女の巴御前を坂東玉三郎が好演。花道で長い台詞を演じる“つらね”や、左足を大きく踏み出し、首を回すように振って目を見開いて静止する“元禄見得（げんろくみえ）”など、極めて難しい女形の芸が見どころだ。そして、昭和14年に二世市川猿之助により初演、猿翁十種のひとつとして上演を重ねている『猿翁十種の内　黒塚』は、市川猿之助が老女であり実は鬼女である役を、老女が鬼女であることを知ってしまう阿闍梨祐慶を中村勘九郎が勤める。それぞれの役者の魅力を堪能できる演目で、お正月ならではの初春歌舞伎を楽しんで。 >>『壽初春大歌舞伎』公式HP

※写真の料理およびメニューはあくまでも一例です。

【パン】バゲット　オリーブオイルと共に
【前菜】シーザーサラダ　クルトン　ベーコンと36ケ月熟成したパルメザンチーズ
【メイン】US産 牛リブアイ
【デザート】モミの木の蜂蜜パンナコッタとオレンジのスープ

>>料理の詳細

ストーリー性のある演目と細やかな仕草・・・
見どころ満載の舞台に最後まで目が離せない！

『番町皿屋敷』
旗本・青山播磨と恋仲にあったお菊は、播磨の縁談の噂を耳にし、播磨の心を試すために青山家伝来の家宝である皿をわざと割ってしまう。最初はお菊を許す播磨だったが、自分の心を試されたことが許せず、激怒。幸せに見えた2人の恋は、思いがけぬ展開で悲劇の幕を下ろす。
『女暫』
源平の合戦で功を立てた蒲冠者範頼は、轟坊震斎や女鯰若菜らとともに北野天満宮へ。そこで清水冠者義高たちが権勢を誇る範頼をたしなめるが、怒る範頼は義高たちの命を奪おうとする。そのとき「しばらく」と呼び止めたのが、巴御前。一方、範頼の仕丁たちが巴御前を取り囲むが、巴御前は大太刀でその首を刎ねた後、恥ずかしそうに引き上げていくのだった。
『猿翁十種の内　黒塚』
名僧・阿闍梨祐慶は諸国行脚の途中、奥州の安達原で岩手という老女に一夜の宿を求める。祐慶は老女に仏の教えを授け、心の憂いが晴れた岩手は閨の内を見ることを堅く禁じて薪を取りに出かける。しかし約束を破り閨の内を見たことを知ると豹変。ついに安達原の鬼女が本性を現す！

>>『壽初春大歌舞伎』公式HP