「ウィーン少年合唱団」の創立は1498年。巨匠・トスカニーニが彼らのコーラスを評して「天使の歌声」と命名したことでも有名。10歳から14歳の約100名のメンバーは全員アウガルテン宮殿で生活し、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーという合唱団にゆかりのある作曲家の名がついた4つのグループに分かれて活動。日本公演では、宗教曲などのレパートリーのほか、日本国内で人気の楽曲を歌い、その清らかな声は多くの感動を呼び覚ましている。近年では「ひこうき雲(映画「風立ちぬ」主題歌)」「Let It Go(映画「アナと雪の女王」劇中挿入歌)」「手紙〜拝啓十五の君へ」「ウィ・アー・ザ・ワールド」などを披露。東日本大震災発生直後には、ウィーンにて史上初の全4グループ合同演奏によるチャリティ公演を行い、被災地支援を行った。その後も被災地復興を願い、復興支援ソング「花は咲く」を全国各地で歌い、日本中が感動に包まれた。今年は、初来日時のプログラムを意識したAプログラム「軌跡」と、未来への想いを込めたBプログラム「未来へ」を披露する。
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