「ボッティチェリとルネサンス」展と憧れイタリアンランチ

フィレンツェをイメージしたデザートも！
名門「サバティーニ青山」で極上イタリアンを

青山通りに面した入り口から階段を降りれば、そこから優雅な午後のひとときがスタート。イタリアの職人が描いた絵画とともにアンティークな温もりに包まれる空間で、贅沢なランチを楽しんで。ローマに本店を持つ「サバティーニ青山」は、イタリア政府公認レストランの1号店として認定された由緒ある老舗レストラン。内装調度品はすべてイタリア製の非日常的な空間で、厳選食材と確かな腕が織りなす本場の料理に心を弾ませて。コースはじっくり熟成された燻製プロシュートの前菜から始まる、フレッシュ野菜たっぷりのエレガントな5皿。メインは、鮮魚または厳選黒毛和牛の炭火焼からセレクト。ラストは「ボッティチェリとルネサンス　フィレンツェの富と美」展の舞台となるフィレンツェ発祥の伝統スイーツ『ズコット』を。ボリュームたっぷり豪華なランチコースを心ゆくまで堪能しながら、優雅で贅沢だったルネサンス期にタイムスリップ！ >>「リストランテ・サバティーニ青山」

聖母子の穏やかな表情にうっとり。
横幅5メートルの≪受胎告知≫は圧巻！

贅沢なランチを満喫したら、気分はそのままに「ボッティチェリとルネサンス　フィレンツェの富と美」を鑑賞しにBunkamuraザ・ミュージアムへ。同展は、花の都フィレンツェの初期ルネサンス期で最も偉業をなした天才画家“ボッティチェリ”の名作全17点（工房作等を含む）が集結。独特の美しいラインで描かれたボッティチェリの作品はどれもかわいく、特に聖母子の穏やかな表情を観ていると、優しい気持ちになってくる。そして見逃せないのが、修道院に描かれた壁画、横幅5メートルもある圧巻の大作≪受胎告知≫。「マリア、あなたは身ごもって男の子を生むが、その子をイエスと名付けなさい」と告げる天使の凛々しくも真剣な表情、色使い、背景の細やかさ・・・。時間の経過を忘れて魅入ってしまいそうな作品だ。そのほか、ルネサンス期の繁栄に欠かせない経済活動を絵画だけでなく商人の仕事道具などから紹介し、芸術と経済の関係を紐解いてゆくユニークな試みも。華やかなイタリアの美の世界を五感で楽しんで。 >>「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」

※写真の料理およびメニューは一例です。

【前菜】パルマ産プロシュート　契約農家の旬鮮野菜を添えて
【スープ】こだわり野菜のミネストローネ
【パスタ】
（平日）2品より1品セレクト
（土日祝）茄子とパンチェッタ、オリーブのトマトソースで和えたスパゲッティ
【メイン】2品より1品セレクト
【ドルチェ】フィレンツェ発祥の伝統スイーツ『ズコット』
◆コーヒーまたは紅茶

食前酒1人1杯付き

>>料理の一例

国内史上最大規模！ルネサンスの寵児である
ボッティチェリの絵画から歴史をひもとく

ルネサンス期のフィレンツェを代表する天才画家サンドロ・ボッティチェリの名画とともに、その時代の変化を見つめる展覧会『ボッティチェリとルネサンス　フィレンツェの富と美』。渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて、6月28日（日）まで開催されている。同展では、ヨーロッパやアメリカなど世界各地から17点（工房作等を含む）のボッティチェリ作品が集結し、国内史上最大の規模に。ボッティチェリ最盛期の作品とされるウフィツィ美術館所蔵のフレスコ画≪受胎告知≫は、もともと修道院の壁画だったもので幅5mを超える大作。このほかにも、華やかなルネサンスの時代を彩った絵画を中心に、彫刻や版画、工芸品など約80点が展示され、その当時の時代背景を浮き彫りにしていく。フィレンツェ金融業の繁栄が生み出したルネサンスの寵児、ボッティチェリの数々の傑作を心ゆくまで堪能できるだけでなく、当時のイタリアの歴史も学べるから、美術ファンはもちろん、歴史好きの歴女やイタリア好きの人も楽しめそう。 >>「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」